東京農工大学 赤津 観
概要
電動機の高出力化, 高効率化の要求に伴い, 特に永久磁石同期モータにおいて各要素技術が進歩している。今後は, 要求に合わせて要素技術を適時適用していく用途別設計技術が重要となると思われる。用途別設計においては, ますますの設計期間の短縮化と設計技術の向上が必要となり, 要求出力に対して即時にモータ形状導出できる技術が必要である。また設計者が要求出力とモータ形状の相関関係を把握しておくことも重要となる。
本稿では, 用途別電動機設計の一手法として, 出力要求を考慮した自動設計手法を述べ, 要求出力を満足し, かつ体積最小となるモータ形状定数を求めることができることを示す。
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