スズキ株式会社 技術支援部 CAE推進課
安部 寿久
概要
近年では自動車の電動化が進んでおり、モータの小型化、低損失化および低騒音化の要求が高いため、3次元解析による詳細な現象解明が活発になってきている。
一方で、3次元解析を行うと解析モデルが大規模化し計算が長時間となるため、日々の製品開発のための解析に利用できず、十分に現象解明に活用できていない現状がある。そのため、電磁場解析においても並列化による高速化が試みられている。今回は分散メモリ型の並列化において並列数を320並列まで使用した場合の計算速度を測定したので報告する。
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