JMAG-RT ViewerはJMAG-RTによって作成されたモータモデルの利用価値を高めるアプリケーションです。
JMAG-RTにより作成されるモータモデル(RTモデル)はSimulinkなどの制御シミュレータ上で利用可能で、モータの非線形やトルク変動なども再現できます。
RTモデルに対しJMAG-RT Viewer上で制御モードを指定することで、NT特性を算出や効率マップの作成が可能となります。
実測/解析に関わらず効率マップの作成作業は測定/計算も非常に多く、データ処理も煩雑で手間の掛かる作業ですが、RTモデルがあればSimulink上に展開しなくても、RTモデルの内容を確認できますので、制御設計者がモータの素性を簡修正項目(RID)単に概観する事やモータ設計者が自分の設計したモータの特性を確認する事ができます。
JMAG-RT Viewerの主な機能
- モータモデルの出力特性、効率マップの確認
- モータの緻密な評価
- 制御方法による出力特性の変化の確認
- MATLAB/Simulink FEM-Parameterizedブロック用ファイルの出力
モータモデルの出力特性、効率マップの確認
SimscapeでのFEM-Parameterizedブロック利用イメージ - RTTファイルにパスワードや使用期限を設定する機能New 2025-01-14
パスワード設定画面
パスワード管理されたJMAG-RT モデルの流通
動画による機能紹介
操作手順
- JMAG-RT Viewerを起動する
- RTモータモデル(*.rttファイル)を読み込む
- インバータの基本情報とモータの制御方法を設定する
補正係数の設定も可能です。設定内容は設定ファイル(*.xml)に書き出し可能です。
- 効率マップを作成する
ダウンロード
JMAG-RT Viewer インストーラをダウンロードいただけます。
※JMAG-RTViewer24.0.1217.exe (Ver.24.0.1217)Upd 2025-01-14
- ソフトウェアライセンス契約
- 修正項目 (RID)Upd 2025-01-14
ライセンス
JMAG-RT Viewerのライセンス形態は3種類に分かれています。
タイプ1(無償)
RTモデルに記載されているヘッダ情報(基本仕様)などを確認できます。
WEBダウンロードによりすぐにお使いいただけます。
タイプ2(無償):Ld/Lqマップ、N-T特性グラフ
ヘッダ情報の確認に加え、LdLqのマップ作成とN-T特性のグラフの作成ならびに、FEM-parameterized PMSMブロック用MATファイルの出力が可能です。
使用にはライセンスが必要です。
お申し込み
STEP1:『JMAG WEB MEMBER(無料会員)』に登録
STEP2:ソフトウェアライセンス契約に同意
STEP3:以下「ライセンスキーの申し込み」ボタンから申請いただきますと、無償ライセンスが自動発行されます。
※2025-1-31にライセンスの有効期限が切れた方で延長をご希望の場合は、以下から再度お申し込みください。
※JMAGソフトウェア正規ユーザー(有償会員)向けのサービスとは異なります。ご注意ください。


タイプ3(有償):効率マップ
JMAG-RTモデルを用いた効率マップの作成と表示機能につきましては、2023年12月より新規販売を停止しました。
ご契約を継続中のお客様は、引き続き上記機能をご利用いただけます。
効率マップにつきましては、JMAG-Designer効率マップスタディのご利用をご検討ください。

