JMAGユーザー会まであと1か月 大人の学び直し企画
恒例?のスタッフによる準備日記を日々更新してまいります。
どうぞ開催前日までお付き合いください。
今年で誕生から35年を迎えたJMAG。
皆様が、アイデアを具現化し、よりよい製品を開発、設計するための不可欠なツールとして活躍できるよう追及してまいります。
さて、毎年毎年、新しいことをに挑み続けるJMAG。
一方で新しい情報は多いけど、ベーシックな情報や少し前の情報が埋もれてしまっています、、、よね。
JMAGユーザー会で、今年は”学び直し”を企画しています。
新しい情報はもとより、これまでの情報を整理しご紹介することで、JMAG初心者の方だけでなく、長くJMAGを使っている方にも、新たな発見をしてもらいたいと思っています。
現在の準備の状況をみると、このプロジェクトは、もしかしたら参加されるお客様よりも、私たちのほうが学ぶことが多くなりそうです。
もっとこのあたり知りたい! といったお声をぜひお寄せください。
皆様といっしょにJMAGユーザー会をつくっていきましょう。
それでは、来週からの準備日記をどうぞお楽しみに。
JMAGマーケティング担当
古林としえ
icon-envelope-o event@jmag-international.com
パートナ展示&セミナーにも注目を
JMAGに材料データを提供いただいている材料メーカ、JMAGとのインタフェースをとっているベンダーです。
ユーザの皆様に新しい情報を得ていただきたい企業に、私共からお願いをしてご出展いただいています。各社様との連携状況など、ぜひ各ブースにお立ち寄りいただき、最新情報を取得ください。またパートナーセッションや5minプレゼン、35周年にちなんだ催し事も準備しております。出展担当
佐々木
icon-envelope-o event@jmag-international.com
電磁界解析技術者育成を考える
昨日まで機械設計をしていて明日からモータ設計というようなことが起きています。
そんな中、じっくり電磁気、解析を勉強する時間もままなりません。
JMAGは電磁界解析のツールを提供する立場としてこの問題を考えます。
「いかに早く効率よく解析技術者を育成するか?」
JMAGにはセルフラーニングシステムやアプリケーションノートなどたくさんの資料があります。
しかし、それらの資料もどのようなときにどうやって使いこなすのか?ということによって効果が異なります。
今年のユーザ会では技術者育成という観点からツールとその使い方を見直してみます。
セミナ、ポスタ形式でプレゼンします。
技術者育成に課題を持たれている方、ぜひ来場の上、議論しましょう。
ユーザサポート担当
佐野
今年もやります大形変圧器セッション
それは各社のノウハウになるので公開が難しいのが理由だそうです。
しかしながらJMAGユーザー会では2010年よりユーザー様の事例をご発表頂いており、以降毎年セッションを設けております。
過去のJMAGユーザー会のページよりご発表の資料を読み返すとわかりますように、毎年生々しい形状での解析結果をご紹介させていただいております。
このような貴重な情報をご提供いただいているユーザー様に改めて御礼申し上げます。
ここでは紹介できませんが、今年も興味深い結果をご紹介頂けそうです。
大型変圧器のセッションは1日目の午後です。奮ってご参加くださいますようお願い申し上げます。
大形変圧器の解析は、その体格の大きさに対して渦電流が流れる表皮厚さをも考慮する必要があるため、メッシュの大規模化が余儀なくされます。
JMAGでは1億5000万要素規模の解析の実現を目指した開発を行っております。
近い将来、1億超メッシュのシミュレーションが日常的に行われるような日が来ることを楽しみにしています。
たに 浩司
ワイヤレス給電装置解析の最新情報
ワイヤレス給電の装置は、民生機器だけでなく、電気自動車の給電装置としても普及しつつあります。もちろん電磁誘導方式や磁界共鳴方式など、磁気的な
原理を使ったワイヤレス給電装置の設計では、多くのユーザ様にJMAGをご利用頂いています。
今年のユーザ会では、2日目午前中に、自動車向けの非接触給電装置の開発をリードされている田淵電機様、テクノバ様よりご講演いただきます。
コイルの損失の解析方法の知見や、最適化を使った給電装置の設計方法など非接触給電の装置を設計されている方には必見の情報が満載です。
是非この機会をご活用いただき、ご自身の設計業務にこれらの知見を活かしていただければと思います。
また、ワイヤレス給電においても3次元解析、モデルの大規模化が進んでいます。
モデル規模や計算時間、設計業務の効率など直面している問題がございましたら、私共へお気軽にお声掛けください。
多くのポスター・セミナーも用意していますので、解決策・ご参考いただける情報がきっと見つかると思います。
鈴木 理明
今年は振動解析に力を入れています
我々も振動解析に重きを置き、今年は7月に電磁振動解析セミナー、8月と9月に電磁振動解析フォローアップセミナーを開催しました。
たくさんの方にご参加いただき、電磁振動の基礎からどのようにシミュレーションを活用していくかなど、様々なことを共有させていただけたと
感じています。リリース予定のV18.0においても新手法を導入するなど、今後ともJMAGは電磁振動解析に力を入れて開発していく予定です。
ご期待下さい。
ユーザー会ではその活動の総括として、活動のまとめやブラッシュアップされた情報を発信するコンテンツを揃えております。
また、おかげさまでユーザー様のご講演においても、振動解析1、振動解析2と二つのセッションを開催させていただける事になりました。
魅力的なご講演が盛りだくさんですので、是非ご聴講いただき日々の設計業務にご活用いただければ幸いです。
仙田 泰三
JMAGを使い倒してみませんか?
この1年の自分の活動を振り返ってみると、パラメトリック、最適化機能とサブルーチンや制御回路などのプログラミングに携わることが多かったように思います。
アプリケーションノートや機能チュートリアルにこれらの機能を使用したものが多数増えているのですが、お気付きでしょうか?
例)
・233 – 誘導加熱用コイルの最適化設計
・[JFT047] JMAG-Designerで行う電流制御を考慮した高調波損失計算
パラメトリック、最適化機能は普段の解析業務を効率化すること、サブルーチンや制御回路は新たな解析課題へ挑戦することが目的で、一見すると大きく方向性の異なる機能に見えます。
実際には、どちらも設計業務の中でJMAGを活用していただくことを考え抜いた結果、開発が進められた機能です。
モータ関連だけでなく、ソレノイドやトランス、高周波誘導加熱など、ほぼすべてのユーザが活用できる機能ではないかと思います。
実際、今年のご講演の中ではこれらの機能が活用されている事例を多くみることができます。
設計業務において欠かせない機能である証拠では?!
ユーザ会では、機能の利用方法を紹介するセミナーも用意しています。
もちろん、担当は私、近藤です。
まだこれらの機能に触れたことがないという方は、ぜひセミナーに参加ください。
JMAGを使い倒すことができるようになります!
すでにご利用の方も歓迎です。新しい活用方法が見つかるかもしれません。
また、会場内でお話しする機会があれば、皆様の業務プロセスについて伺いたいと思っています。
どうすればさらに解析業務の負荷を減らせるかを考えます!
■セミナー
・パラメトリック解析使いこなし
・JMAG-Designer内での制御連成解析
それでは、会場でお会いできることを楽しみにしています。
ユーザサポート担当
近藤
あたらしい計算環境
こんにちは。
JMAG ユーザー会も間近となり、JMAG チームの準備も佳境となってきました。
今年も数多くの魅力的な事例発表が予定されており、スタッフ一同とても楽しみにしています。
ここ数年で、ご発表いただく事例での計算は、パラメトリック計算や最適化による設計探査や大規模モデルを用いた詳細検討など、加速的に大規模化が進んでいます。
これら大規模計算は、これまで特殊な計算機を持つ一握りの研究者のものでしたが、近年のハードウェア製品の拡充やクラウドサービスの普及に後押しされ、設計現場に急速な広まっている様に感じます。
一方、いざ自身で環境を手配しようとすると、マシン選定からJMAG のセットアップまで、戸惑われることと思います。
実際、マシン機器を刷新されようとするユーザーやシステム管理者の方々からの問合せも増えてきました。
ユーザー会では、環境構築のガイドラインをお示しするセミナーを開催します。
これから大規模計算環境の手配をお考えの方や、そのセットアップに携われる方には、ぜひご参加ください。
また、会場にはハードウェアベンダーやクラウドベンダーまで、計算環境を提供するパートナー各社の出展もありますので、具体的な性能やサービスを確認しながら検討を進めていただく絶好の機会です。
開発競争力を一段向上するための計算環境の構築に向けて、皆様のご参加をお待ちしています。
誘導加熱セッションも充実しています
今年はStar-CCM+とJMAGの連成による溶解炉の解析、電流制御を考慮した解析、熱応力-磁界連成による高周波焼き入れの解析と、多岐にわたるご講演をいただきます。
企業の最前線で活躍される方のご講演となりますので、ぜひ足を運んでいただければと思います。
さらにポスターセッションでは、サブルーチンを用いた電流制御、加熱コイルの最適化、大規模解析といった切り口から、JMAGのIHの解析の取り組みについてご紹介いたします。
ユーザ会は、短時間に多くの情報を効率よく集められる絶好の場所です。
当日、皆様にお会いできることを楽しみにしております。
中岡 高司
JMAG初心者の方は”JMAGユーザー会2018″にご参加ください。
早速ですが、JMAGの初心者の方や2-3年目の方は積極的に”JMAGユーザー会2018″にご参加ください。
JMAGユーザー会に参加されている方は、何十年もJMAGを使用されているベテランのユーザーばかりだと思われていませんか。
それは大きな誤解です。
今年でJMAG生誕35周年ということもあり、事実としてベテランユーザー様にも多くご参加いただいておりますが、これから本格的にJMAGに触れていただくような方、導入2-3年目の方など、JMAGを知り尽くしていないユーザー様も、毎年多くの方にご参加いただいております。
特に今年はJMAG初心者の方や導入2-3年目の方が、円滑にステップアップができるように、セミナーやポスターを分かりやすい内容で準備しています。
ユーザー様による講演プログラムのタイトルと概要を確認すると、最適化計算、パラメトリック解析、効率評価など、解析難易度が高いように見える解析事例が多くありますが、実はこれらの内容は、本当にすこしだけ、現状からステップアップすることでお手元でも実現することが可能になります。
なお、会場では「JMAGユーザー会の歩き方(ガイドブック) 」を用意し、JMAG初級の皆様が効率良く講演やセミナーを受講し、ステップアップできるようにご案内いたします。
また、毎年好評いただいている技術相談会(面談形式)も行います。
ユーザー会ということもあり、プリポスト、メッシャー、ソルバーの各開発チームのメンバーも参加しておりますので、普段、私のチームからは回答ができないようなコアな部分の話を聞けるチャンスです。
JMAG-Designerの使い方、メッシュの切り方のコツ、収束性向上のコツなど、JMAGに関わることであれば何でも構いません。
解析業務に何かお困りのことがございましたら、積極的にご活用いただければと思います。
では、当日皆さまにお会いできることを楽しみにしております。
JMAGサポート担当 森田
JMAGの損失計算はどこまでできるのか、その答えはユーザー会で
JMAGはこれまで鉄損計算において、プレイモデルや1D法といった先進的な技術を導入してきました。
損失のセッションでは、デンソー様、SFMotors様から貴重なご講演をいただきます。ご期待ください!
また、機能セミナーでは、これまでにJMAGで開発してまいりました損失計算法のレビューを行います。
いろいろ計算手法があるけど、結局どれを使えばいいの?と迷っている方,是非ご参加ください。
ヒステリシス計算としてのプレイモデルの機能を新バージョンでさらに拡張、やさしく解説します。
鉄損の中で最後に残った異常渦電流損の計算にもチャレンジするセミナーもあります。
損失に関する講演、セミナーは盛りだくさん。
今年のユーザー会はみなさんお誘いの上、是非ご参加を!
阿波根 明
効率マップで評価しませんか
車両駆動用や航空機のモータは汎用モータより動作域が広く、特性評価には単点ではなくマップで全体を見ることが必要だと考えています。
マップの評価はこれまで実機でもシミュレーションでも大変でした…条件出しに時間がかかり、温度管理が大変…
私たちはこの状況をシミュレーションで変えたいと思っています。
「1Dプラントモデルや簡単なFEAモデルをベースにして簡易的な効率マップの評価及び動作条件の同定を行い、詳細なFEAモデルで効率マップを高精度に再計算する」
このワークフローをJMAG-DesignerV18.0で提供します。
JMAGユーザー会2018ではこのJMAG-DesignerV18.0の効率マップ評価フローをデモ、セミナー、ポスターなど様々な切り口で紹介します。
まだ課題は残されていますが、着実に前進していると思います。是非JMAGユーザー会2018にお越しいただき、ご覧ください。
成田 一行
JMAG-RTモデルの利用が広がってきました
以前はモータ設計者が高調波鉄損を計算するための電流波形を生成するためによく使われていました。
最近ではJMAGユーザだけでなく制御担当者に使ってもらうケースが増え、いろいろな用途で活用していただいております。
今年のユーザ会では例年以上に、JMAG-RTを活用した講演が多数ございます。
1日目の[制御/JMAG-RT]セッション内の講演だけでなく、2日目の振動解析セッション内のいくつかの講演でもJMAG-RTを活用した事例をご発表いただきます。
JSOLからもJMAG-RTに関連したセミナーやポスターを多数企画しております。
年末にリリース予定のVer18.0では、JMAG-RTのパフォーマンス向上だけでなく、高調波損失の考慮も可能になります。
是非とも、JMAG-RTを使って、モデルベース開発を実現させましょう。
モータ設計者だけでなく、制御担当者の方にもご参加いただき、いろんな視点でディスカッションさせていただきたいと思います。
是非、ユーザ会でお会いできることを楽しみにしております。
服部哲弥
Personal Interaction with overseas support team
As a member of JMAG overseas support team we forever strive to provide, coherent and apropos solutions to our users while developing personal relationships and striving for a great user experience. The ability to interact with our users in person at the user conference provides with an opportunity to enhance mutual communication.
It is also a good opportunity for users as you can get answers to your queries in real-time, we can demonstrate to you those aspects of JMAG, which you always wondered about. You can get an insight on how the support team operates and how your issues are handled. You can ask us for suggestions and tips about various functions available in JMAG.
The JMAG overseas support team ready and waiting for you to interact with us at UC 2018. We have a dedicated technical consultation corner where we will be able to carry out personal consultation.
Looking forward to meeting you all.
JMAG Support Section
Pushkar Sathe.
Mari Nakamura
ソルバーの変化にお気づきでしょうか?
JMAGのソルバー開発を担当しております、仙波和樹と申します。
ソルバープログラムは、ご存じの通り、JMAGで解析をしても画面上には現れません。
また、資料やセミナーで皆様にお目にかかれるのは「何倍速くなりました!」とか「こんな新機能を作りました!!」といった派手な性能向上があった時だけです。
大変寂しいです。
実は、上記のような大きな性能向上以外にも、サービスパックや製品リリースにおいてお知らせできていない細かな機能開発や性能向上を実施しております。
今回、ソルバーに関するセミナー(【JMAGセミナー18】「知りたい。画面からは見えにくい、JMAGソルバの改善。」 2日目午後)において、これらの話題を集めました。
この機会に、皆様のお役にたつ細かな機能や性能改善を、是非紹介させていただきたい!
「え、そんなところに新機能のスイッチが?」
「自分のモデルも速くなるんじゃないか、使ってみたい。」
というお声を頂けるような内容を目指しております。
例えば、二次元解析での直接法の導入による速度向上や、大型機の、、、、
あ、これ以上申し上げるとセミナーに誰も来なくなるので、是非会場で紹介させてください。
お待ち申し上げております。
自動メッシュ生成機能について情報を発信いたします
皆様、JMAGの三次元自動メッシャはバージョンアップの度に生成時間が短縮されていることにお気づきでしょうか?
規模の小さなモデルでは体感できないかもしれませんが、複雑で部品数の多い大規模なソリッドモデルでは大きく生成時間が短縮されています。
処理方法を見直すと共に部分的に並列化技術を取り入れており、V18.0でも並列に処理する部分を拡大しています。
ユーザー会では、セミナーやポスターセッション等を通じて、上述の速度改善の内容やメッシュ生成の耐久性向上等の
自動メッシャの最近の改善内容について情報を発信いたします。
また、当日は私を含めメッシュ生成機能を開発している担当者も参加いたします。
メッシュ生成機能に関してここを改善してほしいとお思いの方、是非ご参加頂き、その思いを開発担当者にお伝え頂ければと思います。
JMAG-RTを始めてみませんか?
そのようなご要望にお応えするために、JMAGではJMAG-RTソリューションを提案しています。JMAG-RTを活用することで電気機器と制御回路の統合的なシミュレーションが可能になります。しかしJMAG-RTは必ずしも簡単という訳ではなく、その機能や特徴を理解し使い方を新たに覚えなければいけません。
確かに今から新しいシミュレーションを始めるのは大変ですが、このまま従来のシミュレーションを続けていてもいいのでしょうか?
いいえ、今こそ!JMAG-RTにチャレンジする時ではないでしょうか!
JMAG-RTは年々進化を続けています。
JMAG V18.0では、RTモデル生成時間が約半分に短縮します。また、誘導機や巻線界磁型同期モータなどPMSM以外のモータタイプの計算安定性も向上しています。V17.0でリリースされました任意モデルは、その名の通り多相モータでもトランスでも様々なアプリケーションに対応できる汎用モデルですが、V18.0から新たに鉄損情報も付加できるようになります。
JMAG-RTは年々機能が充実するからこそ、始めるのは早いに越したことはありません。
JMAGユーザー会2018では,JMAG-RTの様々な機能,特徴をわかりやすく紹介するセミナー、ポスターを多数用意しておりますので、これからJMAG-RTを始めるきっかけになれば幸いと思っております。
JMAG-RTについてご質問がございましたら、遠慮なく写真のJMAG-RT開発メンバーに声をかけてみて下さい。
三輪 將彦
今村 綾子
松浦 佳代
Looking to the Future
As we prepare for the user conference, we are looking forward to the next 35 years. Starting with version 18 we will start to shift to a more application focused interface. While of course all the general computational tools will still be available, the goal is to make it easier to integrate JMAG directly into the design workflow. To let you focus on your design rather than the details of the FEA computation. To make advanced computational functions, such as efficiency maps, that have so far required many manual steps and data manipulation available directly. This also means making it easier to leverage the power of the latest developments in computational resources, such as the cloud and HPC systems.
The journey to a new more application focused JMAG is of course one we need to travel together with you, our users. The user conference is an unparalleled opportunity for the developers to interact directly with our users and we welcome, and are looking forward to your feedback on all aspects of JMAG.
David Dibben
JMAGコミュニティ
JMAGユーザー会には”JMAG”という共通のキーワードをきっかけとして皆様にお集まりいただいております。
“JMAG”にはいくつかの意味合いがあり、ソフトウェアとしての”JMAG”、それを開発しサービスを提供する組織としての”JMAG”、そのサービスに関係するコミュニティとしての”JMAG”などです。
私たちはコミュニティとしての”JMAG”、JMAGコミュニティを大事にしています。
私たちはJMAGユーザー会をJMAGコミュニティの集いの場として考えています。
ソフトウェアとしての”JMAG”が新しい設計案のアイデア出しをお手伝いするように、JMAGユーザー会におけるコミュニケーションが皆様の明日に新しい視点、色を加えることを切に願っています。
私たちをそのきっかけ作りに使っていただければ幸いです。
JMAGユーザー会初日(12/5)の夕方に懇親会を企画しております。皆様のご参加をお待ち致しております。
鈴木 雄作
~ 追伸 ~
11/1からJMAGに戻ってまいりました。改めまして、今後ともよろしくお願いいたします。
JMAG-Designerの新機能をお楽しみに
今回は、JMAGのGUI担当から、次バージョンの中でGUIの変更が大きい3つの機能を紹介いたします。
まずは、効率マップ。
簡易効率マップはもちろん、高精度効率マップを1つの解析で簡単に作成することが出来ます。
マップのカスタマイズ機能もあり、ご自身でマップの定義を設定することも可能です。
2つ目は、巻線設定。
煩わしいコイル設定を一度で行えるもので、スロット数が変わるパラメトリック解析も可能になるという優れものです。
今まで手順が多く、設定ミスが多くなってしまったところを、この機能で改良出来たらと思います。
そして最後は、制御回路。
JMAGだけで精度の高い計算を実現しました。
Pythonで計算を定義することも可能ですが、プリインストールの素子も実装しており簡単に計算を定義することも可能です。
他にもたくさんの新機能を実装して皆さまのご来場をお待ちしております。
ユーザー会当日は、開発者も会場で案内しておりますので、
これら新機能や既存機能について、皆さまのご意見・ご指摘をお聞かせください。
また、今はこんなに手順が複雑で・・・などのご相談も、今後の改善項目として検討したいと思いますので、
ご要望をお待ちしております。
安達 恵美香
JMAGを利用して、価値ある体験をしていただくために
近年、商品やサービスに対して”UX”という言葉を耳にしたことはありませんか?
“UX”とは”User Experience (=ユーザー体験)”, その体験を高めるための概念と言われています。
UXは、ソフトウェアに限らずあらゆる製品、ウェブサイトからアプリ、そしてサービスでも
検討される概念である一方、ごく簡単に言い換えれば”使いやすさ”となってしまい、定量化の難しい概念です。
では、JMAGで得られる、よりよい体験とは何でしょう?
操作性、使いやすさといった点でこれまでユーザーの皆様とお話しさせていただいたこともありましたが、
昨今は、
「定量化可能である」
「スケールアップ推進により露見してきている」
という点から、応答性を中心としたパフォーマンスの検証と改善に軸足を置いています。
まだまだ検証が中心であり、皆様に改善の体験を十分お届けできてはおりませんが、多ケース、大規模な解析であっても、
・スムーズに解析を進められる
・価値のある結果を得られる
JMAGを目指して、取り組みを進めているところです。
今年もJMAGユーザー会が迫ってまいりました。
このユーザー会も、皆様に素晴らしい体験としていただけますよう、スタッフ一同準備を進めております。
当日お会いできることを楽しみにしております。
河合 優行
形状エディタに対するご要望をお聞かせください
今年のJMAGユーザー会では、
・拘束の使い方
・さまざまなモータの形状がプリインストールされている形状ライブラリ
・CADで作ったソリッドの形状を直接変更できる機能
など、皆様の業務にお役に立つ情報が一つでもお伝えできればと現在準備を進めています。
JMAGユーザー会当日は、形状エディタの開発スタッフも参加します。
その際に、お客様から直接「ちょっとしたつまづきごと」など伺えれば幸いです。
ぜひ会場までお越しいただき、お気軽にお声かけください。
皆様とお会いできることを楽しみにしております。
JMAG形状エディタ開発担当
稲葉 佳代
Webアプリを使ったモータ設計を試してみませんか
モータ設計WebアプリJMAG-Express Onlineを公開して半年がたちました。
様々なご意見をいただく中で、以前リリースしておりましたJMAG-Express Publicとの機能の違いに物足りなさを感じられるユーザ様が多いことがわかりました。
そこで現在、PC上でJMAG-Express Publicと同等の機能を実現するべく開発を進めており、ユーザ会にてβ版の公開を予定しています。WiFi接続可能なPCをお持ちいただくか(*)、会場に常設のPCにて操作感をお試しください。
(*)あらかじめユーザ登録していただくことで、スムーズにご利用いただけます ( /jp/express/ の「アカウントの新規作成」をクリックしてください )。
スマートフォン・タブレットでのご利用も可能ですので、セミナーでの配布資料や、ポスター「JMAG-Express Online/教科書」を参照しながら、Webアプリを使ってのモータ設計をお試しください。
JMAG-Express Onlineを実際に操作してみてのご感想・忌憚のないフィードバックを頂けることを楽しみにしています。
廣瀬 基人
今年も学生セッションを担当します!
昨年に引き続きご参加いただく学生の方、今年もよろしくお願いいたします。
初めてご参加いただく学生の方、はじめまして。分からないことがあれば気軽にお尋ねください。
さて、今年の内容はミラー先生による講演(1日目)、ランチ(1日目、2日目)です。
ミラー先生にはACモータのお話をしていただきます。
セッションでは是非質問をしてみてください。
また、今年のランチ会場は3階のレストランですので、JMAGや研究のことなどゆっくりお話してみてください。
研究で使用している学生が一度に会える機会は、このJMAGユーザ会だけです。
1人でも多く知り合いになっていただけたら嬉しいです。
なお、講演やセミナーの聴講は自由です。興味のある講演、セミナーに参加してください。
講演内容は普段聞けない先端技術のお話を聞くことができますので、就活の参考にもなるのではないでしょうか。
最後に。
お時間があれば、懇親会も是非参加してくださいね。
学生セッション
/jp/conference2018/event#academia
瀬々 英里
磁気回路設計初心者の皆さん、JMAGを使って磁気回路設計をしませんか
それに伴い、初めて電子機器の磁気回路設計やJMAGを用いた電磁界解析に取り組まれる方もいらっしゃるかと思います。
本年のJMAGユーザー会ではそのような初心者の皆様にご参考になるJMAGセミナーや、ポスター展示、そして各メーカー様の貴重なご講演を聴講する事ができます。
例えば、モータ設計初心者の方にはモータ設計にフォーカスしたJMAGセミナーやポスターなどが、今後の業務の参考になるかと存じます。
是非、この二日間でご都合のつく限り各種セミナーやご講演を聴講していただき、今後の開発の一助にして頂けますと幸いです。
当日会場で皆様にお会い出来る事を楽しみにしています。
ドキュメント担当
矢野
新しい営業チームがスタート
JMAG専任営業として今まで以上に多くのお客様にお会いする機会が増えてきています。
急ピッチで変化する様々な製品市場で早く、安く、良いモノづくりをするためにCAEに期待されている割合が年々高まってきていますが、CAE導入すれば大丈夫という訳では無いのは多くのJMAGユーザ様にはご理解頂いています。ただ、本当に開発・設計にFitしているか、他社に負けない運用になっているのかというのをお聞きすると回答に困られる方が多くおられます。
現在、JBCの営業は一人100社程度を担当しています。
その経験を元にお客様の課題に対してベストプラクティスをご提案しています。
是非、JMAGを生かす!を一緒に考えさせてください。
それと今回集まった営業6名はCAE営業としては珍しいぐらい陽気なメンバーです。
この陽気なメンバーとミーティングをすると何でも出来そうな気がしてきます。
そんな雰囲気もユーザ会で味わってください。
それでは会場で皆様とお会いできることを楽しみにしております。
当日は営業にも是非お声掛けください。
深山 智史
新しいJMAGについてお話しします
準備万端で皆さんをお迎え、と言いたいところですが、私のまわりでは人がバタバタと走り回り、資料やらなんやらの修正通知のメールが飛び交っています。こういうのをカオスと呼ぶのだと思います。私にできることは祈ることくらいのようです。
毎年のことながらスマートさに欠けるユーザ会になりそうですが、参加していただくユーザの方には、2日間、有益な時間を過ごしていただければと思い、JMAGメンバー一同、コンテンツを準備してきました。
メインは何と言っても、Bulent先生の基調講演をはじめとするユーザの方々による事例紹介です。
ご発表いただく皆様、本当にありがとうございます。今年も、多岐にわたるテーマでJMAGユーザ会オリジナルの講演をお願いしています。
JMAGメンバーによるポスタ、セミナも昨年を上回る量(質も?)のコンテンツを用意しました。退屈させません。
パートナ展示、セミナにも足を運んでください。いずれのパートナともJMAGと具体的なソリューションを作り上げてきました。その成果をご覧ください。
私自身は、会議の冒頭でJMAGの開発計画についてお話をさせていただきます。
JMAGも最初のバージョンのリリースから35年という年月を経て、今、大きく生まれ変わろうとしています。
まだ最初の一歩ですが、具体的な一歩を踏み出し始めました。それについてお話をしたいと思います。
そして、皆さんとJMAGの方向性についてお話をしたいと考えています。
会場でお会いしましょう。
山田 隆
いよいよJMAGユーザー会開催までD1となりました。
当日は、おかげ様で満席となっております。ユーザー様の席は先着順です。
参加証の印刷をされていないお客様については、お席へのご案内が少し遅れます。
スムーズにご参加いただくためにも参加証を印刷して会場にお持ちください。
さて、今年のシンポジウム(懇親会)では、ご出身地もしくはご自身のお好きな地方別に、テーブルをご用意してみています。
電気機器設計・開発に携わる皆様ですから、対象や立場は違えど多くの共通点はあるかと存じます。
JMAGユーザーの多くの方々は口が重い方も多いですが、ぜひ、ユーザー会でJSOLメンバー以外とも言葉を交えてください。
情報を発信するだけ、あるいは受信するだけでなく、言葉を交えることで”ユーザー会”が通常のセミナーとは全く違う場所であることが感じられます。
1日目JMAGユーザー会にご参加されるお客様はぜひ、懇親会にも乾杯だけでもかまいませんのでお付き合いください。
また、2日目だけ という方も、ご安心ください。形は違いますが、言葉を交わす機会がございます。
最後のオープンフォーラムでは、2日間JMAGユーザー会でお客様から得たご意見をその場でご紹介し、今後のJMAGの方針について皆様と一緒に確認をします。
もちろん、直接ご発言いただければと思いますが、シャイな方は、JMAGスタッフの耳元でささやいてください。代弁いたします!
最後に、お忙しい中、ご準備いただいたご講演者、出展社の皆様、この場をおかりし改めて御礼申し上げます。
明日、明後日何卒よろしくお願いします。
それでは、皆様どうぞお気をつけてお越しください。
古林 聡枝