NTN株式会社 先端技術研究所
結城 敬史
概要
誘導加熱解析においてワークの磁気特性として用いられる物性値には比透磁率とB-H曲線がある。今般、磁気特性として比透磁率およびB-H曲線を用いて同一対象を解析し、実験結果と比較して解析精度を検証した。その結果、B-H曲線を用いた解析結果は実験結果とほぼ合致したが、透磁率を用いた場合は800 ℃付近で実験結果とずれが生じることが明らかになった。
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