高速遮断器における運動達成解析の適用

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三菱電機株式会社 竹内 敏恵

概要

開極時間約lmsec、遮断時間1サイクル(20msec)以下の性能を持つ高速遮断器の開発を行っている。この高速遮断器の駆動部は電磁反発機構と非線形ばねの組合せからなる。このため、高速遮断器の高度開発には、パルス電流から反発円板に誘導される電磁反発力と非線形ばね特性を考慮した過渡電磁界と運動の連成解析が必要である。また、磁性材料の利用による駆動機構の効率化も検討している。今回、電磁反発駆動部の検証モデルに対しJMAG-WORKSの運動連成機能を用い電磁反発機構の駆動特性を解析し、連成解析の有効性を検証したので報告する。

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