JMAG開発計画
株式会社JSOL　山田 隆

JMAGの開発のロードマップと最新状況について報告します。
私たちは、常に最高のシミュレーションツールを提供したいと考えています。そのために、迷いのないユーザーインタフェースへの改良、高速高精度なシミュレーションエンジン、それぞれのステージで最高のモデルを提供するためのモデリング技術開発を続けています。また、設計空間を調べるための大量の計算を支えるための計算処理、データ管理を強化しています。
進化を続けるJMAGにご期待ください。

トヨタにおけるFEM磁場解析による用途指向型モータの設計事例
トヨタ自動車株式会社　HV先行開発部 主査　水谷 良治氏

本講演では、要求性能や使用環境等各種のモータニーズを設計課題に具体化し、FEMを活用した設計事例について概説する。
自動車用モータは小型高出力・高効率・高生産性が求められる。それらを実現するためには高性能磁石が不可欠であり、トヨタでは1980年代に発明されたNd-Fe-B磁石を活用したモータ開発に取組んだ。
最初に取組んだ開発は生産設備組込み型の大トルクモータであり、その開発を通じて、我々はNd-Fe-B磁石を活用したモータ設計・生産技術を学んだ。それらのモータは性能・形状・構造に特長のある用途指向型モータであった。モータの設計課題は設備を省スペースで高能率化するための大トルク化、高速化や高応答化である。当時はFEM磁場解析技術が大きく進化した時期であり、その解析技術はいろいろなトルク特性を実現することに大きく貢献した。
次に取組んだ開発は、EV/HEV等車載用モータ開発であった。モータ設計課題は、大トルクと高出力性能の両立、更なる高効率化、電源変動への対応、使用温度範囲が広いこと等である。それらの課題解決のために3-DのFEM解析や各種の物理現象を連成したCAE技術は使用状況を模擬するモータ設計検討に大きく貢献した。

Influence of the manufacturing process on the behaviour of a claw-pole generator
Valeo Equipement Electrique Moteur FRANCE, Electric Machines Design Department, Advanced Technology Manager　Jean-Claude Mipo氏

A campaign of dimensional measurement on a large number has brougt out some imperfections (as eccentricity, ovalization of stator or withdrawal of teeth) due to process.
We decided to carry out simulation with JMAG for each imperfections in order to understand their influence on the behaviour of claw Pole machines.

モータサイクル用エンジン電装部品の開発におけるJMAG活用事例
ヤマハモーターエレクトロニクス株式会社　開発統括部 第2技術部 技術21課　山本 真弘氏

弊社の主要製品は、エンジン電装分野を中心にモーターサイクル（2輪車）やマリンエンジンなどに搭載されているマグネトウ（発電機）やスタータモータ、点火ユニット、イグニッションコイルなどです。
また、電動ハイブリッド自転車PASのドライブユニットなどにも及んでおります。
モータサイクル向けエンジンは、車両全体の外観において大きな影響を持つため、エンジン電装製品においても、搭載時の外観を含めた開発が必須となり、新規及びモデルチェンジ毎に、車両のコンセプトに合わせて、複数の仕様案の中から、最適な仕様を早期に抽出する事が常に求められ、抽出時の精度向上と更なる開発モデル数の増加を狙ってJMAGを導入しました。
今回はマグネトウ（発電機）やスタータモータにJMAGを使った事例を報告させていただきます。

Magnetic feedback sensor positioning and determination of harmonic distortion
SL Montevideo Technology, Inc., Engineering, Design Engineer　Ryan Spindler氏

In custom BLDC motor design some customers request or require “non-standard” feedback methods. In these cases it is required to determine an acceptable location for the position of the sensors, based on magnetic field distribution.
This is a simple case study look at determining an acceptable sensor location. In this case study the position of linear hall sensors will be considered. Acceptable positioning will be determined by acceptably high output from the linear hall cell and acceptably low harmonic distortion in the wave form.

変圧器タンクの漏れ磁束により発生する騒音源としての電磁力
株式会社明電舎　変電・配電製品企画部 変電・配電開発室 変圧器チーム 技師　脇本 聖氏

都市周辺の住宅地に近い変電所では、変圧器の低騒音化が要求される。鉄心磁束密度の低減、素材特性の改善、鉄心構造（接合・締付け）や加工歪への配慮等により、鉄心の振動に伴い発生する騒音（以下、励磁騒音）については、これまで低騒音化が進められてきた。励磁騒音が静かになってくると、これまで励磁騒音によってかき消され問題視されてこなかった負荷電流に伴い発生する騒音（以下、負荷電流騒音）が問題となる場合が出てきた。
騒音を放射するタンクの振動は、主に中身の振動が構造材あるいは絶縁油を介してタンクへ伝わることにより発生すると考えられるが、負荷電流が流れるとタンク自体にも電磁力が発生する。
そこで今回、負荷電流騒音の事前予測または低騒音化を目的とした取組みの一環として、通電時のタンクに働く電磁力の解析においてJMAGを活用した。本講演ではその解析事例を紹介する。

JMAGの磁歪機能を使った変圧器鉄心の振動解析
株式会社日立製作所　栗田 直幸氏

近年、低騒音変圧器への要求が高まっており、2001年には国際電気標準会議(IEC)において、変圧器の通電騒音について規格化される等の動きがある。変圧器騒音の主因は鉄心の振動であり、主に電磁鋼板の磁歪力、および電磁力に起因する。本講演では、大型変圧器の鉄心騒音を推算するために開発を進めている、三次元電磁界解析技術を紹介する。まず、JMAGの磁歪解析機能の概要と有効性の検証結果、三相モデル鉄心の固有振動モードの実測とJMAGによる解析結果の比較を示す。続いて磁歪力を考慮して変圧器鉄心の振動解析モデルの高精度化を図るための見通しを述べる予定である。

タービン発電機のコイルエンド応力解析の実用化
富士電機株式会社　回転機部　水本 貴之氏

タービン発電機の固定子コイルエンドの支持部には短絡電流によるローレンツ力にも耐えられる機械強度が必要である。
大形回転機は試作機の製作・試験が容易でないため支持部の設計には、磁界解析と応力解析の連成解析を行ない、評価する必要がある。
本講演では、タービン発電機の固定子コイルエンドについて、JMAGを用いて磁界解析と応力解析の練成解析を自動化した例を紹介する。

磁場-熱連成解析を活用した、生産技術開発への適用事例
オムロン株式会社　グローバルものづくり革新本部 生産プロセス革新センター 生産技術部 主査　福田 雅也氏

近年、弊社の生産技術分野に高周波による加熱方法を用いた手法が取り入れられるようになった。生産効率が格段に向上する面もあるが、従来の加熱方法に対して異なる特徴を持つため取り扱いが難しく、実機検証のみでは条件出しにコスト、時間がかかってしまう。
そこで、JMAG-Designerの周波数応答-熱連成解析による解析評価を実機検証と平行して実施することで、実機評価の組み合わせを絞り込み、起きている現象をわかりやすく理論立てて説明することができるようになった。
今回は、生産技術に応用した２事例と、今後磁場-熱連成解析を応用していきたい生産、設計分野の例について述べる。

JMAG と FLUENT、ANSYSの連携による高周波加熱シミュレーション
光洋サーモシステム株式会社　商品開発部 商品開発グループ 実験解析チーム　中田 綾香氏

高周波加熱において、加熱コイルの寿命評価は重要な課題であり、加熱コイルの破損原因の一つとして、加熱時に内外部から受ける熱の影響が挙げられる。
そこで今回、CAEを活用した加熱コイルの寿命評価の第一ステップとして、高周波加熱時に加熱コイルに生じる熱応力分布をJMAG、FLUENT及びANSYSの連携により評価したので、その結果について報告する。

鋼管における電磁・伝熱解析
JFEテクノリサーチ株式会社　ソリューション本部(川崎) CAEセンター 千葉グループ　課長　川西　昭氏

電縫鋼管の製造工程の磁場と熱の連成解析を行っている。電縫鋼管は、ワークコイルで発生する磁界により、パイプ内部に渦電流を発生させ板の端面をジュール熱により溶接する方法でパイプを製造している。
JMAG-Designerを使用して、電磁界解析と伝熱解析を組合せることにより、溶接現象をシミュレートできる有限要素解析モデルを開発した。
電縫鋼管は、一定の速度で移動をしながら加熱されるため、熱の移動を伴う解析手法が要求される。従来のJMAG-Designerでは、熱の移動は座標軸に平行な方向にしか移動を考慮できなかった。一方電縫鋼管では、溶接点がV形状になっているため熱の移動を考慮する上でメッシュを細かくするなどの工夫が必要であった。このたび、JSOL殿の協力を得て、任意の方向への熱の移動を考慮した正しい解析ができるようになったので報告を行う。

Thermal simulation of an oil-cooled permanent magnet synchronous motor
CHINA FAW CORPORATION LIMITED R&D CENTER, ELECTRIC VICHLE DEPARTMENT Zeng Jinling氏

Overheating in E-motor results in detrimental effects such as degradation of the insulation materials, magnet demagnetization, decreased motor efficiency and lifetime. Hence, it is important to find ways of optimizing performance and reliability of E-motor through effective thermal simulation and consequently reduce operating and maintenance costs. Modern thermal simulation techniques can be classified into two general methods, thermal circuit and FEM method. But because the 3D FEM method can more accurately predict and identify the temperatures of the critical points of the motor, it is more effectively than the thermal circuit method to evaluate the E-motor temperature rise. This paper describes a 3D thermal methodology for a permanent magnet synchronous motor by coupling 2D electromagnetic losses analysis with 3D thermal simulation. The energy sources are obtained from electromagnetic losses simulation by using JMAG. Coupling the loss results, the 3D nonlinear thermal model provided the detailed temperature distribution and rising results in E-motor assembly. Finally, a bench test was done to evaluate the FEM result, 3D thermal simulation results show good agreement with experimental results.

JMAG-DesignerとSTAR-CCM+を用いたアウターロータ型交流発電機の温度解析
三菱電機エンジニアリング株式会社　伊丹事業所 開発技術部 解析・評価技術課 主査　新川 寛治氏

バイクや船外機に搭載されるアウターロータ型交流発電機は、出力特性が磁石やコイルの温度に影響される。従来の磁気設計では、実測値などからそれらの温度を推定し、磁界解析の条件に反映することで解析精度が得られていた。しかし、小型・高出力化が進むにつれて発熱量が増加し、推定温度の誤差が大きくなるため、解析精度の低下が懸念されている。今回、アウターロータ型交流発電機の解析精度向上のため、JMAG-DesignerとSTAR-CCM+を用いてコイル温度の予測に取り組んだ内容について紹介する。

STAR-CCM+－JMAGダイレクトインタフェース開発状況と今後の方針
CD-adapco　Steve Hartridge氏、前田　茂稔氏／株式会社JSOL　山田　隆

JMAGを利用したリッツ線解析
株式会社JSOL　たに　浩司

リッツ線は細いエナメル線を複数本撚り合わせた構造をしています。
撚り線構造では、高周波の電流通電時の表皮効果による特性の悪化を抑えることができるため、幅広い分野で利用が進んでいます。一方で、線材としての撚り状態の特性評価については、その構造の複雑さから3次元解析モデルの構築が難しく、メッシュ規模・計算時間などの予測が困難のため、有限要素法による詳細な検討が進んでいるとは言い難い状況です。
本発表では、JMAGにおけるリッツ線解析を通じて、撚り状態による特性への影響、及び、解析環境の現状などについて紹介いたします。

リニアモータ技術を応用した鉄道車両用レールブレーキの開発
公益財団法人鉄道総合技術研究所　浮上式鉄道技術研究部 電磁システム 主任研究員　坂本 泰明氏

鉄道車両用の非接触ブレーキとして渦電流レールブレーキがある。これにリニアモータ技術を応用することで発電制動機能が付加された「リニアレールブレーキ」の検討が行われている。非接触動作であることに加えて、従来の課題であったレールの温度上昇が低減されるとともに、励磁電源が不要となる利点を有する。
このリニアレールブレーキについて、プロトタイプを製作し、その電磁性能を検証した。本発表では、リニアレールブレーキの設計検討とプロトタイプの試験結果について、JMAGによる計算結果を交えながら紹介する。

誘導電動機の大規模数値解析
株式会社東芝　電力・社会システム技術開発センター 電機電池応用・パワエレシステム開発部 モータ・電池制御システム技術担当　松下 真琴氏

電磁界解析の高速化技術の進展により、これまで困難であった三次元形状を詳細にモデル化した解析が可能となってきている。
本講演では、誘導機解析における回転子の3次元形状が解析に及ぼす影響を2次元/3次元解析の比較を通して確認する。
また、HPCによる高速化技術の3次元解析への適用による解析時間短縮の効果と今後の解析の可能性について言及する。

電磁弁の吸引力解析およびシステム制御シミュレーション
株式会社JSOL　鈴木　雄作

電磁弁の応答特性の評価では、プランジャーに働く吸引力、即ち電磁力の扱いが重要です。電磁力は電磁弁を構成する磁気特性により定まりますが、材料特性や環境に応じて渦電流、残留磁化の影響を考慮した解析が必要になります。
本発表では、渦電流、残留磁化が応答特性に及ぼす影響について事例を通して紹介いたします。また、電磁弁を含むシステム全体の応答特性を評価した事例も紹介いたします。

JMAG-Designerを用いたソレノイドの磁界解析
三菱電機株式会社　先端技術総合研究所 モータ駆動システム技術部　石川 将司氏

ソレノイドは可動子の位置によって磁性体間のギャップ長が異なるため、有限要素法を用いた磁界解析においては、可動子位置によりギャップ部のメッシュの形状変形や再作成が必要である。メッシュの形状変形は解析精度低下の原因になり、メッシュの再生成は各ステップにおいて要素番号や節点が異なるので過渡解析が困難になる問題がある。上記問題の解決手段として、JMAG-Designerにはパッチメッシュ機能や直接法を用いた解析機能が用意されている。パッチメッシュとは3次元解析において可動子位置によりメッシュを自動生成し、前ステップの情報を引き継ぐ機能であり、直接法とはギャップ部以外を有限要素法で解析し、ギャップ部を境界要素法で解析するので、ギャップ部のメッシュ生成が不要である。今回、これらの機能を用いてソレノイドの磁界解析を行って得られた知見を紹介する。

JMAG-Designerを用いた空気圧電磁弁の応答性の解析
CKD株式会社　コンポーネント本部 空圧ビジネスユニット 第74開発プロジェクト　伊藤 新治氏

主力製品の小形空圧バルブ（以下電磁弁）の重要特性である応答性（弁の切換時間）をJMAG-Designerで推定できるかを検証する。
電磁弁の応答性はコイルに発生する電流の変化で代用できる為、JMAG-Designerの過渡応答解析を使用し電磁弁のコイルに発生する電流値の変化量を計算し、実測結果と比較する。

JMAG-Expressを使用したSPM、IPM、IPMバーニアモータ比較検討事例
モータ技術コンサルティング 本部 代表　近藤 康宏氏

JMAG-Expressを用いて、SPMモータ、IPMモータ、IPMバーニアモータ等の特性比較を行った。SPMモータは最も一般的であり、小型モータ用途に多用されているが、磁石飛散の問題から高速回転に不向きであり、また磁石使用量が多くなる傾向にあり、電流位相制御によるメリットが少ない等の課題がある。
SPMモータの課題を解決するモータとしてIPMモータがあり、エアコンコンプレッサモータ、EV、HEV用モータ等に使用されている。しかし集中巻IPMモータはコギングトルクが大きくなる傾向にあり、このコギングトルクを小さくする事の出来るモータとしてIPMバーニアモータを二種類取り上げ、上記モータとの比較検討を行った。

JMAG-Expressを活用したブラシレスモータのベンチマーキング事例
日本精工株式会社　ステアリング総合技術センター ステアリングR&Dセンター 副主務　落合 剛将氏

ブラシレスモータのベンチマーキングを行う際、モータの諸特性を取得するには駆動回路が必要であるが、これを短期間で準備する事は困難である。
その為、従来は非通電で測定できる評価項目に限定されてきた。しかしながら、JMAG-Expressを利用すると、テンプレートに定義されたモータの変数を入力するだけでモータの諸特性が評価できるようになり、上記の問題を解決できる。更にJMAG-Designerによる解析を行うことで、高精度なモータのベンチマーキングが実施出来たので、その事例を紹介する。

JMAG-RT as a tool in the development of EV/HEV powertrain components
DENSO International Europe　Dr.-Ing. Markus ozbek氏

JMAG is being used at DENSO for design of e-motors for hybrid and electric vehicle powertrain applications. The features in JMAG-RT have proven to be a valuable part of the development of e-motors as well as the corresponding inverter and control software.
The export functions of stationary and dynamic e-motor models in JMAG-RT allow design engineers to conduct system or vehicle level simulations with MATLAB/Simulink in order to optimize the e-motor design for a given application.
Simulations in MiL-, SiL- and HiL-environments are possible with different objectives for example examining the thermal behavior of the e-motor or how active short-circuit may affect the vehicle dynamics.
Depending on objectives, stationary open-loop simulations, dynamic closed loop simulation as well as real-time highly dynamic simulations with spatial harmonics model are used in the different steps of the development cycle from requirements to testing and design validation.
With these features, the calibration and design validation time is reduced and customer support is enhanced by examining the requirements and the application of the component.

JMAGを用いた磁場設計支援システム開発の紹介
アイシン精機株式会社　制御技術部　河治 学氏

社内のモータ等の設計担当者は個人技能や経験年数によって技術に差があることに加え、設計業務の中で磁場解析に携わる時間も限定されている。そこで、磁場解析を活用して、効率よく設計業務遂行することを狙いとした磁場設計支援システムを開発したので、事例を持って紹介する。

Design of switched reluctance motors considering manufacture impact
CHINA STEEL CORPORATION　Dr. Sheng-Yang Lin氏／Electric Motor Technology Research Center　Dr. Min-Fu Hsieh氏

The performance of electric steels can change dramatically after punching. Electric motors manufactured with the punched electric steels may then suffer from performance degrade. This indicates that, to conform motor performance to the design specifications, either such defects should be considered in the design or the degraded steel magnetic properties should be restored (for example, through annealing).
In this research, the effects of annealing on the recovery of the punching damage are first investigated.
Experimental work is carried out using test samples to observe the punching impact on electromagnetic properties and SRM performance. Two SRMs are then designed using JMAG and fabricated. These two SRMs are identical except that electrical steel in one of the motors is annealed while the other is not. The SRMs are tested using the same electronic driver and testing system to measure the output torque. The output torque of annealed motor is found to be higher than that of non-annealed motor under the same rotating speed.
This punching effect is then considered in the simulation of SRMs using JMAG. The magnetic properties (previously measured) in the damaged zones are input to JMAG for simulation of SRMs. The simulation results are compared with the experiments discussed above and they agree well. Finally, a discussion over the design of SRMs considering the damage zone is provided as a conclusion.

JMAG-Designer Ver.13.1を使用したDy拡散磁石IPMモータの減磁解析
日立金属株式会社　磁性材料研究所 主任研究員　棗田 充俊氏

Dy拡散磁石は磁石内部に保磁力分布を持つ高性能Nd-Fe-B焼結磁石であり、これを使用したモータを設計するには保磁力分布を考慮した減磁解析を行う必要がある。
今回、JMAG-Designer Ver.13.1に保磁力分布を考慮した減磁解析が行える新機能が追加された。そこで、Dy拡散磁石を使用したIPMモータをJMAG-Designer Ver.13.1と弊社が独自に開発した減磁解析プログラムで減磁解析を行い、解析結果を比較するとともに今後の課題について検討した。

IPMモータの大域的な形状パラメータ探索による多目的最適化
アイシン・エィ・ダブリュ株式会社　解析技術部 主任研究員　冨谷 典生氏

モータ形状設計において、なるべく広範囲な形状パラメータ群の中から、最適解を求めようとした場合、最も問題となるのは、モータモデルにおいて相互にパラメータが依存しあっていることにより、形状を決定する線が交差する等の形状エラーの回避である。
これは、実際の最適化における入力制約条件問題として知られている。
今回は、この問題を回避し、広範囲な設計空間の中から、存在確率の低い解析可能なパラメータの組合せを見つけ出すことのできるIPMモータ多目的最適化を可能としたのでこれを報告する。

日本自動車工業会におけるGPUコンピューティング調査に関する取り組み
一般社団法人日本自動車工業会　電子情報委員会　デジタルエンジニアリング部会　スパコン先端技術調査タスク　砂山 良彦氏（スズキ株式会社）

GPUは消費電力に対する理論性能値が高いという特長がある。一方、自動車会社にとっては車両開発で実際に使用するソフトウェアの実効性能が重要である。そこで、JAMAの枠組みにおいて、個社では実施が難しい広範なGPUベンチマークテストを実施している。本講演では、電磁界解析ソフトウェアJMAGのベンチマークテストの結果を含め、自工会の取り組みについて紹介する。

電磁界における三次元解析および大規模解析の必要性
株式会社安川電機　開発研究所 エネルギー変換技術グループ　平山 雅之氏

今日、電気機器の設計・開発において電磁界解析は必須の技術である。
また、コンピューター性能の向上、高並列ソルバーの効率向上に伴い、三次元解析、大規模解析が比較的容易に行えるようになってきている。
本講演では、上記背景のもとで、必要性について述べ、弊社での三次元解析・大規模解析の取り組みを解析事例と併せて紹介する。

HPCによる3次元磁場解析の高速化
株式会社デンソー　技術開発センター デジタル・エンジニアリング室　稻葉 雅至氏

現在デンソーでは、JSOL社製の磁場解析ソフトJMAGを活用し、インジェクタやモータなどの性能評価で効果を出している。しかし、モデル形状や材料特性の複雑化、制御や回路と磁場の連成解析による計算ステップの増加に伴い、従来の単一CPUでの計算では、現実的な時間で計算できなくなってきている。
そこで今回、3次元のモータモデルを題材としてHPCを使用した場合の計算速度をJSOL社と共同で検証した。従来のJMAGでは8コアの並列が最大であったが、128コアの並列まで検証した結果、今回使用したモデルでは64コアの並列において最大の並列化効率が得られた。

JMAGを用いたブラシ付きモータの事例紹介
日本電産株式会社　車載事業本部 開発第1部 先行開発グループ　橋詰 尚大氏

ブラシ付きモータは磁気回路を3次元的に活用しているが、全ての事象を3次元モデルで解析するのは時間の関係上難しい。解析のポイントとしては3次元モデルの精度を如何に2次元モデルへ落とし込むかが重要になってくる。本発表では3次元・2次元解析の使い分けなど当社でのJMAGのブラシ付きモータ解析における適用方法について紹介する。

IPMモータの磁石表面磁束密度計測
株式会社日本自動車部品総合研究所　総研研究3部 32研究室 課長　松井 啓仁氏

小型、薄型の磁束密度センサを専用設計して磁石表面に搭載し、実機駆動状態の磁石表面磁束密度を計測する技術を確立し、この計測技術をHV駆動用IPMモータに適用し、磁石渦損の周波数成分や発生部位を特定した。また、JMAGを用いた磁場解析において、計算値と計測値が非常に良く一致し、JMAG磁場解析の有効性も確認した。

FIT3搭載 SPORT HYBRID i-DCD新型モータの開発
株式会社本田技術研究所　四輪R＆Dセンター 第5技術開発室 第1ブロック 研究員　四方 哲氏

コンパクトカークラスに最適な1モータSPORT HYBRID i-DCD用の駆動モータについて紹介する。
i-DCDシステムは新型FIT3に搭載され、モータを内蔵した７速DCT(Dual Clutch Transmission)を用いて車両状態に応じてエンジンを切り離したモータ走行を可能とする事により、エンジンクランク軸にモータを直結したIMA(Integrated Motor Assist)システムに対しJC08モードにて18％の燃費向上を実現している。
このDCTに内蔵されるモータは、コンパクトカーサイズのトランスミッションに収めるための小型化を行い、同時にシステムの要求を満足するため、磁場解析技術の活用により高効率、高出力化したモータを実現した。
今回、モータの開発にあたり適用した技術、得られた性能について述べる。

JMAGによる高精度な損失解析
田淵電機株式会社　技術開発本部 エレクトロマグネティックデバイス技術開発部　佐藤 雄二氏

ハイブリッドカー、パワーコンディショナーの普及により、リアクトルの利用機会が増えている。
特に近年では高周波領域で使用されるケースが多く、その損失低減が課題である。
一方、実機測定による損失の要因分析は容易ではない。そのためCAEによる高精度な損失推定が重要となっている。
今回、リアクトル損失解析の精度向上を目指すにあたり、JMAG V13において搭載された高精度なヒステリシス損失解析機能の導入を検討したので紹介する。

カットコアインダクタのギャップ損解析
株式会社デンソー　研究開発2部 電力変換開発室　寺 貴広氏

近年、電力変換器の小型・高効率化が要求されている。磁気部品の損失を下げるために、アモルファスカットコアやナノ結晶カットコアが提案されている。
これらのコア材は、インダクタ用途では、磁気飽和を防ぐためにギャップが必要となる。しかし、ギャップからフリンジング磁束が漏れ出してしまう。我々はその影響を明らかにするためにJMAGを用いている。
本発表では、カットコアインダクタのモデリング手法及び解析結果について紹介する。フリンジング磁束は、コア面内方向の渦電流を発生させ、さらにコア表面に集中する。その結果、ギャップ損と呼ばれる損失が増加する。このギャップ損を低減するための手法についても紹介する。

トランス解析機能によるリッツ線の解析精度評価
株式会社豊田自動織機　エレクトロニクス事業部 技術部 グループ長　壁谷 真人氏

車載電源機器の小型化が求められており、背反として生じてくる熱の問題に対処するため、損失の低減や放熱性の向上が重要な設計課題になっている。
巻線損失の低減にはリッツ線が有効だが、100本以上の巻線をモデル化して解析することは不可能に近い。現実的には、より線の効果を近似的に与えるトランススタディの機能を活用することになる。
本講演では、ギャップ長などの設計パラメータを振ったときの巻線抵抗を評価した内容について報告する。

JMAGへのユーザー提言とJSOLの回答
株式会社JSOL　山田　隆

ユーザー会期間中には多くの場所、場面で数々のディスカッションが展開されます。その中には素晴らしいアイディアやJSOLにとって耳の痛い話もたくさんお寄せいただくと思います。
それらを参加者の皆さんと共有し、さらにディスカッションを発展させ、より良いJMAGを開発するための糧としたいと存じます。皆様、ぜひご参加ください。

電気機器の多面的な設計のために、マルチフィジックス解析が行われるようになってきています。本セミナーでは、JMAGでマルチフィジックス解析を行う上で有用な機能をデモを交えてご紹介します。

参加対象： JMAGを用いて連成解析を始めた方、始めようとされている方
主に紹介する内容： JMAGのマルチフィジックス解析用の機能およびデモ
当該セミナーに含まれない内容： 各解析のモデリング方法

(定員：50名)

マルチフィジックス解析を精度良く行うための手段として、各物理分野に強みを持つソフトウェアを組み合わせて使用することが挙げられます。本セミナーでは、熱流体解析にStar-CCM+、構造解析にAbaqusを使用したJMAGの連携解析事例をご紹介します。

参加対象： JMAGと他のソフトウェアとの連成解析を始めた方、始めようとされている方
主に紹介する内容： JMAG以外のソフトウェアとの連成解析手法
当該セミナーに含まれない内容： JMAGだけで行う連成解析

(定員：50名)

誘導加熱現象では、磁場だけでなく温度や変位など多くの現象を同時に扱う必要があります。本セミナーでは、JMAGで誘導加熱解析を行う上で有用な機能について新しい機能を中心にご紹介します。

参加対象： 誘導加熱現象を扱う方
主に紹介する内容： 主にVer.13.0～Ver.14.0に関して、誘導加熱現象を扱う際に有用な新機能を紹介
当該セミナーに含まれない内容： 誘導加熱現象を扱うためのモデリング、個々の解析事例など

(定員：50名)

形状をパラメトリックに変更するためには、拘束の付与やフィーチャーの利用など機能の使いこなしが必要となってきます。パラメトリックでの形状変更に必須な形状編集エディタの機能をピックアップし、デモを交えて使い方を紹介します。

参加対象： JMAGの形状編集エディタ利用者で、パラメトリックな形状変更を利用している、利用されたい方
主に紹介する内容： 拘束やフィーチャの利用
当該セミナーに含まれない内容： 形状編集エディタの基本操作、マニュアルメッシュ

(定員：50名)

横河メータ＆インスツルメンツ株式会社
インバータ・モータの設計では、シミュレーションとともに測定器による実測検証が重要です。本セミナーでは精度の良い実測を行うための技術を紹介します。
省エネ設計の際に不可欠な消費電力測定の基礎的知識と、高周波成分を含むインバータ波形でドライブされたモータの電力測定について解説します。

(定員：100名)

ニュートンワークス株式会社
従来他の動力により駆動されていた機械系システムが、モータ駆動に置き換えられています。これにより機械系技術者が予見していなかった振動騒音の問題が発生しています。本講演では機械系システムの持つ振動問題を取り上げ、物理モデリングと呼ばれる解析モデル作成手法と、この手法を適用したツールSimulationXによる振動解析事例を紹介します。またJMAG-RTモデルを組み込んだモデルについて解説します。
振動騒音問題は最終的に筐体などの振動に帰着するが、ここでは筐体形状による固有振動と物理モデリング手法の統合についても触れます。

(定員：100名)

最近のJMAGではこれまでの鉄損評価手法に加えて新しい評価手法を導入しています。本セミナーでは目的に応じたそれぞれの手法の使い分け、新しい手法を使う上での注意点をご紹介します。

参加対象： 鉄損解析に悩んでいる方
主に紹介する内容： 鉄損計算手法。各手法の利点/欠点。使い分け
当該セミナーに含まれない内容： 電磁界の基礎。製造工程の鉄損への影響

(定員：50名)

JMAG-RTモデルを高精度化するためには適切な電流分解能、機械角分解能の設定が必要です。加えて3次元効果を取り込むためには必要な動作点における3次元解析を行わなければなりません。上記モデルを高速に生成する方法について紹介します。

参加対象： モータ設計者（制御設計者除く）
主に紹介する内容： モータモデルの生成方法
当該セミナーに含まれない内容： モータモデルの利用方法（MILS, HILS, SILS)

(定員：50名)

JMAGには解析目的に応じて最適なメッシュを生成するための様々な機能が提供されています。本セミナーではメッシュ生成機能の具体的な使い分け方について解説いたします。

参加対象： JMAGの自動メッシュ機能を利用の方
主に紹介する内容： 解析モデル、解析内容に応じた自動メッシュ生成機能の使い分け方
当該セミナーに含まれない内容： 機能の細かな使用方法

(定員：50名)

電気機器形状の複雑化に伴い解析モデルが大規模化する一方で、設計期間の短縮からシミュレーションを高速に行う必要があります。本セミナーでは、JMAGの高並列計算機能により計算時間を大幅に短縮するソリューションを事例を交えながらご提案します。

参加対象： 大規模モデルや多ケース計算を実施されていて、解析時間を短縮したいと考えている方
主に紹介する内容： MPP,SMP,GPUに関する機能紹介
当該セミナーに含まれない内容： 擬似定常や非線形高速化など

(定員：50名)

得られた解析結果を多面的に評価する上で有用なJMAG-Designerのポスト機能、及びラベルのカスタマイズなどリポート作成のための小技をピックアップしデモを交えて紹介します。

参加対象： JMAG-Designerポスト利用経験者、JMAGの図をリポートなどに利用される方
主に紹介する内容： JMAG-Designerで出来るポスト機能、好みの図作成のための細かな設定の説明
当該セミナーに含まれない内容： 機能を利用するための基本操作、詳細な操作手順

(定員：50名)

標準機能だけでは表現できない現象や物理量を解析・評価したいというお客様のために、JMAGではユーザーコンポーネントやサブルーチンのようなカスタマイズ機能も提供しています。具体的にどのような利用方法があるのか事例を交えてご紹介いたします。

参加対象： ユーザーコンポーネント、サブルーチンに興味のある方
主に紹介する内容： ユーザーコンポーネント、サブルーチン、リスタート
当該セミナーに含まれない内容：スクリプトやサブルーチンなどのアルゴリズム設計、自動化

(定員：50名)

計算ケース数が増えてくると、モデルデータの管理も重要となってきます。 JMAG-Designer Ver14では、多ケースモデルの読み込み処理の改善だけでなく、モデルデータを管理するツールも提供いたします。新機能を中心にJMAGの使用方法を紹介いたします。

参加対象： 多ケース計算に興味のある方、モデルファイル管理に苦労されている方
主に紹介する内容： 多ケースモデルの読み込み処理の改善、モデルデータ管理ツール
当該セミナーに含まれない内容：一般的なデータマネジメントツール

(定員：50名)

JMAG-Designerは、パラメトリック機能による多ケース計算を基にした、最適化計算機能を搭載しています。今後最適化計算への取組みを考えておられる方向けに、JMAGの最適化機能の内容と利用上の注意点を示した上で、最適化計算を実行する手順を紹介します。

参加対象： JMAGの最適化の機能、実行方法を知りたい方
主に紹介する内容： JMAGの最適化機能でできること、最適化の実行手順
当該セミナーに含まれない内容： JMAG以外の最適化ソフトウェアとの連携、パラメトリック計算や応答値取得などの基本操作

(定員：50名)

dSPACE Japan株式会社
ハイブリッド車両等に使われるモーターをHILSでシミュレーションする為にはより正確なモーター、インバータのモデルを高速に演算する必要があります。dSPACEではモデルベース開発をFPGAにも適用し、FPGAの電子コンポーネントライブラリ（XSG EC Lib）を用意、迅速なHIL構築を実現しています。本セミナーではJMAG-RTからFPGAにインポートされた詳細モーター（空間高調波モデル）を使い、クローズループにてリアルタイムシミュレーションするHILSを紹介します。

(定員：100名)

ディエスピーテクノロジ株式会社
JMAG-RTをコントローラの評価・試験を行なうためのバーチャルモータとして使用するだけでなく、モータ制御において｢トルクリップル低減制御｣や｢直接トルク制御｣に使用できることを示し、この効果や機能を実現するために開発を進めている｢組込型コントローラ｣の紹介を致します。

(定員：100名)

Synopsys, Inc.
モータードライブは、現在の先進産業においては最も当たり前のどこにでもあるシステムのひとつとなっております。このようなシステムにおける効率と信頼性の増強は、環境問題とビジネスの両立に大きなインパクトを与える要件となり得ます。モータードライブの要点としては、インバーターとパッケージ、モータードライブの制御と安定性、さらに、システムレベルでの効率性と最適化が挙げられます。本講演では、モータードライブシステムに対する、開発、統合、最適化、検証の自動化された反復プロセス(自社によるもの、および自社へのサプライヤーによるものもある)によって得られる、構成要素ツールからのアウトプットを最大化するのに、JMAG-RTを組み合わせたSaberRDがいかに大きな貢献をするかについて議論いたします。

(定員：100名)

日本ナショナルインスツルメンツ株式会社
複雑化が加速するモータ制御コントローラ(ECU)のモデルベース開発過程を通して、テストパターンを統一し、上流過程では見えなかった問題についても下流過程との比較により特定することが重要となる。富士重工業HEV設計部森田知洋様にご提供頂いた、PMSM実機、弊社ナショナルインスツルメンツの LabVIEWでのHILS (JMAG-RT空間高調波モデル)、Mathworks社のSimulinkでのMILS (JMAG-RT空間高調波モデル及び線形モデル)の4つにおいてロギングした電流、電圧、トルク値を時間軸、周波数軸で比較した波形を紹介する。HILSにおいては、テキスト言語 (HDL) を使用せずにFPGAをカスタマイズし、データ集録やECUとのCAN通信等を含めて自動化された複合テストシステムの構築を提案する。

(定員：100名)

JMAG V14では、スクリプト自動記録をIDだけでなく部品名、スタディ名で行うオプションを追加したり、変数名を記録できるように改良しています。またヘルプの充実も図っております。具体的な例題を通じて、解析作業の自動化のためのスクリプト作成を実際の操作を通じて習得していただきます。

参加対象：解析作業の自動化を考えておられる方
主に紹介する内容：自動記録したスクリプトを基に必要な修正を施し自動実行可能なスクリプトを作成する方法。VBScriptを使用。
当該セミナーに含まれない内容：解析に必要な条件などの説明、VBScript自体の解説

(定員：5名)

形状や寸法を変更したパラメトリック解析を行うためには、適切な拘束条件の設定が必要です。本セミナーではいくつかの例題を通じて適切な形状作成、拘束条件の設定方法を学習します。

参加対象：形状エディタは既に使用しており、これから形状パラメトリック解析に取り組まれたい方
主に紹介する内容：形状パラメトリック解析のための形状作成、拘束条件設定方法
当該セミナーに含まれない内容：他のCADソフトウェアとの連携

(定員：5名)

セルフラーニングシステムのモデルは問題なくセットアップできたが、ご自身のモデルの設定に躓いてしまった、ということはないでしょうか？本セミナーでは初級セミナレベルの技術がある方を対象に、アプリケーションノートを題材として使用して必要なモデリング、条件設定が行えるように学習していただきます。

参加対象：初級セミナレベルの技術をお持ちの方、ご自身で解析モデルを作成したいと考えておられる方
主に紹介する内容：解析目的が与えられたときのモデリング操作、条件設定方法の解説。磁界解析を例題に取り上げる。
当該セミナーに含まれない内容：計算実行および解析結果の評価。

(定員：5名)