お客様各位

お問い合わせやWEBでよく閲覧されている解析事例を定期的に紹介しています。

お久しぶりです。
JMAGユーザー会期間中お休みをしていた、今週のアプリケーションカタログをお届します。

昨日、JMAG-Designer Ver.20.0をリリースいたしました。
https://www.jmag-international.com/jp/products/jmag-designer/index_v200/
高精度評価を行うための大規模モデルもスムーズに解析が行え、最適化についてはパフォーマンスの向上や連成解析への対応により、多くのユーザー様にご利用いただけるようになりました。
コイルテンプレートの強化、効率マップ(速度優先モード)のAC銅損の考慮など、ぜひ、最新のJMAGをご利用ください。


275 – 加工歪の影響を考慮したIPMモータの鉄損解析

実際の製造では電磁鋼板をプレスで打ち抜く、積層し、かしめや溶接、ボルト締めなどで固定する、積層鉄心をフレームに圧入、焼き嵌めするといった工程を経ます。
これらの工程によって応力やひずみを生じ、理想的な状態と比べて鉄損が増加します。
JMAGでは、これら応力やひずみの影響を考慮した鉄損を計算することができます。
本日は、打ち抜き加工による加工歪を考慮したIPMモータの解析を行い、トルクや磁束密度、鉄損への影響を評価した事例をご紹介します。

加工歪による劣化の表現

加工歪による劣化は、切断面における劣化係数と、表面からの劣化分布関数で表現します。
図1に磁界依存性の透磁率劣化係数、図2に磁束密度依存性のヒステリシス損失補正係数を示します。

磁束密度、トルクへの影響

加工歪の有無による磁束密度の違いを図3、平均トルクの比較を図4に示します。
図3より、加工歪を考慮することで、コアの切断面付近の磁束密度が小さくなっていることが分かります。これは、加工によって透磁率が劣化しているためです。
図4より、加工歪による平均トルクへの影響は、1(%)程度であることが分かります。

鉄損への影響の結果紹介はこちら
モデルデータのダウンロードには、JMAGライセンスID(MSFXXXXX)が必要です。

JMAG中級・機能別 WEBセミナー 募集開始!

1~3月開催の「JMAG中級・機能別 WEBセミナー」の参加申し込みを開始しました。

本セミナーは、JMAGをご活用いただいている中級~熟練者の方を対象としています。
各機能の背景にある考え方を理解することで、よりよくJMAGを使いこなしていただけるようになります。

皆様のお申し込みをお待ちしております。

【開催日程】
 01/20 自動化・パラメトリック
 02/17 最適化
 02/24 結果分析
 03/17 マルチフィジックス(ソルバー)