変圧器タンクの漏れ磁束により発生する騒音源としての電磁力

株式会社明電舎 変電・配電製品企画部 変電・配電開発室 変圧器チーム
脇本 聖

概要

都市周辺の住宅地に近い変電所では、変圧器の低騒音化が要求される。鉄心磁束密度の低減、素材特性の改善、鉄心構造(接合・締付け)や加工歪への配慮等により、鉄心の振動に伴い発生する騒音(以下、励磁騒音)については、これまで低騒音化が進められてきた。励磁騒音が静かになってくると、これまで励磁騒音によってかき消され問題視されてこなかった負荷電流に伴い発生する騒音(以下、負荷電流騒音)が問題となる場合が出てきた。
騒音を放射するタンクの振動は、主に中身の振動が構造材あるいは絶縁油を介してタンクへ伝わることにより発生すると考えられるが、負荷電流が流れるとタンク自体にも電磁力が発生する。
そこで今回、負荷電流騒音の事前予測または低騒音化を目的とした取組みの一環として、通電時のタンクに働く電磁力の解析においてJMAGを活用した。本講演ではその解析事例を紹介する。

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