国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構
研究開発部門 第4研究ユニット
島垣 満
概要
モータロータ径方向の偏心のためロータコアで生じる磁束密度分布は、非一様のためギャップで生じる電磁力が変動して励振力が生じる。次に電動ポンプは、ポンプで生じる流体力によりモータロータを振れまわす力が生じる。故に流体力によりモータロータが振れまわされる場合、偏心のみの解析では、実現象に適当ではない。
本研究では、想定するポンプ流体力により振れまわり運動を仮定した解析により、電磁力の変動を把握することを目的とする。ただし電磁励振力によりロータ系が不安定になるか否かを判別する振動解析についてはフォーカス外とさせていただく。
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