松下電工株式会社 平田 勝弘
概要
本稿では照明器具用ラピッドスタート型の銅鉄安定器をモデルとして取り上げ3つの点灯モード、すなわち始動モード・徴放電モード、定常モードにおける動特性について検討した。
本解析では、電圧を考慮した2次元有限要素コードを用い(J-Works)実測値との比較により、その有効性を確認した。さらに、電磁振動の原因と考えられるパスコア近傍に
発生する電磁力を計算した。その結果、定常点灯モードで発生する電磁力は他のモードと比較して非常に大きくなることが判明した。
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