ResultTableData クラス

ResultTableData クラスは 結果テーブルの各テーブル値の操作に使用します。
ResultTable クラスから呼び出すことができます。
. [詳解]

公開メンバ関数
double	GetAngle (int row)
	回転運動するモデルの場合に、指定された行の角度の値を実数で取得します。 [詳解]
String	GetAngleUnit ()
	回転運動するモデルの場合に、角度の単位を文字列で取得します。 [詳解]
String	GetColName (int col)
	列の名称を文字列で取得します。 [詳解]
int	GetCols ()
	結果テーブル中の列の数を、整数で取得します。 [詳解]
String	GetComponent ()
	成分（x、y、z）や複素数（実部、虚部）の名称を、文字列で取得します。 [詳解]
double	GetDistance (int row)
	並進運動するモデルの場合に、指定された行の距離の値を実数で取得します。 [詳解]
String	GetDistanceUnit ()
	並進運動するモデルの場合に、距離の単位を文字列で取得します。 [詳解]
String	GetName ()
	結果テーブルの名称を文字列で取得します。 [詳解]
String	GetRowName (int row)
	行の名称を文字列で取得します。 [詳解]
int	GetRows ()
	結果テーブル中の行の数を、整数で取得します。 [詳解]
int	GetStep (int row)
	指定された行のステップ数を実数で取得します。 [詳解]
double	GetTime (int row)
	指定された行の時刻の値を実数で取得します。 [詳解]
String	GetTimeUnit ()
	時刻の単位を文字列で取得します。 [詳解]
double	GetValue (int row, Variant &val)
	指定されたセルの値を、実数で取得します。列は、名称またはインデックスで指定します。 [詳解]
String	GetValueUnit ()
	物理量の単位を文字列で取得します。 [詳解]
bool	IsValid ()
	オブジェクトが有効であるとき、戻り値として True を取得します。 [詳解]
bool	IsValidStep (int step)
	指定のステップ数が有効かどうかを取得します。 [詳解]
void	SetComponent (String &name)
	結果の成分（x、y、z）や複素数（実部、虚部）を設定します。 [詳解]
void	WriteAllComponents (String &filename, String &type, int step)
	指定されたステップ番号のデータの全成分を、ファイルに書き出します。 [詳解]
void	WriteSingleStep (String &filename, String &type, int step)
	指定されたステップ番号のデータを、ファイルに書き出します。 [詳解]
void	WriteSummary (String &filename, String &summarytype, int fromstep, int tostep)
	集計した結果テーブルデータをすべてファイルに書き出します。 [詳解]
void	WriteTable (String &filename, String &type)
	データをファイルに書き出します。 [詳解]

詳解

ResultTableData クラスは 結果テーブルの各テーブル値の操作に使用します。
ResultTable クラスから呼び出すことができます。
.

このクラスのオブジェクトを作成する例:

app.GetModel(0).GetStudy(0).GetResultTable().GetData(0)

関数詳解

double ResultTableData::GetAngle

(

int

row

)

回転運動するモデルの場合に、指定された行の角度の値を実数で取得します。

引数

row

行番号

戻り値

結果テーブルの行の角度

String ResultTableData::GetAngleUnit

(

)

回転運動するモデルの場合に、角度の単位を文字列で取得します。

戻り値

角度の単位

String ResultTableData::GetColName

(

int

col

)

列の名称を文字列で取得します。

引数

col

列番号

戻り値

結果テーブルの列の名称

int ResultTableData::GetCols

(

)

結果テーブル中の列の数を、整数で取得します。

戻り値

結果テーブルの列の数

周波数応答解析の結果テーブルの場合、実部と虚部の組み合わせを1列とカウントします。

String ResultTableData::GetComponent

(

)

成分（x、y、z）や複素数（実部、虚部）の名称を、文字列で取得します。

戻り値

成分や複素数名
x ： x成分
y ： y成分
z ： z成分
Real ： 実部
Imaginary ： 虚部

double ResultTableData::GetDistance

(

int

row

)

並進運動するモデルの場合に、指定された行の距離の値を実数で取得します。

引数

row

行番号

戻り値

距離

String ResultTableData::GetDistanceUnit

(

)

並進運動するモデルの場合に、距離の単位を文字列で取得します。

戻り値

距離の単位

String ResultTableData::GetName

(

)

結果テーブルの名称を文字列で取得します。

戻り値

結果テーブルの名称

String ResultTableData::GetRowName

(

int

row

)

行の名称を文字列で取得します。

引数

row

行番号

戻り値

結果テーブルの行の名称

int ResultTableData::GetRows

(

)

結果テーブル中の行の数を、整数で取得します。

戻り値

結果テーブルの行の数

静解析の結果テーブルの場合、全パートを展開した状態での行数が取得されます。たとえば、下図の右図と左図は同じテーブルですが、取得されるのは右図での行数です。

int ResultTableData::GetStep

(

int

row

)

指定された行のステップ数を実数で取得します。

引数

row

行番号

戻り値

結果テーブルの行のステップ数

double ResultTableData::GetTime

(

int

row

)

指定された行の時刻の値を実数で取得します。

引数

row

行番号

戻り値

結果テーブルの行の時刻

String ResultTableData::GetTimeUnit

(

)

時刻の単位を文字列で取得します。

戻り値

時刻の単位

double ResultTableData::GetValue	(	int	row,
		Variant &	val
	)

指定されたセルの値を、実数で取得します。列は、名称またはインデックスで指定します。

引数

row	行番号
val	列の名称またはインデックス

戻り値

セルの値

String ResultTableData::GetValueUnit

(

)

物理量の単位を文字列で取得します。

戻り値

物理量の単位

bool ResultTableData::IsValid

(

)

オブジェクトが有効であるとき、戻り値として True を取得します。

戻り値

ResultTableData オブジェクトの有効・無効

bool ResultTableData::IsValidStep

(

int

step

)

指定のステップ数が有効かどうかを取得します。

引数

step

ステップ数

戻り値

有効かどうか

void ResultTableData::SetComponent

(

String &

name

)

結果の成分（x、y、z）や複素数（実部、虚部）を設定します。

引数

name	成分や複素数名 x ： x成分 y ： y成分 z ： z成分 Real ： 実部 Imaginary ： 虚部

この関数は、Set関数などで定義されているオブジェクト（ここではテーブルのこと）に対して効果があります。
この関数の前に、対象となるテーブルを Set 関数などで定義してください。
ResultTable::SetXYZComponent の例を参照してください。

void ResultTableData::WriteAllComponents	(	String &	filename,
		String &	type,
		int	step
	)

指定されたステップ番号のデータの全成分を、ファイルに書き出します。

引数

filename	ファイルのパス
type	X軸タイプ Time : 時間 Frequency : 周波数 Angle : 角度 Distance（またはDist） : 距離 Step : ステップ
step	ステップ番号

void ResultTableData::WriteSingleStep	(	String &	filename,
		String &	type,
		int	step
	)

指定されたステップ番号のデータを、ファイルに書き出します。

引数

filename	ファイルのパス
type	X軸タイプ Time : 時間 Frequency : 周波数 Angle : 角度 Distance（またはDist） : 距離 Step : ステップ
step	ステップ番号

void ResultTableData::WriteSummary	(	String &	filename,
		String &	summarytype,
		int	fromstep,
		int	tostep
	)

集計した結果テーブルデータをすべてファイルに書き出します。

引数

filename	出力先ファイル名
summarytype	集計方法 Average ： 平均値 RMS ： 実効値 Maximum ： 最大値 Minimum ： 最小値 Sum ： 合計
fromstep	開始ステップ数
tostep	終了ステップ数

void ResultTableData::WriteTable	(	String &	filename,
		String &	type
	)

データをファイルに書き出します。

引数

filename	ファイルのパス
type	X軸タイプ Time : 時間 Frequency : 周波数 Angle : 角度 Distance（またはDist） : 距離 Step : ステップ

指定した拡張子によって、出力されるファイルのフォーマットが異なります。

• ***.txt → テキストファイル(タブ区切り)
• ***.csv → CSVファイル(カンマ区切り)
• ***.htm または ***.html → HTMLファイル
• 拡張子を指定しない → テキストファイル(タブ区切り)