株式会社デンソー
基盤技術開発部 CAE技術開発室
吉岡 卓哉
概要
製品性能は、さまざまな製造誤差要因により、その特性がばらつく。性能ばらつきに起因した設計手戻りを抑制するため、設計上流からばらつきを考慮して設計の最適化に取り組むことが肝要である。一般に、ばらつきを評価するためには、検討対象の誤差因子に対して複数水準の評価が必要となり、計算コストがネックとなる。本発表では、HPCを用いて計算の高速化を図り、モータを対象にばらつきを考慮した最適化計算を実施した事例を報告する。
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