[JAC019] IPMモータの遠心力解析

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概要

IPMモータの遠心力解析
モータがモータドライブと組み合わせて広い速度範囲で使用されるようになるに従い、益々の高出力化、高効率化が求められています。高出力化の一手段として高速回転化が挙げられますが、高速回転化により遠心力が大きくなりますので、機械強度の点からの評価が必要になります。
IPMモータは回転子に磁石が埋め込まれている構造をもっています。モータ駆動時には遠心力がかかるため、磁石がロータコアに押し付けられ、局所的に大きな応力が働きます。解析で局所的な応力分布を正確にとらえるためには磁石とロータコア間の接触状態を正確に扱う必要があります。
ここでは、遠心力によるロータ内部の変位および応力分布を求めた事例についてご説明します。

ミーゼス応力

図1 ミーゼス応力分布
ロータのミーゼス応力分布を図1に示します。
図1より、遠心力によって磁石がロータコアを径方向に大きく変径させていることがわかります。また、ロータコアのブリッジ部でミーゼス応力が高くなっていることが分かります。このミーゼス応力より、ロータコアの破損の危険性等、機械強度に関係する評価が可能です。

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