お客様各位
「JMAG」新バージョン Ver.23.1リリースのお知らせ
平素はJMAGをご利用いただきありがとうございます。
2024年4月に、JMAG-Designer Ver.23.1をリリースしましたのでご案内申し上げます。
JMAGは設計の自動化に向けて開発を進めています。Ver.23.1ではさらに機能やパフォーマンスが向上しました。
- 効率マップの生成速度向上
Ver.23.0に対して誘導機は平均2倍、巻線界磁型同期モータは平均10倍速度が向上します。
効率マップ計算で特に時間のかかる誘導機と巻線界磁型同期モータを設計の初期段階の検討に含めやすくなりました。 - 多数ジョブの同時実行速度向上
1,000ジョブの同時実行では、Ver.23.0に対してパラメトリック計算では2倍、最適化計算では1.5倍速度が向上します。
同じ実行時間でより広い設計空間を検討することが可能になったため、より網羅的に最良の設計案を抽出することができます。 - JMAG-Express SynRMの形状ライブラリとシナリオの導入
JMAG-Expressにモータタイプとして同期リラクタンスモータが加わります。
これにより、永久磁石型同期モータ、誘導機、巻線界磁型同期モータ、同期リラクタンスモータに対して、効率マップ、温度、応力の同時評価が可能になります。
より多くのモータタイプに対応したことで、設計の初期段階における検討の幅が広がりました - JMAG-RT 3相PMSM/SynRMモデルのオープン巻線モデル追加
JMAG-RTにオープン巻線モデルが加わります。
回路・制御シミュレータでオープン巻線モータの制御検討を行えます。JMAG-RTの適用範囲がさらに拡大しました。
- JMAG-RTモデルライブラリに、オープン巻線のIPMモータモデルのサンプルデータを新規追加しました。
[RTML-061] PMSM/IPM 連続定格 100(kW) 3相、オープン巻線 - JMAG-RT Viewerのインストーラも更新しています。
ダウンロードはこちら
詳細はWEBページにてご確認ください。
- JMAGの学び方
これからJMAGを使い始められる方向けにJMAGの学習方法をご案内しています。