富士電機株式会社
技術開発本部 先端技術研究所 応用技術研究センター 電機技術研究部 電気技術グループ
渡邉 和幸
概要
受配電設備において故障が発生する前に点検・整備を実施する予防保全では、機器を常時監視し、状態の変化を把握することで点検・整備を実施する状態監視保全(CBM:Condition Based Maintenance)のニーズが高まっている。今回は電磁石によって駆動する機器を対象とし、電磁界解析を用いてコイルの電流・電圧の変化から状態の推定を行った。これにより、センサを追加することなく状態を把握する基礎検討を実施したので報告する。
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