公開メンバ関数 | 全メンバ一覧
Condition クラス

Condition クラスは 条件の設定に使用します。
Study クラスから呼び出すことができます。
. [詳解]

ParameterListを継承しています。

公開メンバ関数

void AddGroup (MeshGroup *set, int group)
 指定された名称またはインデックスをもつ MeshGroup オブジェクトを、条件の設定グループに追加します。 [詳解]
 
void AddPart (Variant &val)
 指定された名称またはIDをもつ、部品、面、またはエッジを設定グループに追加します。 [詳解]
 
void AddPartByGroup (Variant &val, int group)
 指定された設定グループに、新しく部品、面、またはエッジを追加します。 [詳解]
 
void AddPartByTargetType (Variant &val, String &targetTypeName)
 条件によって、設定対象の種類(部品、面、エッジ)を選択できるものがあります(マルチオブジェクト)。このコマンドでは、設定グループへ追加する対象を、種類(部品、面、エッジ)と名称またはIDで指定します。 [詳解]
 
void AddSecondaryPart (Variant &val)
 条件に2つの設定グループがある場合に、2番目の設定グループに、部品、面、またはエッジを追加します。 [詳解]
 
void AddSecondarySelected (Selection *selection)
 Selection オブジェクトで選択されている部品、面、またはエッジを、条件の設定グループに追加します。 [詳解]
 
void AddSelected (Selection *selection)
 Selection オブジェクトで選択されている部品、面、またはエッジを、条件の設定グループに追加します。 [詳解]
 
void AddSelectedByGroup (Selection *Selection, int group)
 Selection オブジェクトで選択されている部品、面、またはエッジを、指定された設定グループに追加します。 [詳解]
 
void AddSet (Set *set, int group)
 指定された名称またはインデックスをもつセットを、条件の設定グループに追加します。 [詳解]
 
void AddSetFromModel (Variant &val, int group)
 指定されたモデル名またはインデックスを持つモデルを、条件の設定グループに追加します。 [詳解]
 
void AddSubCondition (Variant &val, int subIndex)
 条件を指定して、条件に下位条件を挿入します。 [詳解]
 
void AddTarget (String &name)
 設定対象に任意断面・任意エッジを追加します。 [詳解]
 
double CalculateInertiaValue ()
 慣性モーメント/質量を計算して取得します。 [詳解]
 
void ClearParts ()
 条件の設定対象から、すべての部品、面、またはエッジを除きます。
 
void ClearPartsByGroup (int group)
 条件の設定対象から、すべての部品、面、またはエッジを除きます。 [詳解]
 
void ClearTargets ()
 設定対象から、全ての任意断面・任意エッジを外します。
 
ConditionCreateSubCondition (String &typeName, String &name)
 指定されたタイプ名と名称によって Condition オブジェクトを取得します。 [詳解]
 
int GetCoordinateSystemIndex (String &propName)
 座標系プロパティをインデックスで取得します。 [詳解]
 
String GetCoordinateSystemName (String &propName)
 座標系プロパティを名称で取得します。 [詳解]
 
virtual String GetFlagAsString (String &name)
 指定したプロパティの設定を、フラグプロパティ名で取得します。 [詳解]
 
virtual String GetFlagPropertyHelp (String &propName, Variant &val)
 名称またはインデックスを指定して、フラグプロパティのヘルプを文字列として取得します。 [詳解]
 
FunctionObjectGetFunction ()
 条件用に FunctionObject オブジェクトを取得します。 [詳解]
 
String GetInstanceLink (String &propName)
 条件と関連付けられた回路素子の名称を取得します。 [詳解]
 
Variant GetKeyNames (String &name)
 指定したプロパティで設定可能なフラグの一覧を取得します。 [詳解]
 
String GetLink ()
 条件に関連付けられた回路素子の名称を取得します。 [詳解]
 
String GetLinkWithType (String &type)
 条件に関連付けられた条件または回路素子の名称を取得します。 [詳解]
 
MaterialGetMaterial (String &propName)
 レイヤーメッシュの電磁鋼板部分または絶縁層部分に割り当てられた材料を取得します。 [詳解]
 
String GetName ()
 条件の名称を、文字列で取得します。 [詳解]
 
Variant GetParts ()
 部品、面、またはエッジのIDのリストを、点列形式で取得します。 [詳解]
 
Variant GetPartsByGroup (int group)
 指定された設定グループに含まれる、部品、面、またはエッジ のIDのリストを点列形式で取得します。 [詳解]
 
PointGetPoint (String &propName)
 Typeが"Vector"のプロパティの値を Point オブジェクトとして取得します。 [詳解]
 
PointGetPointWithUnit (String &propName, String &unitName)
 Typeが"Vector"のプロパティの値を、Point オブジェクトとして単位指定で取得します。 [詳解]
 
virtual String GetPropertyHelp (String &propName)
 プロパティのヘルプを文字列として取得します。 [詳解]
 
Variant GetPropertyNames ()
 条件中で設定可能な全プロパティの名称リストを取得します。 [詳解]
 
String GetPropertyTable ()
 タイプ、ヘルプを含むプロパティの一覧を取得します。 [詳解]
 
virtual String GetPropertyType (String &propName)
 プロパティの型を取得します。 [詳解]
 
ReferenceTargetGetReferenceTarget (String &propName)
 指定されたプロパティの参照ターゲットの値を取得します。 [詳解]
 
String GetScriptTypeName ()
 条件のタイプ名の文字列を取得します。 [詳解]
 
Variant GetSecondaryParts ()
 条件に2つの設定グループがある場合に、2番目の設定グループの部品、面、またはエッジのIDのリストを、点列形式で取得します。 [詳解]
 
SelectionGetSecondarySelection ()
 条件に2つの設定グループがある場合に、2番目の設定グループの部品、面、またはエッジを Selection オブジェクトとして取得します。 [詳解]
 
SelectionGetSelection ()
 条件の設定グループに含まれる部品、面、またはエッジを、Selection オブジェクトとして取得します。 [詳解]
 
SelectionGetSelectionByGroup (int group)
 指定された設定グループに含まれるすべての部品、面、またはエッジを Selection オブジェクトとして取得します。 [詳解]
 
SetGetSet (int index, int group)
 指定されたインデックスをもつ条件の設定グループに含まれるセットを取得します。 [詳解]
 
virtual String GetStringValue (String &propName)
 プロパティの値を文字列で取得します。 [詳解]
 
ConditionGetSubCondition (Variant &val)
 名称またはインデックスを指定して、下位条件の Condition オブジェクトを取得します。 [詳解]
 
DataSetGetTable (String &propName)
 指定したプロパティの点列を取得します。 [詳解]
 
DataSetListGetTableList (String &propName)
 指定したプロパティの点列リストの値を取得します。 [詳解]
 
String GetType ()
 条件の名称を文字列で取得します。 [詳解]
 
virtual double GetValue (String &propName)
 プロパティの値を実数で取得します。 [詳解]
 
virtual double GetValueWithUnit (String &propName, String &unitName)
 プロパティの値を単位指定で実数で取得します。 [詳解]
 
bool HasTargetOnXYPlane (double tolerance=1e-6)
 設定対象の中にXY平面上に属するものが存在するか否かを取得します。 [詳解]
 
bool HasTargetOnYZPlane (double tolerance=1e-6)
 設定対象の中にYZ平面上に属するものが存在するか否かを取得します。 [詳解]
 
bool HasTargetOnZXPlane (double tolerance=1e-6)
 設定対象の中にZX平面上に属するものが存在するか否かを取得します。 [詳解]
 
void InsertSubCondition (Condition *condition, int subIndex)
 Condition オブジェクトを指定して、条件に下位条件を挿入します。 [詳解]
 
void InsertSubConditionByIndex (int conditionIndex, int subIndex)
 
virtual bool IsValid ()
 オブジェクトが有効であるとき、戻り値として True を取得します。 [詳解]
 
bool NodeIsOnTarget (int nodeId, double tolerance=1e-6)
 これは内部関数であるため、正式にサポートしていません。 [詳解]
 
int NumSets (int group)
 指定された名称またはインデックスをもつ条件の設定グループに含まれるセット数を取得します。 [詳解]
 
int NumSubConditions ()
 下位条件の数を整数で取得します。 [詳解]
 
void RemoveAllSets (int group)
 全てのセットを、条件の設定グループから外します。 [詳解]
 
void RemovePart (int id)
 設定グループから、特定の部品、面、またはエッジを除きます。 [詳解]
 
void RemovePartByGroup (int id, int group)
 指定された設定グループに含まれる部品、面、またはエッジの中から、指定されたIDをもつものを除きます。 [詳解]
 
void RemovePartByTargetType (int id, String &targetTypeName)
 条件によって、設定対象の種類(部品、面、エッジ)を選択できるものがあります(マルチオブジェクト)。このコマンドでは、設定グループから削除する対象を、種類(部品、面、エッジ)、および、IDまたは名称で指定します。 [詳解]
 
void RemoveSecondaryPart (int id)
 条件に2つの設定グループがある場合に、2番目の設定グループから、部品、面、またはエッジを除きます。 [詳解]
 
void RemoveSet (Variant &val, int group)
 指定された名称またはインデックスをもつセットを、条件の設定グループから外します。 [詳解]
 
void RemoveSubCondition (Variant &val)
 名称またはインデックスによって、下位条件を削除します。 [詳解]
 
virtual void SetComplexValue (String &propName, double real, double imag)
 複素数を設定します。 [詳解]
 
void SetCoordinateSystem (String &propName, Variant &val)
 座標系プロパティを設定します。 [詳解]
 
void SetDirectionFromReferenceTarget (String &propName, ReferenceTarget *ref, String &directionType=String())
 参照ターゲットから条件の方向のプロパティを設定します。 [詳解]
 
virtual void SetFlagByName (String &propName, String &scriptKeyName)
 名称を指定して、フラグプロパティの値を設定します。 [詳解]
 
void SetFunction (FunctionObject *func)
 プロパティに指定された関数の値を設定します。 [詳解]
 
void SetInstanceLink (String &propName, Variant &val)
 条件と関連付ける回路素子を指定します。 [詳解]
 
void SetLink (String &name)
 条件に関連付ける回路素子を設定します。 [詳解]
 
void SetLinkWithType (Variant &type, Variant &val)
 関連付ける条件または回路素子を設定します。 [詳解]
 
void SetMaterial (String &propName, Material *material)
 変数を使って、レイヤーメッシュの電磁鋼板部分または絶縁層部分に材料を割り当てます。 [詳解]
 
void SetMaterialByName (String &propName, String &matname)
 材料名を使って、レイヤーメッシュの電磁鋼板部分または絶縁層部分に材料を割り当てます。 [詳解]
 
void SetName (String &name)
 条件の名称を設定します。 [詳解]
 
void SetPoint (String &propName, Point *value)
 Typeが"Vector"のプロパティを設定します。 [詳解]
 
void SetPointWithUnit (String &propName, Point *value, String &unitName)
 Typeが"Vector"のプロパティを単位指定で設定します。 [詳解]
 
void SetTable (String &propName, String array &mat)
 指定した点列の値をプロパティに設定します。 [詳解]
 
void SetTableFromFile (String &propName, String &filename)
 点列ファイル(*.csv, *.txt, *.pa)をインポートして、指定したプロパティに点列を設定します。 [詳解]
 
void SetTableList (String &propName, double primaryKey, String &primaryUnitName, String array &mat)
 データセットリスト(複数点列)の指定された第1キーに多次元配列の点列を設定します。 [詳解]
 
void SetTableListName (String &propName, String &name)
 データセットリスト(複数点列)の名称を設定します。 [詳解]
 
void SetTableListWithDualKey (String &propName, double primaryKey, String &primaryUnitName, double secondaryKey, String &secondaryUnitName, String array &mat)
 データセットリスト(複数点列)の指定された第1キーに多次元配列の点列を設定します。 [詳解]
 
void SetTableProperty (String &propName, DataSet *set)
 指定したプロパティに、点列を設定します。 [詳解]
 
void SetTableWithUnit (String &propName, String array &mat, StringList &unitlist)
 指定した点列の値を単位指定でプロパティに設定します。 [詳解]
 
void SetTextTable (String &propName, String array &mat)
 指定した文字列テーブルの値をプロパティに設定します。 [詳解]
 
virtual void SetValue (String &propName, Variant &value)
 実数またはフラグのプロパティの値を設定します。値の単位は考慮されずに、現在使用中の単位が使用されます。 [詳解]
 
virtual void SetValueWithUnit (String &propName, double value, String &unitName)
 実数またはフラグのプロパティの値を単位指定で設定します。 [詳解]
 
void SetXYZPoint (String &propName, Variant &x, Variant &y, Variant &z)
 Point型のプロパティを x y z で指定します。 [詳解]
 
void SetXYZPointWithUnit (String &propName, double x, double y, double z, String &unitName)
 Point型のプロパティを x y z で単位指定で指定します。 [詳解]
 

詳解

Condition クラスは 条件の設定に使用します。
Study クラスから呼び出すことができます。
.

このクラスのオブジェクトを取得する例:

app.GetModel(0).GetStudy(0).GetCondition(0)

また、各条件に付随するプロパティの指定には、 条件設定で使用するもの に掲載するプロパティ名およびフラグを使用します。

関数詳解

void Condition::AddGroup ( MeshGroup set,
int  group 
)

指定された名称またはインデックスをもつ MeshGroup オブジェクトを、条件の設定グループに追加します。

引数
setMeshGroup オブジェクトの名称またはインデックス
group条件の設定グループ番号
void Condition::AddPart ( Variant &  val)

指定された名称またはIDをもつ、部品、面、またはエッジを設定グループに追加します。

引数
val部品、面、エッジの名称またはID
void Condition::AddPartByGroup ( Variant &  val,
int  group 
)

指定された設定グループに、新しく部品、面、またはエッジを追加します。

引数
val部品、面、エッジの名称またはID
group設定グループ番号

このコマンドは、1つの設定画面に複数のリストボックスがあるような設定をする際に使用されます。
たとえば、[部品の親子関係]ダイアログの[親部品]ボックスには、設定グループ番号(group)として「0」が割り当てられています。
同様に、[子部品(反転なし)]ボックスは「group=1」、[子部品(反転あり)]ボックスは「group=2」がそれぞれ割り当てられています。

void Condition::AddPartByTargetType ( Variant &  val,
String &  targetTypeName 
)

条件によって、設定対象の種類(部品、面、エッジ)を選択できるものがあります(マルチオブジェクト)。このコマンドでは、設定グループへ追加する対象を、種類(部品、面、エッジ)と名称またはIDで指定します。

引数
val部品、面、エッジの名称またはID
targetTypeName種類
Face:面
Part:部品
Edge:エッジ
void Condition::AddSecondaryPart ( Variant &  val)

条件に2つの設定グループがある場合に、2番目の設定グループに、部品、面、またはエッジを追加します。

引数
val部品、面、エッジの名称またはID
void Condition::AddSecondarySelected ( Selection selection)

Selection オブジェクトで選択されている部品、面、またはエッジを、条件の設定グループに追加します。

引数
selectionSelection オブジェクト(選択中の部品、面、エッジ)
void Condition::AddSelected ( Selection selection)

Selection オブジェクトで選択されている部品、面、またはエッジを、条件の設定グループに追加します。

引数
selectionSelection(選択中の部品、面、エッジ)
void Condition::AddSelectedByGroup ( Selection Selection,
int  group 
)

Selection オブジェクトで選択されている部品、面、またはエッジを、指定された設定グループに追加します。

引数
selectionSelection(選択中の部品、面、エッジ)
group設定グループ番号

group(設定グループ番号)については、 AddPartByGroup() の説明を参照してください。

void Condition::AddSet ( Set set,
int  group 
)

指定された名称またはインデックスをもつセットを、条件の設定グループに追加します。

引数
setセットの名称またはインデックス
group条件の設定グループ番号
void Condition::AddSetFromModel ( Variant &  val,
int  group 
)

指定されたモデル名またはインデックスを持つモデルを、条件の設定グループに追加します。

引数
valモデルの名称またはインデックス
group条件の設定グループ番号
void Condition::AddSubCondition ( Variant &  val,
int  subIndex 
)

条件を指定して、条件に下位条件を挿入します。

引数
val挿入する条件のインデックスまたは名称
subIndex下位条件のインデックス
void Condition::AddTarget ( String &  name)

設定対象に任意断面・任意エッジを追加します。

引数
name計算対象の名前
double Condition::CalculateInertiaValue ( )

慣性モーメント/質量を計算して取得します。

戻り値
慣性モーメント/質量
void Condition::ClearPartsByGroup ( int  group)

条件の設定対象から、すべての部品、面、またはエッジを除きます。

引数
group設定グループ番号

group(設定グループ番号)については、 AddPartByGroup() の説明を参照してください。

Condition * Condition::CreateSubCondition ( String &  typeName,
String &  name 
)

指定されたタイプ名と名称によって Condition オブジェクトを取得します。

FEMコイル条件でグループ(下位条件)を作成する場合に使用します。

引数
typeName条件タイプ名
name条件名
戻り値
Condition オブジェクト

typeName として指定可能な条件タイプ名については、磁界解析で指定できるプロパティ を参照してください。

int Condition::GetCoordinateSystemIndex ( String &  propName)

座標系プロパティをインデックスで取得します。

引数
propNameプロパティ名
戻り値
座標系のインデックス
String Condition::GetCoordinateSystemName ( String &  propName)

座標系プロパティを名称で取得します。

引数
propNameプロパティ名
戻り値
座標系名
String ParameterList::GetFlagAsString ( String &  name)
virtualinherited

指定したプロパティの設定を、フラグプロパティ名で取得します。

引数
nameプロパティ名
戻り値
DataSet オブジェクト(プロパティの点列)
String ParameterList::GetFlagPropertyHelp ( String &  propName,
Variant &  val 
)
virtualinherited

名称またはインデックスを指定して、フラグプロパティのヘルプを文字列として取得します。

引数
propNameプロパティ名
valフラグの名称またはインデックス
戻り値
フラグプロパティのヘルプ
FunctionObject * Condition::GetFunction ( )

条件用に FunctionObject オブジェクトを取得します。

戻り値
FunctionObject オブジェクト
String Condition::GetInstanceLink ( String &  propName)

条件と関連付けられた回路素子の名称を取得します。

次のパターンがあります。

発熱量条件と抵抗素子
発熱素子条件と発熱素子
温度分布条件と温度プローブ素子
引数
propName
ResistorID : 抵抗素子のID
HeatGenerationComponentId : 発熱素子のID
ThermalProbeID : 温度プローブ素子のID
戻り値
回路素子の名称
Variant ParameterList::GetKeyNames ( String &  name)
inherited

指定したプロパティで設定可能なフラグの一覧を取得します。

引数
nameプロパティ名
戻り値
フラグ一覧
String Condition::GetLink ( )

条件に関連付けられた回路素子の名称を取得します。

戻り値
回路素子名

回路素子については Circuit クラス、 CircuitComponent クラス、 CircuitComponentInstance クラス、 CircuitWire クラスおよび 回路の設定で使用するもの を参照してください。

String Condition::GetLinkWithType ( String &  type)

条件に関連付けられた条件または回路素子の名称を取得します。

引数
type
タイプ名
Resistance : 抵抗素子
FEMCoil : FEMコイル条件
戻り値
条件名・回路素子名

SetLinkWithType() および GetLinkWithType() は、磁界解析の発熱量条件にのみ対応しています。

Material * Condition::GetMaterial ( String &  propName)

レイヤーメッシュの電磁鋼板部分または絶縁層部分に割り当てられた材料を取得します。

引数
propName
SteelSheetMaterial : 電磁鋼板部分の材料
InsulationMaterial : 絶縁層部分の材料
戻り値
Material オブジェクト
String Condition::GetName ( )

条件の名称を、文字列で取得します。

戻り値
条件名
Variant Condition::GetParts ( )

部品、面、またはエッジのIDのリストを、点列形式で取得します。

戻り値
部品/面/エッジのIDリスト
Variant Condition::GetPartsByGroup ( int  group)

指定された設定グループに含まれる、部品、面、またはエッジ のIDのリストを点列形式で取得します。

引数
group設定グループ番号
戻り値
部品,面,エッジのIDリスト

group(設定グループ番号)については、 AddPartByGroup() の説明を参照してください。

Point * Condition::GetPoint ( String &  propName)

Typeが"Vector"のプロパティの値を Point オブジェクトとして取得します。

引数
propNameプロパティ名
戻り値
Point オブジェクト
Point * Condition::GetPointWithUnit ( String &  propName,
String &  unitName 
)

Typeが"Vector"のプロパティの値を、Point オブジェクトとして単位指定で取得します。

引数
propNameプロパティ名
戻り値
Point オブジェクト
引数
unitName単位
String ParameterList::GetPropertyHelp ( String &  propName)
virtualinherited

プロパティのヘルプを文字列として取得します。

引数
propNameプロパティ名
戻り値
プロパティのヘルプ
Variant ParameterList::GetPropertyNames ( )
inherited

条件中で設定可能な全プロパティの名称リストを取得します。

戻り値
条件中のプロパティ名
String ParameterList::GetPropertyTable ( )
inherited

タイプ、ヘルプを含むプロパティの一覧を取得します。

戻り値
プロパティの一覧
String ParameterList::GetPropertyType ( String &  propName)
virtualinherited

プロパティの型を取得します。

引数
propNameプロパティ名
戻り値
プロパティのタイプ
ReferenceTarget * Condition::GetReferenceTarget ( String &  propName)

指定されたプロパティの参照ターゲットの値を取得します。

引数
propNameプロパティ名
戻り値
ReferenceTarget オブジェクト
String Condition::GetScriptTypeName ( )

条件のタイプ名の文字列を取得します。

戻り値
条件のタイプ名

条件設定のプロパティ名については、条件設定で使用するもの を参照してください。

Variant Condition::GetSecondaryParts ( )

条件に2つの設定グループがある場合に、2番目の設定グループの部品、面、またはエッジのIDのリストを、点列形式で取得します。

戻り値
部品、面、エッジのIDリスト
Selection * Condition::GetSecondarySelection ( )

条件に2つの設定グループがある場合に、2番目の設定グループの部品、面、またはエッジを Selection オブジェクトとして取得します。

戻り値
Selection オブジェクト
Selection * Condition::GetSelection ( )

条件の設定グループに含まれる部品、面、またはエッジを、Selection オブジェクトとして取得します。

戻り値
Selection オブジェクト
Selection * Condition::GetSelectionByGroup ( int  group)

指定された設定グループに含まれるすべての部品、面、またはエッジを Selection オブジェクトとして取得します。

引数
group設定グループ番号
戻り値
Selection オブジェクト

group(設定グループ番号)については AddPartByGroup() の説明を参照してください。

Set * Condition::GetSet ( int  index,
int  group 
)

指定されたインデックスをもつ条件の設定グループに含まれるセットを取得します。

引数
indexインデックス
group条件の設定グループ番号
String ParameterList::GetStringValue ( String &  propName)
virtualinherited

プロパティの値を文字列で取得します。

引数
propNameプロパティ名
戻り値
プロパティの値

StudyPropertiesで再実装されています。

Condition * Condition::GetSubCondition ( Variant &  val)

名称またはインデックスを指定して、下位条件の Condition オブジェクトを取得します。

引数
val条件の名称またはインデックス
戻り値
Condition オブジェクト
DataSet * ParameterList::GetTable ( String &  propName)
inherited

指定したプロパティの点列を取得します。

引数
propNameプロパティ名
戻り値
DataSet (点列)
DataSetList * ParameterList::GetTableList ( String &  propName)
inherited

指定したプロパティの点列リストの値を取得します。

引数
propNameプロパティ名
戻り値
DataSetList (点列リスト)
String Condition::GetType ( )

条件の名称を文字列で取得します。

戻り値
条件の名称

このコマンドでの「条件の名称」とは、JMAG-Designerのプロジェクトマネージャに表示される条件の名称のことです。
たとえば、「運動:回転」、「周期境界(回転)」、「トルク:節点力」などが返ります。

double ParameterList::GetValue ( String &  propName)
virtualinherited

プロパティの値を実数で取得します。

引数
propNameプロパティ名
戻り値
プロパティの値
double ParameterList::GetValueWithUnit ( String &  propName,
String &  unitName 
)
virtualinherited

プロパティの値を単位指定で実数で取得します。

引数
propNameプロパティ名
unitName単位
戻り値
プロパティの値
bool Condition::HasTargetOnXYPlane ( double  tolerance = 1e-6)

設定対象の中にXY平面上に属するものが存在するか否かを取得します。

引数
toleranceトレランス
bool Condition::HasTargetOnYZPlane ( double  tolerance = 1e-6)

設定対象の中にYZ平面上に属するものが存在するか否かを取得します。

引数
toleranceトレランス
bool Condition::HasTargetOnZXPlane ( double  tolerance = 1e-6)

設定対象の中にZX平面上に属するものが存在するか否かを取得します。

引数
toleranceトレランス
void Condition::InsertSubCondition ( Condition condition,
int  subIndex 
)

Condition オブジェクトを指定して、条件に下位条件を挿入します。

引数
conditionCondition オブジェクト
subIndex下位条件のインデックス
void Condition::InsertSubConditionByIndex ( int  conditionIndex,
int  subIndex 
)
非推奨:
インデックスを指定して、条件に下位条件を挿入します。
引数
conditionIndex挿入する条件のインデックス
subIndex下位条件のインデックス
bool ParameterList::IsValid ( )
virtualinherited

オブジェクトが有効であるとき、戻り値として True を取得します。

戻り値
ParameterList オブジェクトの有効・無効

MaterialObject, CircuitComponent, StudyProperties, Stepで再実装されています。

bool Condition::NodeIsOnTarget ( int  nodeId,
double  tolerance = 1e-6 
)

これは内部関数であるため、正式にサポートしていません。

非推奨:
int Condition::NumSets ( int  group)

指定された名称またはインデックスをもつ条件の設定グループに含まれるセット数を取得します。

引数
group条件の設定グループ番号
戻り値
セット数
int Condition::NumSubConditions ( )

下位条件の数を整数で取得します。

戻り値
スタディ中の条件の数
void Condition::RemoveAllSets ( int  group)

全てのセットを、条件の設定グループから外します。

引数
group条件の設定グループ番号
void Condition::RemovePart ( int  id)

設定グループから、特定の部品、面、またはエッジを除きます。

引数
id部品/面/エッジのID

部品ID、面ID、エッジIDについては、「[ID情報]」を参照してください。

void Condition::RemovePartByGroup ( int  id,
int  group 
)

指定された設定グループに含まれる部品、面、またはエッジの中から、指定されたIDをもつものを除きます。

引数
id部品, 面, エッジのID
group設定グループ番号

group(設定グループ番号)については、 AddPartByGroup() の説明を参照してください。

void Condition::RemovePartByTargetType ( int  id,
String &  targetTypeName 
)

条件によって、設定対象の種類(部品、面、エッジ)を選択できるものがあります(マルチオブジェクト)。このコマンドでは、設定グループから削除する対象を、種類(部品、面、エッジ)、および、IDまたは名称で指定します。

引数
id部品, 面, エッジのID
targetTypeName
設定対象の種類
Face : 面
Part : 部品
Edge : エッジ

group(設定グループ番号)については、 AddPartByGroup() の説明を参照してください。

void Condition::RemoveSecondaryPart ( int  id)

条件に2つの設定グループがある場合に、2番目の設定グループから、部品、面、またはエッジを除きます。

引数
id部品、面、またはエッジのID
void Condition::RemoveSet ( Variant &  val,
int  group 
)

指定された名称またはインデックスをもつセットを、条件の設定グループから外します。

引数
valセットの名称またはインデックス
group条件の設定グループ番号
void Condition::RemoveSubCondition ( Variant &  val)

名称またはインデックスによって、下位条件を削除します。

戻り値
条件の名称またはインデックス
void ParameterList::SetComplexValue ( String &  propName,
double  real,
double  imag 
)
virtualinherited

複素数を設定します。

値の単位は考慮されずに、現在使用中の単位が使用されます。 プロパティがフラグプロパティの場合、実数の値は整数に変換されます。

引数
propNameプロパティ名
realプロパティの値(実数)
imagプロパティの値(虚数)
void Condition::SetCoordinateSystem ( String &  propName,
Variant &  val 
)

座標系プロパティを設定します。

引数
propNameプロパティ名
val座標系名またはインデックス
void Condition::SetDirectionFromReferenceTarget ( String &  propName,
ReferenceTarget ref,
String &  directionType = String() 
)

参照ターゲットから条件の方向のプロパティを設定します。

引数
propNameプロパティ名
refReferenceTarget オブジェクト
directionTypeエッジのターゲットの指定方法
arc : 円弧
perpendicular : 垂直
(空白) : 指定なし
void ParameterList::SetFlagByName ( String &  propName,
String &  scriptKeyName 
)
virtualinherited

名称を指定して、フラグプロパティの値を設定します。

引数
propNameプロパティ名
scriptKeyNameフラグの名称
void Condition::SetFunction ( FunctionObject func)

プロパティに指定された関数の値を設定します。

引数
funcFunctionObject オブジェクト
void Condition::SetInstanceLink ( String &  propName,
Variant &  val 
)

条件と関連付ける回路素子を指定します。

次のパターンがあります。

発熱量条件と抵抗素子
発熱素子条件と発熱素子
温度分布条件と温度プローブ素子
引数
propName
タイプ名
ResistorID : 抵抗素子のID
HeatGenerationComponentId : 発熱素子のID
ThermalProbeID : 温度プローブ素子のID
val素子の名称、またはインデックス
void Condition::SetLink ( String &  name)

条件に関連付ける回路素子を設定します。

引数
name回路素子名
void Condition::SetLinkWithType ( Variant &  type,
Variant &  val 
)

関連付ける条件または回路素子を設定します。

引数
type
タイプ名
Resistance : 抵抗素子
FEMCoil : FEMコイル条件
val条件名・回路素子の名称、またはインデックス
void Condition::SetMaterial ( String &  propName,
Material material 
)

変数を使って、レイヤーメッシュの電磁鋼板部分または絶縁層部分に材料を割り当てます。

引数
propName
SteelSheetMaterial : 電磁鋼板部分の材料
InsulationMaterial : 絶縁層部分の材料
materialMaterial オブジェクト
void Condition::SetMaterialByName ( String &  propName,
String &  matname 
)

材料名を使って、レイヤーメッシュの電磁鋼板部分または絶縁層部分に材料を割り当てます。

引数
propName
SteelSheetMaterial : 電磁鋼板部分の材料
InsulationMaterial : 絶縁層部分の材料
matname材料名
void Condition::SetName ( String &  name)

条件の名称を設定します。

引数
name条件名
void Condition::SetPoint ( String &  propName,
Point value 
)

Typeが"Vector"のプロパティを設定します。

値の単位は考慮されずに、現在使用中の単位が使用されます。

引数
propNameプロパティ名
valuePoint オブジェクト
void Condition::SetPointWithUnit ( String &  propName,
Point value,
String &  unitName 
)

Typeが"Vector"のプロパティを単位指定で設定します。

値の単位は考慮されずに、現在使用中の単位が使用されます。

引数
propNameプロパティ名
valuePoint オブジェクト
unitName単位
void ParameterList::SetTable ( String &  propName,
String array &  mat 
)
inherited

指定した点列の値をプロパティに設定します。

引数
propNameプロパティ名
mat多次元配列
void ParameterList::SetTableFromFile ( String &  propName,
String &  filename 
)
inherited

点列ファイル(*.csv, *.txt, *.pa)をインポートして、指定したプロパティに点列を設定します。

引数
propNameプロパティ名
filenameインポートするファイルのパス

以下は使用例です。電流条件を作成し、時刻依存性電流点列をファイルを用いて指定します。

Set cond = study.CreateCondition("Current","current")
Call cond.SetValue("XType","Time")
Call cond.SetTableFromFile("Time","D:\sample_read_csv.csv")

次の形式のファイルをインポートすることができます

  • CSVファイル(*.csv):
    Microsoft Excelで編集可能なファイルです。
  • テキストファイル(*.txt)
  • 点列ファイル(*.pa):
    JMAG-Studioでエクスポート可能な点列データファイルです。
void ParameterList::SetTableList ( String &  propName,
double  primaryKey,
String &  primaryUnitName,
String array &  mat 
)
inherited

データセットリスト(複数点列)の指定された第1キーに多次元配列の点列を設定します。

引数
propNameプロパティ名
primaryKey第1キーの値
primaryUnitName第1キーの単位名
mat多次元配列
void ParameterList::SetTableListName ( String &  propName,
String &  name 
)
inherited

データセットリスト(複数点列)の名称を設定します。

引数
propNameプロパティ名
nameデータセットリスト名
void ParameterList::SetTableListWithDualKey ( String &  propName,
double  primaryKey,
String &  primaryUnitName,
double  secondaryKey,
String &  secondaryUnitName,
String array &  mat 
)
inherited

データセットリスト(複数点列)の指定された第1キーに多次元配列の点列を設定します。

引数
propNameプロパティ名
primaryKey第1キーの値
primaryUnitName第1キーの単位名
secondaryKey第2キーの値
secondaryUnitName第2キーの単位名
mat多次元配列
void ParameterList::SetTableProperty ( String &  propName,
DataSet set 
)
inherited

指定したプロパティに、点列を設定します。

引数
propNameプロパティ名
setDataSet (点列)
void ParameterList::SetTableWithUnit ( String &  propName,
String array &  mat,
StringList &  unitlist 
)
inherited

指定した点列の値を単位指定でプロパティに設定します。

引数
propNameプロパティ名
mat多次元配列
unitlist単位リスト
void ParameterList::SetTextTable ( String &  propName,
String array &  mat 
)
inherited

指定した文字列テーブルの値をプロパティに設定します。

引数
propNameプロパティ名
mat文字列テーブルデータ(多次元配列)
void ParameterList::SetValue ( String &  propName,
Variant &  value 
)
virtualinherited

実数またはフラグのプロパティの値を設定します。値の単位は考慮されずに、現在使用中の単位が使用されます。

プロパティがフラグプロパティの場合、実数の値は整数に変換されます。

引数
propNameプロパティ名
valueプロパティの値

CircuitComponent, StudyPropertiesで再実装されています。

void ParameterList::SetValueWithUnit ( String &  propName,
double  value,
String &  unitName 
)
virtualinherited

実数またはフラグのプロパティの値を単位指定で設定します。

値の単位は考慮されずに、現在使用中の単位が使用されます。 プロパティがフラグプロパティの場合、実数の値は整数に変換されます。

引数
propNameプロパティ名
valueプロパティの値
unitName単位
void Condition::SetXYZPoint ( String &  propName,
Variant &  x,
Variant &  y,
Variant &  z 
)

Point型のプロパティを x y z で指定します。

引数
propNameプロパティ名
xX座標
yY座標
zZ座標
void Condition::SetXYZPointWithUnit ( String &  propName,
double  x,
double  y,
double  z,
String &  unitName 
)

Point型のプロパティを x y z で単位指定で指定します。

引数
propNameプロパティ名
xX座標
yY座標
zZ座標
unitName単位