[S8446] 形状寸法を含む設計パラメータを変更したケースを追加するスクリプト

 

ケースを追加し形状寸法を含む設計パラメータの変更をスクリプトで行いたい。

設計パラメータを変更する方法として、主に次の2パターンがあります。

 (A)Parameter Index が既知の場合

 (B)Parameter Index が未知の場合に変数名からIndexを自動検知する

本サンプルスクリプトでは、(A)と(B)を併用し、次のパラメータ設定を行っています。

 ・(方法A)ParameterIndex=0に相当する変数値を”10”に変更

 ・(方法B)電流振幅をIampとしたとき、それを15Aに変更

モデルごとに設定条件が異なるため、本サンプルをそのまま実行することはできません。

パラメータ設定をモデルに合わせて修正してください。
# -*- coding: utf-8 -*-

app = designer.GetApplication()

#CADリンクの確立が行われていなければ、確立させる

if app.GetCurrentModel().IsCadLinkOpen() == 0:

   app.GetCurrentModel().RestoreCadLink()

#ケースの追加

app.GetCurrentStudy().GetDesignTable().AddCase()

#追加したケースIDの取得

IdxCase = app.GetCurrentStudy().GetDesignTable().NumCases() - 1

#追加したケースのパラメータをSetValue関数で設定。引数は(ケースID,パラメータID,設定値)

### パターン(A)の方法(パラメータIDが0と既知の場合)

app.GetCurrentStudy().GetDesignTable().SetValue(IdxCase, 0, 10) #ParameterIndex=0の変数値を10に変更

### パターン(B)の方法(変数名"Iamp"からパラメータIDを取得)

parameterIndex = app.GetCurrentStudy().GetDesignTable().GetParameterIndex(u"Iamp")

### パターン(B)の方法(上記で取得したパラメータIDをもとに追加したケースのパラメータを設定)

app.GetCurrentStudy().GetDesignTable().SetValue(IdxCase, parameterIndex, 15) #変数Iampの変数値を15に変更

#追加したケースを表示

app.View().SetCurrentCase(IdxCase + 1)

#上書き保存

app.Save()
※注意

・スクリプトを実行する前に設計変数の登録が必要です

ファイルご利用の注意点

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