株式会社アイシン
グループ生産技術本部 EV第2生技開発部
篠田 健太
概要
自動車業界では、近年の急速な電動化によりモーターの高性能化・小型化が進んでいることから、従来に比べ製品内側まで磁石が配置されるようになっており、内側の磁石まで磁化させるために高磁場を印加可能な着磁ヨークの需要が高まりつつある。着磁ヨークの発生磁束密度の原理から「着磁電流、コイル巻線、ヨーク形状」の3つの因子を組み合わせて着磁ヨーク仕様を決定する必要がある。今回は、かねてよりJMAGに搭載されているパラメトリック最適化の中に2つの解析を組み込んで使用し、着磁ヨーク仕様を検討した。
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