本講座は、電気設計者の方に熱解析の基礎を学んで頂くことを目的としたセミナーです。
これまで熱解析の経験のない方で、これからシミュレーションを利用して熱設計の課題に取り組もうとされている方にお奨めの講座です。
本講座では、電機機器に生じる熱現象からはじまり、伝熱現象の物理的なメカニズム、有限要素法による現象の定式化、具体的な事例を通した現象の客観的理解を通して、熱解析の基礎を学びます。
本講座は座学中心ですが、講義の中に一部JMAGの熱解析機能を使ったデモンストレーションを行います。
皆様のご応募お待ちしております。
概要
主催 | 株式会社JSOL |
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時間 | 13:30 ~ 17:00(受付時間13:10~) |
定員 | 東京:40名 / 名古屋:12名 / 大阪:12名 |
対象者 | ・熱解析の経験のない方 ・これから熱設計の課題に取り組もうとされている方 |
受講料 | 無料(事前登録制) |
申込〆切 | 開催日5営業日前 *定員に達した場合、締切らせていただくことがございます。 |
お申し込み
参加受付は締め切らせていただきました。お申し込みありがとうございました。
開催スケジュール
開催地 | 2019年 | 2020年 |
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東京 | 08月21日(水)受付終了 | 02月21日 (金) |
名古屋 (丸の内KS) | 05月31日(金)受付終了 | – |
大阪(土佐堀) | 12月13日(金)受付終了 | – |
プログラム
- 熱の伝わり方
身の回りの電気機器にみられる主な伝熱現象を取り上げて、発生メカニズムと機器の持つ熱的な課題について簡単に紹介します。 - Fourierの熱伝導則と熱伝導方程式
はじめに熱伝導の基礎であるFourierの熱伝導則を紹介し、熱伝導方程式の導出を行います。
また導出された熱伝導方程式(拡散方程式)の特徴と境界条件、熱等価回路の考え方についても簡単な例を交えながら紹介します。 - 有限要素法による定式化
前章の熱伝導方程式に基づいて、有限要素法による定式化を紹介します。
空間、時間の離散化を通して、数学上の微分方程式をどのように数値計算上のアルゴリズムとして落とし込むのかを中心に見ていきます。 - 熱解析モデルの構築
実際の熱現象を熱解析モデルとして読み替えるのに必要な考え方と基礎的な解析技術を学びます。本章がこの講座のメイントピックになります。 - 磁界-熱連成解析
電気機器では熱源となる損失はおもに電磁現象から生じますが、電磁現象と熱現象相互に関係しています。
ここでは熱-電磁現象を解析の視点で捉え直すことで、現象を客観的に捉えるだけでなく、現象の定量的な評価法を学びます。
最少開催人数/開催中止について
お申し込みが2名に満たない場合は中止させていただく場合がございます。
また、講師の急病、事故、交通機関のストライキ、台風や地震等のため、やむを得ず休講または日程変更することがあります。予めご了承ください。
その際は改めてご連絡申し上げます。
キャンセルについて
準備の都合上、お申込みの取り消しはセミナー開催初日の5営業日前までとさせていただきます。