株式会社ブライテック
技術部
相原 茂
概要
機器の設計・解析において、磁性材料データベースの正確性は必須条件であり、特に1.5Tを超える高磁束密度領域までの正確な磁気特性は重要である。電磁鋼板の交流磁気特性測定は磁束密度波形を正弦波にフィードバック制御して測定するため、高磁束密度領域では、磁気特性の非線形性から測定時間が増大する。
弊社では波形フィードバック制御をソフトウェアからFPGAを使用したハードウェア制御とすることで、測定時間を約1/50に高速化した磁束密度波形制御装置を開発し、波形の歪み率、振幅率の低減化による正確な磁気特性測定を実現した。
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