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SimpleDialogBox クラス

SimpleDialogBox クラスは ユーザー定義のダイアログボックスを作成するために使用します。
スクリプト実行中に作成したダイアログボックスを表示させ、ダイアログボックスからパラメータ値を訂正することができます。
Application クラスから呼び出すことができます。
. [詳解]

公開メンバ関数

void AddAxisSelection (String &originName, String &vectorName, String &label, int col=0, int colSpan=1)
 ダイアログボックスに軸選択を追加します。 [詳解]
 
void AddCheckBox (String &name, String &label, bool defaultValue, int col=0, int colSpan=1)
 ダイアログボックスにチェックボックスを追加します。 [詳解]
 
void AddComboBox (String &name, String &label, StringList &list, int defaultIndex=0, int col=0, int colSpan=1)
 ダイアログボックスにコンボボックスを追加します。 [詳解]
 
void AddDirectoryPath (String &name, String &label, String &path, int col=0, int colSpan=1)
 ダイアログボックスに、ディレクトリ指定用の入力フィールドを追加します。 [詳解]
 
void AddInteger (String &name, String &label, int defaultvalue, int col=0, int colSpan=1)
 ダイアログボックスに整数入力のフィールドを追加します。 [詳解]
 
void AddIntegerList (String &name, String &label, String &defaultValue, int col=0, int colSpan=1)
 ダイアログボックスに整数リスト入力のフィールドを追加します。 [詳解]
 
void AddLabel (String &text, int col=0, int colSpan=1)
 ダイアログボックスにテキストラベルを追加します。 [詳解]
 
void AddLine (int col=0, int colSpan=1)
 ダイアログボックスに区切り線を追加します。 [詳解]
 
void AddOpenFilename (String &name, String &label, String &path, String &filters, int col=0, int colSpan=1)
 ダイアログボックスに、入力ファイル指定用のフィールドを追加します。 [詳解]
 
void AddRadio (String &name, String &label, int value, int col=0, int colSpan=1)
 ダイアログボックスにラジオボタンを追加します。 [詳解]
 
void AddReal (String &name, String &label, double defaultValue, int col=0, int colSpan=1)
 ダイアログボックスに実数入力のフィールドを追加します。 [詳解]
 
void AddSaveFilename (String &name, String &label, String &path, String &filters, int col=0, int colSpan=1)
 ダイアログボックスに、ファイル保存用のフィールドを追加します。 [詳解]
 
void AddSelectEdgeList (String &name, String &label, int col=0, int colSpan=1)
 ダイアログボックスに、エッジ選択用のフィールドを追加します。 [詳解]
 
void AddSelectFaceList (String &name, String &label, int col=0, int colSpan=1)
 ダイアログボックスに、面選択用のフィールドを追加します。 [詳解]
 
void AddSelectPartList (String &name, String &label, int col=0, int colSpan=1)
 ダイアログボックスに、パート選択用のフィールドを追加します。 [詳解]
 
void AddSelectVertexList (String &name, String &label, int col=0, int colSpan=1)
 ダイアログボックスに、頂点選択用のフィールドを追加します。 [詳解]
 
void AddSpinBox (String &name, String &label, int defaultValue, int col=0, int colSpan=1)
 ダイアログボックスに整数パラメータを指定するためのスピンボックスを追加します。 [詳解]
 
void AddString (String &name, String &label, String &defaultValue, int col=0, int colSpan=1)
 ダイアログボックスに文字列入力のフィールドを追加します。 [詳解]
 
Variant GetMeshGroupIndices (String &name)
 選択用のフィールドからすべてのメッシュグループのIDを整数リストで取得します [詳解]
 
PointGetPoint (String &name)
 名前で指定した点の位置を取得する [詳解]
 
Variant GetSetIndices (String &name)
 選択用のフィールドからすべてのセットのIDを整数リストで取得します [詳解]
 
Variant GetValue (String &name)
 パラメータの値を取得します。 [詳解]
 
Variant GetValueAsIntegerList (String &name)
 パラメータの値を整数リストで取得します。 [詳解]
 
bool IsValid ()
 オブジェクトが有効であるとき、戻り値として True を取得します。 [詳解]
 
void SetCancelButtonVisible (bool visible)
 キャンセルボタンの表示/非表示を設定します。 [詳解]
 
void SetHelp (String &helpString)
 ダイアログボックスのヘルプボタンが押された際に表示される説明を設定します。
 
void SetHelpKey (String &helpKey)
 これは内部関数であるため、正式にサポートしていません。
 
void SetMaximum (String &name, Variant &value)
 フィールドの入力値に上限を設けます。 [詳解]
 
void SetMinimum (String &name, Variant &value)
 フィールドの入力値に下限を設けます。 [詳解]
 
void SetModal (bool on)
 ダイアログをモーダルで開くかモードレスで開くかを設定します。 [詳解]
 
void SetTitle (String &dialogTitle)
 ダイアログボックスのタイトルを指定します。
 
void SetTooltip (String &name, String &tooltip, int value=-1)
 フィールドにツールチップを設定します。 [詳解]
 
void SetTranslation (String &english, String &japanese)
 JMAGの表示言語として日本語を選択した場合の、ラベルテキストを指定します。 [詳解]
 
int Show ()
 ダイアログボックスを表示します。OK の場合は "1" を、キャンセルの場合は "0" を取得します。
 
bool WasCancelled ()
 キャンセルボタンが押された場合に、True を取得します。
 

詳解

SimpleDialogBox クラスは ユーザー定義のダイアログボックスを作成するために使用します。
スクリプト実行中に作成したダイアログボックスを表示させ、ダイアログボックスからパラメータ値を訂正することができます。
Application クラスから呼び出すことができます。
.

このクラスのオブジェクトを作成する例:

1 d = app.CreateDialogBox()
2 d.AddIngeter("param", "An integer value", 0)
3 d.Show()
4 v = d.GetValue("param")

関数詳解

void SimpleDialogBox::AddAxisSelection ( String &  originName,
String &  vectorName,
String &  label,
int  col = 0,
int  colSpan = 1 
)

ダイアログボックスに軸選択を追加します。

引数
originName原点の名前
vectorName向きの名前
labelラベルとして表示されるテキスト
col区切り線の表示開始位置の列番号
colspan区切り線がまたがる列数
void SimpleDialogBox::AddCheckBox ( String &  name,
String &  label,
bool  defaultValue,
int  col = 0,
int  colSpan = 1 
)

ダイアログボックスにチェックボックスを追加します。

パラメータ名には、他のフィールドとは重複しないユニークなものを指定してください。
パラメータ名は、ダイアログボックス表示後、パラメータ値を取得するために GetValue() に渡されます。
パラメータ名は SetTooltip() などでも同様に使用されます。

引数
nameパラメータ名
labelパラメータのラベルとしてダイアログボックス上に表示されるテキスト
defaultValueチェックボックスの初期状態(0:OFF、1:ON)
colラベルの表示開始位置の列番号
colspanラベルがまたがる列数
void SimpleDialogBox::AddComboBox ( String &  name,
String &  label,
StringList &  list,
int  defaultIndex = 0,
int  col = 0,
int  colSpan = 1 
)

ダイアログボックスにコンボボックスを追加します。

パラメータ名には、他のフィールドとは重複しないユニークなものを指定してください。
パラメータ名は、ダイアログボックス表示後にパラメータ値を取得するために GetValue() へ渡されます。
パラメータ名は SetTooltip() でも同様に使用されます。
GetValue() の返り値は選択項目のインデックスとなります。

引数
nameパラメータ名
labelパラメータのラベルとしてダイアログボックス上に表示されるテキスト
listコンボボックスに設定する文字列のリスト
defaultIndexコンボボックスにデフォルトで表示する項目のインデックス、パラメータの初期値
colラベルの表示開始位置の列番号
colspanラベルがまたがる列数
void SimpleDialogBox::AddDirectoryPath ( String &  name,
String &  label,
String &  path,
int  col = 0,
int  colSpan = 1 
)

ダイアログボックスに、ディレクトリ指定用の入力フィールドを追加します。

ディレクトリ指定用の入力フィールドは、ディレクトリの位置を指定するためのダイアログボックスを表示させる、Browse ボタンを持ちます。
パラメータ名には、他のフィールドとは重複しないユニークなものを指定してください。
パラメータ名は、ダイアログボックス表示後、パラメータ値を取得するために GetValue() へ渡されます。
パラメータ名は SetTooltip() でも同様に使用されます。

引数
nameパラメータ名
labelパラメータのラベルとしてダイアログボックス上に表示されるテキスト
pathディレクトリ指定用のダイアログボックスにおいてデフォルトとする、ディレクトリパス
colラベルの表示開始位置の列番号
colspanラベルがまたがる列数
void SimpleDialogBox::AddInteger ( String &  name,
String &  label,
int  defaultvalue,
int  col = 0,
int  colSpan = 1 
)

ダイアログボックスに整数入力のフィールドを追加します。

パラメータ名には、他のフィールドとは重複しないユニークなものを指定してください。
パラメータ名は、ダイアログボックス表示後にパラメータ値を取得するために GetValue() へ渡されます。
パラメータ名は SetTooltip()SetMinimum()SetMaximum() などでも同様に使用されます。

引数
nameパラメータ名
labelパラメータのラベルとしてダイアログボックス上に表示されるテキスト
defaultValueテキストボックス内に表示される、パラメータの初期値
colフィールドの表示開始位置の列番号
colspanフィールドがまたがる列数
void SimpleDialogBox::AddIntegerList ( String &  name,
String &  label,
String &  defaultValue,
int  col = 0,
int  colSpan = 1 
)

ダイアログボックスに整数リスト入力のフィールドを追加します。

パラメータ名には、他のフィールドとは重複しないユニークなものを指定してください。
パラメータ名は、ダイアログボックス表示後、パラメータ値を取得するために GetValue() に渡されます。
パラメータ名は SetTooltip() などでも同様に使用されます。

引数
nameパラメータ名
labelパラメータのラベルとしてダイアログボックス上に表示されるテキスト
defaultValueテキストボックス内に表示される、パラメータの初期値
colラベルの表示開始位置の列番号
colspanラベルがまたがる列数
void SimpleDialogBox::AddLabel ( String &  text,
int  col = 0,
int  colSpan = 1 
)

ダイアログボックスにテキストラベルを追加します。

引数
textラベルとして表示されるテキスト
colラベルの表示開始位置の列番号
colspanラベルがまたがる列数
void SimpleDialogBox::AddLine ( int  col = 0,
int  colSpan = 1 
)

ダイアログボックスに区切り線を追加します。

引数
col区切り線の表示開始位置の列番号
colspan区切り線がまたがる列数
void SimpleDialogBox::AddOpenFilename ( String &  name,
String &  label,
String &  path,
String &  filters,
int  col = 0,
int  colSpan = 1 
)

ダイアログボックスに、入力ファイル指定用のフィールドを追加します。

入力ファイル指定用のフィールドは、開くファイルを指定するためのダイアログボックスを表示させる、Browse ボタンを持ちます。
パラメータ名には、他のフィールドとは重複しないユニークなものを指定してください。
パラメータ名は、ダイアログボックス表示後、パラメータ値を取得するために GetValue() へ渡されます。
パラメータ名は SetTooltip() でも同様に使用されます。
引数filterでは、ファイルの種類やワイルドカードのリスト用の文字列を指定します。

{*.py}
d.AddOpenFilename("param", "Filename:", "", "Any File (*.*)")
引数
nameパラメータ名
labelパラメータのラベルとしてダイアログボックス上に表示されるテキスト
path入力ファイル指定用のダイアログボックスで、デフォルトとするファイルパス
filtersファイルの種類やフィルターの文字列
colラベルの表示開始位置の列番号
colspanラベルがまたがる列数
void SimpleDialogBox::AddRadio ( String &  name,
String &  label,
int  value,
int  col = 0,
int  colSpan = 1 
)

ダイアログボックスにラジオボタンを追加します。

同じラジオボタングループに属するすべてのラジオボタンには、同じ名称を付ける必要があります。
パラメータ名は、ダイアログボックス表示後、パラメータ値を取得するために GetValue() に渡されます。
ラジオボタングループの場合、 GetValue() により取得された値が、どのラジオボタンが選択されているかという情報として AddRadio() に渡されます。
ラジオボタンにツールチップを設定した場合は SetTooltip() にも同様に GetValue() により取得された値が渡されます。:

1 d.AddRadio("param", "Label One", 1)
2 d.AddRadio("param", "Label Two", 2)
3 d.SetTooltip("param", "Tooltip one", 1)
4 d.SetTooltip("param", "Tooltip two", 2)
引数
nameパラメータ名
labelパラメータのラベルとしてダイアログボックス上に表示されるテキスト
valueこのラジオボタンに関連付けられた値
colラベルの表示開始位置の列番号
colspanラベルがまたがる列数
void SimpleDialogBox::AddReal ( String &  name,
String &  label,
double  defaultValue,
int  col = 0,
int  colSpan = 1 
)

ダイアログボックスに実数入力のフィールドを追加します。

パラメータ名には、他のフィールドとは重複しないユニークなものを指定してください。
パラメータ名は、ダイアログボックス表示後、パラメータ値を取得するために GetValue() へ渡されます。
パラメータ名は SetTooltip()SetMinimum()SetMaximum() などでも同様に使用されます。

引数
nameパラメータ名
labelパラメータのラベルとしてダイアログボックス上に表示されるテキスト
defaultValueテキストボックス内に表示される、パラメータの初期値
colラベルの表示開始位置の列番号
colspanラベルがまたがる列数
void SimpleDialogBox::AddSaveFilename ( String &  name,
String &  label,
String &  path,
String &  filters,
int  col = 0,
int  colSpan = 1 
)

ダイアログボックスに、ファイル保存用のフィールドを追加します。

ファイル保存用の入力フィールドは、保存するファイルの置き場所を指定するためのダイアログボックスを表示させる、Browseボタンを持ちます。
パラメータ名には、他のフィールドとは重複しないユニークなものを指定してください。
パラメータ名は、ダイアログボックス表示後、パラメータ値を取得するために GetValue() へ渡されます。
パラメータ名は SetTooltip() でも同様に使用されます。
引数filterでは、ファイルの種類やワイルドカードのリスト用の文字列を指定します。

{*.py}
d.AddSaveFilename("param", "Filename:", "", "Any File (*.*)")
引数
value
nameパラメータ名
labelパラメータのラベルとしてダイアログボックス上に表示されるテキスト
pathファイル保存用のダイアログボックスにおいてデフォルトとする、ファイルの保存先
filtersファイルの種類やフィルターの文字列
colラベルの表示開始位置の列番号
colspanラベルがまたがる列数
void SimpleDialogBox::AddSelectEdgeList ( String &  name,
String &  label,
int  col = 0,
int  colSpan = 1 
)

ダイアログボックスに、エッジ選択用のフィールドを追加します。

エッジ選択用のフィールドは、編集・削除・すべてハイライト・セットを作成・セットとメッシュグループを選択ボタンを持ちます。
パラメータ名には、他のフィールドとは重複しないユニークなものを指定してください。
パラメータ名は、ダイアログボックス表示後、パラメータ値を取得するために GetValueAsIntegerList() へ、セットのIDを取得するために GetSetIndices() へ、メッシュグループのIDを取得するために GetMeshGroupIndices() へ渡されます。
パラメータ名は SetTooltip() でも同様に使用されます。

引数
nameパラメータ名
labelパラメータのラベルとして選択用フィールド上に表示されるテキスト
colラベルの表示開始位置の列番号
colspanラベルがまたがる列数
void SimpleDialogBox::AddSelectFaceList ( String &  name,
String &  label,
int  col = 0,
int  colSpan = 1 
)

ダイアログボックスに、面選択用のフィールドを追加します。

面選択用のフィールドは、編集・削除・すべてハイライト・セットを作成・セットとメッシュグループを選択ボタンを持ちます。
パラメータ名には、他のフィールドとは重複しないユニークなものを指定してください。
パラメータ名は、ダイアログボックス表示後、パラメータ値を取得するために GetValueAsIntegerList() へ、セットのIDを取得するために GetSetIndices() へ、メッシュグループのIDを取得するために GetMeshGroupIndices() へ渡されます。
パラメータ名は SetTooltip() でも同様に使用されます。

引数
nameパラメータ名
labelパラメータのラベルとして選択用フィールド上に表示されるテキスト
colラベルの表示開始位置の列番号
colspanラベルがまたがる列数
void SimpleDialogBox::AddSelectPartList ( String &  name,
String &  label,
int  col = 0,
int  colSpan = 1 
)

ダイアログボックスに、パート選択用のフィールドを追加します。

パート選択用のフィールドは、編集・削除・すべてハイライト・セットを作成・セットとメッシュグループを選択ボタンを持ちます。
パラメータ名には、他のフィールドとは重複しないユニークなものを指定してください。
パラメータ名は、ダイアログボックス表示後、パラメータ値を取得するために GetValueAsIntegerList() へ、セットのIDを取得するために GetSetIndices() へ、メッシュグループのIDを取得するために GetMeshGroupIndices() へ渡されます。
パラメータ名は SetTooltip() でも同様に使用されます。

引数
nameパラメータ名
labelパラメータのラベルとして選択用フィールド上に表示されるテキスト
colラベルの表示開始位置の列番号
colspanラベルがまたがる列数
void SimpleDialogBox::AddSelectVertexList ( String &  name,
String &  label,
int  col = 0,
int  colSpan = 1 
)

ダイアログボックスに、頂点選択用のフィールドを追加します。

頂点選択用のフィールドは、編集・削除・すべてハイライト・セットを作成・セットとメッシュグループを選択ボタンを持ちます。
パラメータ名には、他のフィールドとは重複しないユニークなものを指定してください。
パラメータ名は、ダイアログボックス表示後、パラメータ値を取得するために GetValueAsIntegerList() へセットのIDを取得するために、 GetSetIndices() へメッシュグループのIDを取得するために、 GetMeshGroupIndices() へ渡されます。
パラメータ名は SetTooltip() でも同様に使用されます。

引数
nameパラメータ名
labelパラメータのラベルとして選択用フィールド上に表示されるテキスト
colラベルの表示開始位置の列番号
colspanラベルがまたがる列数
void SimpleDialogBox::AddSpinBox ( String &  name,
String &  label,
int  defaultValue,
int  col = 0,
int  colSpan = 1 
)

ダイアログボックスに整数パラメータを指定するためのスピンボックスを追加します。

パラメータ名には、他のフィールドとは重複しないユニークなものを指定してください。
パラメータ名は、ダイアログボックス表示後にパラメータ値を取得するために GetValue() へ渡されます。
パラメータ名は SetTooltip()SetMinimum()SetMaximum() などでも同様に使用されます。
スピンボックスの場合、入力値の上下限を設けることができます。

引数
nameパラメータ名
labelパラメータのラベルとしてダイアログボックス上に表示されるテキスト
defaultValueスピンボックス内に表示される、パラメータの初期値
colラベルの表示開始位置の列番号
colspanラベルがまたがる列数
void SimpleDialogBox::AddString ( String &  name,
String &  label,
String &  defaultValue,
int  col = 0,
int  colSpan = 1 
)

ダイアログボックスに文字列入力のフィールドを追加します。

パラメータ名には、他のフィールドとは重複しないユニークなものを指定してください。
パラメータ名は、ダイアログボックス表示後、パラメータ値を取得するために GetValue() へ渡されます。
パラメータ名は SetTooltip()SetMinimum()SetMaximum() でも同様に使用されます。

引数
nameパラメータ名
labelパラメータのラベルとしてダイアログボックス上に表示されるテキスト
defaultValueテキストボックス内にデフォルトで表示される文字列
colラベルの表示開始位置の列番号
colspanラベルがまたがる列数
Variant SimpleDialogBox::GetMeshGroupIndices ( String &  name)

選択用のフィールドからすべてのメッシュグループのIDを整数リストで取得します

引数
name対象選択用のフィールドのパラメータ名
Point * SimpleDialogBox::GetPoint ( String &  name)

名前で指定した点の位置を取得する

引数
name取得する点の名前
戻り値
Point オブジェクト
Variant SimpleDialogBox::GetSetIndices ( String &  name)

選択用のフィールドからすべてのセットのIDを整数リストで取得します

引数
name対象選択用のフィールドのパラメータ名
Variant SimpleDialogBox::GetValue ( String &  name)

パラメータの値を取得します。

引数
nameパラメータ名
Variant SimpleDialogBox::GetValueAsIntegerList ( String &  name)

パラメータの値を整数リストで取得します。

引数
nameパラメータ名
bool SimpleDialogBox::IsValid ( )

オブジェクトが有効であるとき、戻り値として True を取得します。

戻り値
SimpleDialogBox オブジェクトの有効・無効
void SimpleDialogBox::SetCancelButtonVisible ( bool  visible)

キャンセルボタンの表示/非表示を設定します。

引数
visible
True=1 : 表示
False=0 : 非表示
void SimpleDialogBox::SetMaximum ( String &  name,
Variant &  value 
)

フィールドの入力値に上限を設けます。

整数または実数入力のフィールドの場合、テキストボックスに入力可能な値の上下限値として使用されます。
スピンボックスの場合、スピンボックスの入力値の範囲を決定します。

引数
name上限値を設けるパラメータ名
valueパラメータの上限値
void SimpleDialogBox::SetMinimum ( String &  name,
Variant &  value 
)

フィールドの入力値に下限を設けます。

整数または実数入力のフィールドの場合、テキストボックスに入力可能な値の上下限値として使用されます。
スピンボックスの場合、スピンボックスの入力値の範囲を決定します。

引数
name下限値を設けるパラメータ名
valueパラメータの下限値
void SimpleDialogBox::SetModal ( bool  on)

ダイアログをモーダルで開くかモードレスで開くかを設定します。

引数
visible
True=1 : モーダル表示
False=0 : モードレス表示
void SimpleDialogBox::SetTooltip ( String &  name,
String &  tooltip,
int  value = -1 
)

フィールドにツールチップを設定します。

引数
nameツールチップを設定するパラメータ名
tooltipツールチップとして表示されるテキスト
valueこの引数はラジオボタンの場合に使用します。詳細は AddRadio() の説明をご覧ください。
void SimpleDialogBox::SetTranslation ( String &  english,
String &  japanese 
)

JMAGの表示言語として日本語を選択した場合の、ラベルテキストを指定します。

表示言語として英語と日本語の両方を使用する場合に、 SetTranslation() を使ってください。

  • 英語を表示言語とした際には、引数 english で指定されたラベルテキストがそのまま表示されます。
  • 日本語を表示言語とした際には、引数 english で指定されたラベルテキストが、引数 japanese で指定されたラベルテキストに置き換えられます。 表示言語として英語だけ、または、日本語だけを使用する場合には、 SetTranslation() を使用する必要はありません。また、 SetTranslation() は、 AddString() の 引数 defaultValue で指定されたテキストには使用できません。
                \param english JMAGの表示言語が英語の場合のラベルテキスト
                \param japanese JMAGの表示言語が日本語の場合のラベルテキスト
    

以下は使用例です。

1 d = app.CreateDialogBox()
2 test = "aaa"
3 test_jp = "bbb"
4 d.SetTranslation(test, test_jp)
5 d.AddLabel(test)