GeomViewController クラス
ここでは、 GeomViewController クラスのコマンドを紹介します。
.
[詳解]
公開スロット | |
| void | Fit () |
| 画面サイズに対してモデルの表示サイズをフィットさせます(全体表示)。 | |
| void | Hiddenline () |
| 陰線表示にします。 [詳解] | |
| void | HideAllElement () |
| すべての要素を非表示にします。 | |
| void | HideSelectElement () |
| 選択アイテムの要素または、選択要素を非表示にします。 | |
| void | Iso () |
| 等角投影の表示に回転します。 | |
| void | Pan (double deltax, double deltay) |
| 画面の表示位置を動かします。 [詳解] | |
| void | Roll (double degree) |
| 画面の正面方向を固定した状態で、視点を回転します。 [詳解] | |
| void | Rotate (double degree_x, double degree_y) |
| 指定された角度分だけ、視点を回転します。 [詳解] | |
| void | SelectAtBoxDlg (double min_x, double min_y, double min_z, double max_x, double max_y, double max_z, bool vis_item=true, int filter=0) |
| 2つの点から矩形または直方体の範囲を指定して、その範囲に含まれる対象を選択します。 [詳解] | |
| void | SelectAtCircleDlg (double center_x, double center_y, double center_z, double center_axis_x, double center_axis_y, double center_axis_z, double x_axis_x, double x_axis_y, double x_axis_z, double outer, double inner, double start, double end, bool is_height, double top, double bottom, bool vis_item=true, int filter=0) |
| 円形(または、扇型、円筒)の範囲を指定して、その範囲に含まれる対象を選択します。 [詳解] | |
| void | SelectAtCoordinateDlg (double x, double y, double z, bool vis_item=true, int filter=0) |
| 座標を指定して、その位置に存在する対象を選択します。 [詳解] | |
| void | SelectByCirclePixelPos (int x1, int y1, int x2, int y2, int type) |
| ピクセル座標系を使って、円形選択します。 [詳解] | |
| void | SelectByCircleWorldPos (double x1, double y1, double z1, double x2, double y2, double z2, int type) |
| ワールド座標系の球をピクセル座標系に投影することによって得られた円を用いて、範囲選択をします。 [詳解] | |
| void | SelectByPolylinePixelPos (const String array &pos, int type) |
| ピクセル座標系を使って、多角形選択します。 [詳解] | |
| void | SelectByPolylineWorldPos (const String array &pos, int type) |
| ワールド座標系の多面体をピクセル座標系に投影することによって得られた形状を用いて、範囲選択をします。 [詳解] | |
| void | SelectByRectanglePixelPos (int x1, int y1, int x2, int y2, int type) |
| ピクセル座標系を使って、矩形選択します。 [詳解] | |
| void | SelectByRectangleWorldPos (double x1, double y1, double z1, double x2, double y2, double z2, int type) |
| ワールド座標系の直方体をピクセル座標系に投影することによって得られた形状を用いて、範囲選択をします。 [詳解] | |
| void | SelectPixelPos (int x, int y, int type) |
| ピクセル座標系を使って、座標指定で選択します。 [詳解] | |
| void | SelectWorldPos (double x, double y, double z, int type) |
| ワールド座標系の座標値をピクセル座標系に投影した際の座標値を用いて、座標指定で選択します。 [詳解] | |
| void | SetCamera (double pos_x, double pos_y, double pos_z, double tar_x, double tar_y, double tar_z, double up_x, double up_y, double up_z, double width, double height) |
| カメラ位置を指定します。 [詳解] | |
| void | SetDisplayTarget (Variant var) |
| 表示対象を指定します。 [詳解] | |
| void | SetExtendedSelection (bool status) |
| サーフェス選択を指定します。 [詳解] | |
| void | SetSelectionFilter (Variant var) |
| 選択フィルタを指定します。 [詳解] | |
| void | SetSelectionType (Variant var) |
| 選択タイプを指定します。 [詳解] | |
| void | SetSightThrough (bool status) |
| 透視選択を指定します。 [詳解] | |
| void | SetViewWindowSize (int width, int height) |
| アクティブウィンドウのサイズを指定します。 [詳解] | |
| void | Shaded () |
| シェーディング表示にします。 [詳解] | |
| void | ShowAllElement () |
| すべての要素を表示します。 | |
| void | ShowOnlySelectElement () |
| 選択アイテムの要素または、選択要素のみ表示をします。 | |
| void | Wireframe () |
| ワイヤフレーム表示にします。 [詳解] | |
| void | Xy () |
| XY面で表示します。 | |
| void | Xz () |
| XZ面で表示します。 | |
| void | Yx () |
| YX面で表示します。 | |
| void | Yz () |
| YZ面で表示します。 | |
| void | Zoom (double zoomfactor) |
| 画面表示を拡大・縮小します。 [詳解] | |
| void | Zx () |
| ZX面で表示します。 | |
| void | Zy () |
| ZY面で表示します。 | |
GeomViewController クラス
ここでは、 GeomViewController クラスのコマンドを紹介します。
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GeomViewController クラスには次の操作に対応したコマンドが含まれます。
一部のコマンドの説明として、次の座標系が用いられています。
|
slot |
陰線表示にします。
|
slot |
画面の表示位置を動かします。
| deltax | 横移動量 |
| deltay | 縦移動量 |
|
slot |
画面の正面方向を固定した状態で、視点を回転します。
| degree | 角度 |
|
slot |
指定された角度分だけ、視点を回転します。
| degree_x | X角 |
| degree_y | Y角 |
|
slot |
2つの点から矩形または直方体の範囲を指定して、その範囲に含まれる対象を選択します。
| min_x | 矩形選択の第1点 X座標 |
| min_y | 矩形選択の第1点 Y座標 |
| min_z | 矩形選択の第1点 Z座標 |
| max_x | 矩形選択の第2点 X座標 |
| max_y | 矩形選択の第2点 Y座標 |
| max_z | 矩形選択の第2点 Z座標 |
| vis_item | True=on : 表示された対象のみ選択する
False=off : 表示/非表示にかかわらず、対象を選択する
|
| filter | 選択する形状の種類
0 = NO_FILTER:フィルタを使用しない(すべてが選択対象になります) ※ デフォルト
1 = VERTEX:点
2 = EDGE: エッジ、基準線
4 = FACE:面
8 = LUMP:部品
16 = REGION_VERTEX :領域点
32 = REGION_EDGE:領域エッジ
64 = REGION :領域
128 = PLANE:基準平面
256 = POINT:基準点
|
選択対象は、形状エディタのモデル表示画面の表示範囲内に位置している必要があります。
選択対象がモデル表示画面の表示範囲外に位置している場合は、選択する前に GeomViewController クラスの Fit コマンドでモデル表示画面の表示範囲に選択対象を入れてください。
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slot |
円形(または、扇型、円筒)の範囲を指定して、その範囲に含まれる対象を選択します。
| center_x | 中心点のX座標 |
| center_y | 中心点のY座標 |
| center_z | 中心点のZ座標 |
| center_axis_x | 中心軸のX成分 |
| center_axis_y | 中心軸のY成分 |
| center_axis_z | 中心軸のZ成分 |
| x_axis_x | X軸のX成分 |
| x_axis_y | X軸のY成分 |
| x_axis_z | X軸のZ成分 |
| outer | 半径外側 |
| inner | 半径内側 |
| start | 開始角度 |
| end | 終了角度 |
| is_height | True=on : 高さを指定する
False=off : 高さを指定しない
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| top | 上面 |
| bottom | 下面 |
| vis_item | True=on : 表示された対象のみ選択する
False=off : 表示/非表示にかかわらず、対象を選択する
|
| filter | 選択する形状の種類
0 = NO_FILTER:フィルタを使用しない(すべてが選択対象になります) ※ デフォルト
1 = VERTEX:点
2 = EDGE: エッジ、基準線
4 = FACE:面
8 = LUMP:部品
16 = REGION_VERTEX :領域点
32 = REGION_EDGE:領域エッジ
64 = REGION :領域
128 = PLANE:基準平面
256 = POINT:基準点
|
選択対象は、形状エディタのモデル表示画面の表示範囲内に位置している必要があります。
選択対象がモデル表示画面の表示範囲外に位置している場合は、選択する前に GeomViewController クラスの Fit コマンドでモデル表示画面の表示範囲に選択対象を入れてください。
|
slot |
座標を指定して、その位置に存在する対象を選択します。
| x | 選択対象のX座標 |
| y | 選択対象のY座標 |
| z | 選択対象のZ座標 |
| vis_item | True=on : 表示された対象のみ選択する
False=off : 表示/非表示にかかわらず、対象を選択する
|
| filter | 選択する形状の種類
0 = NO_FILTER:フィルタを使用しない(すべてが選択対象になります) ※ デフォルト
1 = VERTEX:点
2 = EDGE: エッジ、基準線
4 = FACE:面
8 = LUMP:部品
16 = REGION_VERTEX :領域点
32 = REGION_EDGE:領域エッジ
64 = REGION :領域
128 = PLANE:基準平面
256 = POINT:基準点
|
filter は、選択対象を形状選択 に設定している場合に有効です。
filter では、定数の和も指定できます(選択する形状の種類を複数有効にできます)。
このコマンドは[座標指定選択]ダイアログを元に作成されていますが、[座標指定選択]ダイアログには filter と同等の機能は存在しません。
選択対象は、形状エディタのモデル表示画面の表示範囲内に位置している必要があります。
選択対象がモデル表示画面の表示範囲外に位置している場合は、選択する前に GeomViewController クラスの Fit コマンドでモデル表示画面の表示範囲に選択対象を入れてください。
|
slot |
ピクセル座標系を使って、円形選択します。
| x1 | 円の第1点(円の中心点)X座標 |
| y1 | 円の第1点(円の中心点)Y座標 |
| x2 | 円の第2点(円周上の1点)X座標 |
| y2 | 円の第2点(円周上の1点)Y座標 |
| type | 0x01:Shift
0x02:Control
0x03:Shift&Control
|
このコマンドを実行する前に、形状エディタのウィンドウを表示しておく必要があります。
Typeはキーボードキーを使った操作の種類になります。
選択対象は、形状エディタのモデル表示画面の表示範囲内に位置している必要があります。
選択対象がモデル表示画面の表示範囲外に位置している場合は、選択する前に GeomViewController クラスの Fit コマンドでモデル表示画面の表示範囲に選択対象を入れてください。
|
slot |
ワールド座標系の球をピクセル座標系に投影することによって得られた円を用いて、範囲選択をします。
| x1 | 球体の第1点(球の中心点) X座標 |
| y1 | 球体の第1点(球の中心点) Y座標 |
| z1 | 球体の第1点(球の中心点) Z座標 |
| x2 | 球体の第2点(球面上の1点) X座標 |
| y2 | 球体の第2点(球面上の1点) Y座標 |
| z2 | 球体の第2点(球面上の1点) Z座標 |
| type | 0x01:Shift
0x02:Control
0x03:Shift&Control
|
このコマンドを実行する前に、形状エディタのウィンドウを表示しておく必要があります。
Typeはキーボードキーを使った操作の種類になります。
選択対象は、形状エディタのモデル表示画面の表示範囲内に位置している必要があります。
選択対象がモデル表示画面の表示範囲外に位置している場合は、選択する前に GeomViewController クラスの Fit コマンドでモデル表示画面の表示範囲に選択対象を入れてください。
|
slot |
ピクセル座標系を使って、多角形選択します。
| pos | 多角形の頂点座標(x, y)のテーブル(2列の配列) |
| type | 0x01:Shift
0x02:Control
0x03:Shift&Control
|
このコマンドを実行する前に、形状エディタのウィンドウを表示しておく必要があります。
Typeはキーボードキーを使った操作の種類になります。
選択対象は、形状エディタのモデル表示画面の表示範囲内に位置している必要があります。
選択対象がモデル表示画面の表示範囲外に位置している場合は、選択する前に GeomViewController クラスの Fit コマンドでモデル表示画面の表示範囲に選択対象を入れてください。
|
slot |
ワールド座標系の多面体をピクセル座標系に投影することによって得られた形状を用いて、範囲選択をします。
| pos | 多角形の頂点座標(x, y, z)のテーブル(3列の配列) |
| type | 0x01:Shift
0x02:Control
0x03:Shift&Control
|
このコマンドを実行する前に、形状エディタのウィンドウを表示しておく必要があります。
Typeはキーボードキーを使った操作の種類になります。
|
slot |
ピクセル座標系を使って、矩形選択します。
| x1 | 矩形選択の第1点 X座標 |
| y1 | 矩形選択の第1点 Y座標 |
| x2 | 矩形選択の第2点(第1点の 対角線上)X座標 |
| y2 | 矩形選択の第2点(第1点の 対角線上)Y座標 |
| type | 0x01:Shift
0x02:Control
0x03:Shift&Control
|
このコマンドを実行する前に、形状エディタのウィンドウを表示しておく必要があります。
Type はキーボードキーを使った操作の種類になります。
選択対象は、形状エディタのモデル表示画面の表示範囲内に位置している必要があります。
選択対象がモデル表示画面の表示範囲外に位置している場合は、選択する前に GeomViewController クラスの Fit コマンドでモデル表示画面の表示範囲に選択対象を入れてください。
|
slot |
ワールド座標系の直方体をピクセル座標系に投影することによって得られた形状を用いて、範囲選択をします。
| x1 | 直方体の第1点 X座標 |
| y1 | 直方体の第1点 Y座標 |
| z1 | 直方体の第1点 Z座標 |
| x2 | 直方体の第2点 X座標 |
| y2 | 直方体の第2点 Y座標 |
| z2 | 直方体の第2点 Z座標 |
| type | 0x01:Shift
0x02:Control
0x03:Shift&Control
|
このコマンドを実行する前に、形状エディタのウィンドウを表示しておく必要があります。
Type はキーボードキーを使った操作の種類になります。
選択対象は、形状エディタのモデル表示画面の表示範囲内に位置している必要があります。
選択対象がモデル表示画面の表示範囲外に位置している場合は、選択する前に GeomViewController クラスの Fit コマンドでモデル表示画面の表示範囲に選択対象を入れてください。
|
slot |
ピクセル座標系を使って、座標指定で選択します。
| x | 選択対象のX座標 |
| y | 選択対象のY座標 |
| type | 0x01:Shift
0x02:Control
0x03:Shift&Control
|
このコマンドを実行する前に、形状エディタのウィンドウを表示しておく必要があります。
Type はキーボードキーを使った操作の種類になります。
選択対象は、形状エディタのモデル表示画面の表示範囲内に位置している必要があります。
選択対象がモデル表示画面の表示範囲外に位置している場合は、選択する前に GeomViewController クラスの Fit コマンドでモデル表示画面の表示範囲に選択対象を入れてください。
|
slot |
ワールド座標系の座標値をピクセル座標系に投影した際の座標値を用いて、座標指定で選択します。
| x | 選択対象のX座標 |
| y | 選択対象のY座標 |
| z | 選択対象のZ座標 |
| type | 0x01:Shift
0x02:Control
0x03:Shift&Control
|
このコマンドを実行する前に、形状エディタのウィンドウを表示しておく必要があります。
Typeはキーボードキーを使った操作の種類になります。
選択対象は、形状エディタのモデル表示画面の表示範囲内に位置している必要があります。
選択対象がモデル表示画面の表示範囲外に位置している場合は、選択する前に GeomViewController クラスの Fit コマンドでモデル表示画面の表示範囲に選択対象を入れてください。
|
slot |
カメラ位置を指定します。
| pos_x | カメラ位置 X座標 |
| pos_y | カメラ位置 Y座標 |
| pos_z | カメラ位置 Z座標 |
| tar_x | 撮影対象 X座標 |
| tar_y | 撮影対象 Y座標 |
| tar_z | 撮影対象 Z座標 |
| up_x | 撮影範囲の上方向 X成分 |
| up_y | 撮影範囲の上方向 Y成分 |
| up_z | 撮影範囲の上方向 Z成分 |
| width | 撮影範囲の幅 |
| height | 撮影範囲の高さ |
|
slot |
表示対象を指定します。
| var | Solid : 0x01
Mesh : 0x02
MeshOutline : 0x06
SolidMesh : 0x03
|
|
slot |
サーフェス選択を指定します。
| status | True : サーフェス選択をオンにします
False : サーフェス選択をオフにします
|
|
slot |
選択フィルタを指定します。
| var | 0x03 = BasicGeometry : 基本図形選択フィルタ
0x04 = Constraint : 拘束選択フィルタ
0x08 = Region : 領域選択フィルタ
|
varでは、定数の和も指定できます(フィルタの種類を複数有効にできます)。
例: [基本図形選択フィルタ](3)と[領域選択フィルタ](8)を有効
|
slot |
選択タイプを指定します。
| var | Solid : 0
Element : 1
ElementFace : 2
ElementEdge : 3
Node : 4
MeshBlock : 5
|
|
slot |
透視選択を指定します。
| status | True=on : 透視をオンにします
False=off : 透視をオフにします
|
|
slot |
アクティブウィンドウのサイズを指定します。
| width | 幅 |
| height | 高さ |
このコマンドを実行する前に、形状エディタのウィンドウを開いてください。
|
slot |
シェーディング表示にします。
シェーディング表示の例図については こちら を参照してください。
|
slot |
ワイヤフレーム表示にします。
ワイヤフレーム表示の例図については、 こちら を参照してください。
|
slot |
画面表示を拡大・縮小します。
| zoomfactor | 画面表示を拡大・縮小します。 |