オムロン株式会社 グローバルものづくり革新本部 生産プロセス革新センター 生産技術部
福田 雅也
概要
近年、弊社の生産技術分野に高周波による加熱方法を用いた手法が取り入れられるようになった。生産効率が格段に向上する面もあるが、従来の加熱方法に対して異なる特徴を持つため取り扱いが難しく、実機検証のみでは条件出しにコスト、時間がかかってしまう。
そこで、JMAG-Designerの周波数応答-熱連成解析による解析評価を実機検証と平行して実施することで、実機評価の組み合わせを絞り込み、起きている現象をわかりやすく理論立てて説明することができるようになった。
今回は、生産技術に応用した2事例と、今後磁場-熱連成解析を応用していきたい生産、設計分野の例について述べる。
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