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DataSet クラス

DataSet クラスは
データセット(点列)の設定や操作に使用します。
DataManager クラスの他、 CalculationDefinitionProbeDefinitionSectionGraphStudy クラスのグラフデータとして呼び出すことができます。
. [詳解]

公開メンバ関数

int GetCols ()
 データセット中の列の数を、整数で取得します。 [詳解]
 
Variant GetColumn (int i)
 データの列を指定して、内容のリストを点列で取得します。 [詳解]
 
String GetColumnName (int i)
 列の名称を、文字列で取得します。 [詳解]
 
Variant GetCrossPoints (String &constantComponent, double ref, int col)
 指定したグラフラインと参照直線との全交点の値を点列で取得します。 [詳解]
 
double GetCrossPointValue (String &constantComponent, double ref, int col, int i)
 指定したグラフラインと参照直線との交点の値を実数で取得します。 [詳解]
 
String GetGroupName ()
 データセットのグループの名称を文字列で取得します。 [詳解]
 
String GetName ()
 データセットの名称を文字列で取得します。 [詳解]
 
Variant GetRange (int x1, int y1, int x2, int y2)
 データセット中の指定した範囲の値のリストを、点列で取得します。 [詳解]
 
int GetRows ()
 データセット中の行の数を、整数で取得します。 [詳解]
 
double GetValue (int i, int j)
 セル(i,j)の値を、実数で取得します。 [詳解]
 
int GetViewOrder ()
 データセット表示用の順番を取得します。 [詳解]
 
String GetXAxisTitle ()
 X軸のタイトルを取得します。 [詳解]
 
String GetXAxisUnit ()
 X軸の単位を取得します。 [詳解]
 
String GetYAxisTitle ()
 Y軸のタイトルを取得します。 [詳解]
 
String GetYAxisUnit ()
 Y軸の単位を取得します。 [詳解]
 
virtual bool IsValid ()
 オブジェクトが有効であるとき、戻り値として True を取得します。 [詳解]
 
int NumCrossPoints (String &constantComponent, double ref, int col)
 指定されたラインと参照直線との交点の数を取得します。 [詳解]
 
void ReadFromFile (String &filename)
 点列ファイル(*.csv, *.txt, *.pa)をインポートします。 [詳解]
 
bool SaveGraphImage (String &filename, int width, int height)
 サイズを指定してグラフイメージを保存します。 [詳解]
 
void SetColumn (int col, String array &list)
 列を指定して、ベクトルを設定します。 [詳解]
 
void SetColumnUnit (int col, String &unitname)
 点列データの指定した列の各値に対して、任意の単位を適用します。 [詳解]
 
void SetName (String &name)
 データセットの名称を設定します。 [詳解]
 
void SetTable (String array &mat)
 データセットに多次元配列の点列を設定します。 [詳解]
 
void SetValue (int i, int j, double value)
 セル(i,j)を指定して、値を設定します。 [詳解]
 
void SetViewOrder (int order)
 データセット表示用の順番を設定します。 [詳解]
 
void WriteColumn (String &filename, Variant &val)
 X軸と指定したラインのデータをファイルに書き出します。 [詳解]
 
void WriteTable (String &filename)
 データをファイルに書き出します。 [詳解]
 

詳解

DataSet クラスは
データセット(点列)の設定や操作に使用します。
DataManager クラスの他、 CalculationDefinitionProbeDefinitionSectionGraphStudy クラスのグラフデータとして呼び出すことができます。
.

このクラスのオブジェクトを取得する例:

app.GetDataManager().GetDataSet(0)

関数詳解

int DataSet::GetCols ( )

データセット中の列の数を、整数で取得します。

戻り値
データセット中の列の数

列番号はグラフのラインの番号に相当します。番号はゼロから数えます。

Variant DataSet::GetColumn ( int  i)

データの列を指定して、内容のリストを点列で取得します。

引数
i列番号
戻り値
指定した列の値
String DataSet::GetColumnName ( int  i)

列の名称を、文字列で取得します。

引数
i列番号
戻り値
データセット中の列の名称
Variant DataSet::GetCrossPoints ( String &  constantComponent,
double  ref,
int  col 
)

指定したグラフラインと参照直線との全交点の値を点列で取得します。

たとえば、参照直線の軸がXの場合、全交点のY座標の値を取得します。

引数
constantComponent参照直線を設定した軸
X もしくは Y
ref参照直線の値
col列番号(ライン番号)
戻り値
全交点の値
double DataSet::GetCrossPointValue ( String &  constantComponent,
double  ref,
int  col,
int  i 
)

指定したグラフラインと参照直線との交点の値を実数で取得します。

たとえば、参照直線の軸がXの場合、交点のY座標の値を取得します。

引数
constantComponent参照直線を設定した軸
X もしくは Y
ref参照直線の値
col列番号(ライン番号)
i交点番号。 列番号はゼロから数えますが、交点番号は1から数えます。
戻り値
交点の値
String DataSet::GetGroupName ( )

データセットのグループの名称を文字列で取得します。

戻り値
データセットグループ
String DataSet::GetName ( )

データセットの名称を文字列で取得します。

戻り値
データセットの名
Variant DataSet::GetRange ( int  x1,
int  y1,
int  x2,
int  y2 
)

データセット中の指定した範囲の値のリストを、点列で取得します。

引数
x1始点の横位置
y1始点の縦位置
x2終点の横位置
y2終点の縦位置
戻り値
指定した範囲の値のリスト
int DataSet::GetRows ( )

データセット中の行の数を、整数で取得します。

戻り値
データセット中の行の数

行の番号はゼロから数えます。

double DataSet::GetValue ( int  i,
int  j 
)

セル(i,j)の値を、実数で取得します。

引数
i行番号
j列番号
戻り値
指定したセルの値
int DataSet::GetViewOrder ( )

データセット表示用の順番を取得します。

戻り値
表示用の順番
String DataSet::GetXAxisTitle ( )

X軸のタイトルを取得します。

戻り値
X軸のタイトル
String DataSet::GetXAxisUnit ( )

X軸の単位を取得します。

戻り値
X軸の単位
String DataSet::GetYAxisTitle ( )

Y軸のタイトルを取得します。

戻り値
Y軸のタイトル
String DataSet::GetYAxisUnit ( )

Y軸の単位を取得します。

戻り値
Y軸の単位
bool DataSet::IsValid ( )
virtual

オブジェクトが有効であるとき、戻り値として True を取得します。

戻り値
DataSet オブジェクトの有効・無効
int DataSet::NumCrossPoints ( String &  constantComponent,
double  ref,
int  col 
)

指定されたラインと参照直線との交点の数を取得します。

引数
constantComponent参照直線を設定した軸
X もしくは Y
ref参照直線の値
col列番号(ライン番号)
戻り値
交点の値

列番号はグラフのラインの番号に相当します。番号はゼロから数えます。

void DataSet::ReadFromFile ( String &  filename)

点列ファイル(*.csv, *.txt, *.pa)をインポートします。

引数
filename点列ファイルのパス(*.csv, *.txt, *.pa)
bool DataSet::SaveGraphImage ( String &  filename,
int  width,
int  height 
)

サイズを指定してグラフイメージを保存します。

引数
filename保存ファイルのパス (jpeg, png, bmp, svg)
width出力画像の幅 (pixel)
height出力画像の高さ (height)
戻り値
保存に成功したか否か
void DataSet::SetColumn ( int  col,
String array &  list 
)

列を指定して、ベクトルを設定します。

引数
col列番号
list値のリスト
void DataSet::SetColumnUnit ( int  col,
String &  unitname 
)

点列データの指定した列の各値に対して、任意の単位を適用します。

引数
col列番号
unitname単位名

このコマンドは、点列データに対して使用します。
以下は使用例です。スイッチ素子の移動量依存性点列(Intensityvsposition)で、移動量の単位として mm を適用しています。

Call app.GetDataManager().CreatePointArray("Intensityvsposition")
Call app.GetDataManager().GetDataSet(0).SetName("untitled")
ReDim refarray(2,1)
refarray(0,0) = 11
refarray(0,1) = 1
refarray(1,0) = 22
refarray(1,1) = 1
refarray(2,0) = 33
refarray(2,1) = 1
Call app.GetDataManager().GetDataSet(0).SetTable(refarray)
Call app.GetDataManager().GetDataSet(0).SetColumnUnit(0, "mm")
void DataSet::SetName ( String &  name)

データセットの名称を設定します。

引数
nameデータセットの名称
void DataSet::SetTable ( String array &  mat)

データセットに多次元配列の点列を設定します。

引数
mat点列 (多次元配列)
void DataSet::SetValue ( int  i,
int  j,
double  value 
)

セル(i,j)を指定して、値を設定します。

引数
i行番号
j列番号
valueセルの値
void DataSet::SetViewOrder ( int  order)

データセット表示用の順番を設定します。

引数
表示用の順番
void DataSet::WriteColumn ( String &  filename,
Variant &  val 
)

X軸と指定したラインのデータをファイルに書き出します。

引数
filenameファイルのパス
valラインの名称またはインデックス

指定した拡張子によって、出力されるファイルのフォーマットが異なります。

  • ***.txt → テキストファイル (タブ区切り)
  • ***.csv → CSVファイル (カンマ区切り)
  • ***.htm または ***.html → HTMLファイル
  • 拡張子を指定しない → テキストファイル (タブ区切り)
void DataSet::WriteTable ( String &  filename)

データをファイルに書き出します。

引数
filenameファイルのパス

指定した拡張子によって、出力されるファイルのフォーマットが異なります。

  • ***.txt → テキストファイル (タブ区切り)
  • ***.csv → CSVファイル (カンマ区切り)
  • ***.htm または ***.html → HTMLファイル
  • 拡張子を指定しない → テキストファイル (タブ区切り)