CurrentResult クラスは現スタディの現ケースの結果を管理します。
. [詳解]

公開メンバ関数
Variant	GetResponseData (String &name)
	応答値計算におけるすべての変数の値を取得します。 [詳解]

double	GetResponseVariable (String &name)
	応答値の変数の値を取得します。 [詳解]

String	GetResultFileName ()
	結果ファイル名(.jplot, .plot)を取得します。 [詳解]

DataSet *	GetTableDataSet (String &name)
	名前を指定して、DataSet オブジェクトを取得します。 [詳解]

double	GetValue (String &name)
	GetVariableValueで取得できない変数の値を取得します。 [詳解]

double	GetVariableValue (String &name)
	変数の値を取得します。 [詳解]

bool	IsValid ()
	オブジェクトが有効であるとき、戻り値として True を取得します。 [詳解]

詳解

CurrentResult クラスは現スタディの現ケースの結果を管理します。
.

このクラスのオブジェクトを取得する例:

app.GetCurrentResult()

関数詳解

Variant CurrentResult::GetResponseData ( String & name )

応答値計算におけるすべての変数の値を取得します。

引数

name 応答変数の名前

戻り値: 値の一覧

double CurrentResult::GetResponseVariable ( String & name )

応答値の変数の値を取得します。

引数

name 応答変数の名前

戻り値: 変数の値

String CurrentResult::GetResultFileName ( )

結果ファイル名(*.jplot, *.plot)を取得します。

注意: 複数の結果ファイルが出力される場合は、そのスタディやケースの直接の結果ファイルの名前が出力されます。
たとえば、複数断面条件を設定した磁界解析スタディの場合、直接の結果ファイル"Designer.jplot"のほかに、"Designer_slice_1.jplot"や"Designer_slice_2.jplot"などの従属する結果ファイルが出力されます。しかし、ここで取得される直接の結果ファイルは"Designer.jplot"となります。

戻り値: 結果ファイルのファイルパス

DataSet * CurrentResult::GetTableDataSet ( String & name )

名前を指定して、DataSet オブジェクトを取得します。

引数

name データセットの名前

戻り値: DataSet オブジェクト

引数として指定可能な物理量については、テーブルに表示する物理量を指定するものを参照してください。

double CurrentResult::GetValue ( String & name )

GetVariableValueで取得できない変数の値を取得します。

引数

name

変数の名前

Winding$N@Resistor : N番目の巻線設定の相抵抗名
Winding$N@Turns：N番目の巻線設定の巻数 
Winding$N@WireDiameter：N番目の巻線設定の素線径（丸線）
Winding$N@WireWidth：N番目の巻線設定の素線幅（角線）
Winding$N@WireHeight：N番目の巻線設定の素線高さ（角線）
Winding$N@FillFactor：N番目の巻線設定のスロット占積率 
Winding$N@Layers：N番目の巻線設定の層数 
Winding$N@InsulationThickness：N番目の巻線設定の絶縁層の厚み
Winding@ParallelNumber：N番目の巻線設定の並列数

戻り値: 変数の値

以下は使用例です。この例では、スタディがもつ2番目の巻線設定の相抵抗が取得されます。

resistor = currentResult.GetValue("Winding2@Resistor")

double CurrentResult::GetVariableValue ( String & name )

変数の値を取得します。

引数

name 変数の名前

戻り値: 値

bool CurrentResult::IsValid ( )

オブジェクトが有効であるとき、戻り値として True を取得します。

戻り値: CurrentResult オブジェクトの有効・無効

公開メンバ関数

詳解

関数詳解