国立大学法人 岡山大学
Okayama University

国立大学法人 岡山大学

基本情報

国立大学法人 岡山大学
大学院 自然科学研究科 産業創成工学専攻
電動機システム工学研究室
教授 竹本 真紹 氏

WEBサイト

アプリ―ケーション:モータ
種別:IPM、SPM、IM、SynRM、アキシャルギャップ、ベアリングレス、可変磁力、メモリモータ
産業分野:自動車、航空機

研究室のご紹介

岡山大学竹本先生は、現在まで一貫して「ハイブリッド自動車・電気自動車用などの高出力・高効率な永久磁石同期モータ」、「回転機と磁気軸受を一体化したベアリングレスモータ」、「磁気軸受」などの電磁機械の開発とそのドライブシステムに関する研究に従事されております。
最近では、アキシャルギャップ型モータの開発、解析にも取り組まれております。アキシャルギャップ型モータの特性評価にはJMAGの3次元過渡応答解析が必要になりますが、高速に計算するためにHPC環境を利用した並列計算オプションも利用されております。これにより、トルクなどの基本特性評価だけでなく、巻線や磁石で発生する渦電流評価を含めた詳細計算を高速化して実施されています。計測用のモータベンチも数多く保有されており、例えば効率マップの測定と解析との比較も行われています。

JMAGを利用した研究テーマ

  • 航空機用先進システム実用化プロジェクト / 次世代電動推進システム開発 / 電動ハイブリッドシステム / ハイブリッド用発電システムに関する研究(発電機構造の研究)
  • 未来のあるべき社会・ライフスタイルを創造する技術イノベーション事業(高品質GaN基板を用いた超高効率GaNパワー・光デバイスの技術開発とその実証) / インホイールモータの損失解析モデルの構築と損失解析評価に関する研究
  • 次世代自動車向け高効率モーター用磁性材料技術開発 / 共通基盤技術の開発 / モーター実装環境下の磁性材料評価・解析技術の開発 / 自動車駆動用ハイブリッド界磁モータに関する研究(テーマ1)
  • 航空機用高出力密度モータの開発
  • 自動車駆動用可変磁力メモリモータの開発(テーマ1)
  • 自動車駆動用可変磁力メモリモータの開発(テーマ2)
  • 自動車駆動用ハイブリッド界磁モータに関する研究(テーマ2)
  • 重希土類フリーの自動車駆動用モータの開発
  • 圧粉磁心を用いた高トルクかつ高効率なアキシャルギャップモータの開発
  • 高トルク密度アキシャルギャップモータの開発
  • 家電用IPMSMの高効率化に関する研究
  • 超高速駆動永久磁石同期電動機の高出力密度化の研究
  • シンクロナスリラクタンス型高速大容量ベアリングレスモータの研究
  • 一軸能動制御型ベアリングレスモータの開発

JMAGを利用した論文リスト一覧<国内学会・国際学会>

年度 大学名 論文タイトル
年度 大学名 論文タイトル

JMAGを使用して受賞した受賞名

JMAGを使用した研究内容が掲載されている学会誌(学術雑誌)、書籍(科学出版物)発行等

  • T. Ogawa, T. Takahashi, M. Takemoto, S. Ogasawara, H. Arita, and A. Daikoku, “Increasing the Operating Speed of a Consequent Pole Axial Gap Motor for Higher Output Power Density,” in IEEJ Journal of Industry Applications, Vol. 8, No. 3, pp. 497-504, May 2019.
  • 石川 光亮,小笠原 悟司,竹本 真紹,折川 幸司:「低インダクタンスを実現する厚銅多層基板を用いたSiC-MOSFETインバータの主回路設計」,電気学会論文誌D,Vol. 140-D, No. 2, pp. 89-98, 2020年2月

問い合わせ先

国立大学法人 岡山大学
大学院 自然科学研究科 産業創成工学専攻
電動機システム工学研究室

〒700-8530
岡山県岡山市北区津島中3-1-1 工学部3号館 4階 E-405号室
教授 竹本 真紹 氏
E-mail:mtakemotookayama-u.ac.jp