Microsoft Azureを活用したモータ設計プロセス効率化の一例

日産自動車株式会社
総合研究所 EVシステム研究所
佐々木 健介

概要

広範な速度―トルク動作点が要求される車両駆動用モータにおいては、高効率駆動はもとより、連続定格を規定する駆動中の各部温度を設計段階で詳細に評価する必要がある。これにはモータ各部位の発熱量を分布として捉えるための3次元磁場過渡解析を行う必要がある。一方、本解析はモデル規模の問題から実用時間でこれを完了するには計算機性能を要求し、同様に計算機能力を要求するその他業務間での調整等、その活用には工夫を要するのが実状である。
今回、計算機能力を時間購入可能であり、設計過程で次々変化する計算規模・計算量要求に対し柔軟に対応可能なクラウドの可能性に着目する。クラウドの例として今回はMicrosoft Azureを使用、実際に3次元磁場過渡解析を行い、提供される計算機性能が本目的に対して活用可能か評価すると共に、これによる設計プロセスの効率化の可能性を考察する。

Microsoft Azureを活用したモータ設計プロセス効率化の一例

Microsoft Azureを活用したモータ設計プロセス効率化の一例

講演論文を閲覧いただくには、サインインが必要です
こちらは会員限定コンテンツです。
『JMAGソフトウェア正規ユーザー(有償会員)』または『JMAG WEB MEMBER(無料会員)』でサインインが必要です。

『JMAG WEB MEMBER(無料会員)』へ登録することで、技術資料やそのほかの会員限定コンテンツを無料で閲覧できます。
登録されていない方は「新規会員登録」ボタンをクリックしてください。


新規会員登録 サインイン 


サインイン
新規会員登録(無料) JMAG WEBサイトの認証IDに関して

絞込み検索

  • カテゴリー 一覧

論文集アーカイブ

アーカイブ