ご挨拶
モータの内部で起こっている現象をしっかりと捉え、正しく分析するためには精密なモデリングが必要です。
JMAG-Designerには多様な材料特性、電磁界を中心に熱や構造に渡る幅広い物理現象を正確にシミュレーションモデルに取り込むための工夫がなされています。
また、モータをとりまく制御シミュレータとの連携など分野をまたがって検討いただくための機能や、自動化のためのツールなど定例化された設計業務にもお役立ていただける機能も搭載しております。
当日ブースでは、リリースしたばかりのJMAG-Designerの新バージョンやJSOLがリードするモータシミュレーション技術のご紹介をします。内容が楽しく豊富なプレゼンテーションとデモ、展示をご覧ください。
当日ご紹介する内容は来場されるお客様にお持ち帰りいただけるよう様々な資料をご用意する予定です。来場されるご予定がある方はもちろん、業務がお忙しくあまり展示会場にいることができない方もぜひ、 東3ホールモータ技術展に出展している弊社ブースまでお立ち寄りください。
皆様のご来場をお待ちしております。
開催概要
主催 | 一般社団法人 日本能率協会 |
---|---|
日時 | 2013年7月17日(水)~19日(金) 10:00~17:00 |
場所 | 東京ビッグサイト(有明・東京国際展示場) |
ブース | モータ技術展:3C-201(東3ホール) EMC・ノイズ対策技術展:2C-209(東2ホール) |
URL | https://www.jma-exhibition.com/7all/lp_jp_tf/ |

3つのステージでプレゼンテーションを実施
出展内容:ブース内プレゼンテーション 各5~10分
デモを中心としたプレゼンテーションを行います。
モータ技術展でしか発表しない事例も準備中です。ぜひお立ち寄りください。
ゾーンA:JMAGが提供するモータ設計ツール |
JMAGエンジニアがモータ設計を実演します! ブースまでモータの要求仕様書をお持ちください。モータ設計ツールJMAG-Expressを使用し、その場でモータを設計します。 モータ設計を疑似体験しませんか?設計工程を1つずつ確認いただけるパネルをご用意しております、それを見ながら設計してみませんか? 事前にJMAG-Expressの機能について知りたい方はこちらをご覧ください。 |
ゾーンB:JMAGだけの技術 |
JMAGにしか出来ない解析技術、お見せします! JMAGが30年間取り組んできた、高精度・高速化技術、材料・損失モデリング技術の取り組みと実績をご紹介します。 ブースでは最新技術をまとめた論文をご用意しております。JMAGエンジニアと解析技術に関して議論を交わしたい方、お待ちしております。 損失解析技術に関する取り組みは7/23開催の次世代の電磁界解析セミナーでも確認いただけます。 |
ゾーンC:JMAGを使ったモデルベース開発 |
JMAGが提案するモデルベース開発であなたのシステムシミュレーションが変わります! JMAGが提案するモデルベース開発で、システムシミュレーションを高精度化しませんか? JMAGエンジニアと一緒に設計した高精度モータプラントモデルを利用し、Matlab/Simulinkによるシステムシミュレーションを体験してみませんか? 多目的ファイル出力機能を使えば、高精度モータモデルを利用した構造解析、熱解析が可能になります。 |
ゾーン | No. | タイトル / 概要 | 時間1 | 時間2 | 時間3 |
---|---|---|---|---|---|
A | 1 | 「5分でできるモータ設計」 モータの設計ツールであるJMAG-Expressを用いて、モータ設計を行なうプロセスをライブデモでご紹介します。 JMAG-Expressを利用することで、モータ設計が効率よく短時間で行えます。 |
10:30 | 12:35 | 14:40 |
2 | 「FEAで行うモータ基本設計」 JMAG-Express(Power Mode)を用いて、モータの基本設計を簡単かつ詳細に行えることをご覧いただきます。誘起電圧、コギングトルク、負荷トルク、加えて負荷トルクをマグネットトルクとリラクタンストルクに分離して評価することも可能です。 |
11:00 | 13:00 | 15:05 | |
3 | 「JMAGでモータ設計を極める」 JMAGを使ってモータのさらなる改良を行いましょう。設計のアイデアをJMAGで試すことが出来ます。 測定が出来ないモータ内部の磁束の高調波成分、漏れ磁束までも可視化し、分析することが可能です。それにより浮かんだアイデアをJMAGを使って試すことで、さらなる高効率化、低振動化、小型化を目指すことが可能です。 |
11:35 | 13:40 | 15:45 | |
4 | 「5分でわかるJMAG」 JMAGは、設計者向けJMAG-Expressから解析者向けJMAG-Designer、製品指向ワークフローJMAG-VTBまで様々な製品をご用意しています。要求される納期、精度に応じた価値を提供いたします。 |
12:05 | 14:05 | 16:10 | |
B | 5 | 「JMAGだからできる、損失解析」 モータの構造、動作は複雑化しており、従来の経験則ではもはや損失は予測できません。また、量産したところ試作機ほどの効率が得られなかったということはありませんか? 信頼性の高い設計には高精度な評価技術が必要です。 本プレゼンテーションでは現実のモータに即した高精度なJMAGの損失解析技術を紹介します。 |
11:25 | 13:25 | 15:30 |
6 | 「JMAGで高精度な解析を高速に行う」 解析精度と速度には二律背反の関係があります。両者を同時に満足させるために、数値解析アルゴリズムの検討と共に、評価するモータ特性に応じた適用技術の開発を行ってきました。その取り組みと実績を紹介します。 |
12:15 | 14:15 | 16:25 | |
7 | 「モータ設計に必要なマルチフィジックス解析」 モータ設計は、磁気回路の検討だけでなく、遠心力強度、発熱による減磁の問題など、様々な視点からの検討が必要です。またそれらはときとして相互作用を持ち複雑ですが、必要な精度を保ちながらシンプルに分析する方法をお伝えします。 |
10:45 | 12:50 | 14:55 | |
C | 8 | 「モデルベースでモータの機械、熱設計と電気設計をつなぐ」 モータおよびモータ周辺機器の機械強度問題、振動・騒音問題、熱問題に対策を打とうと思ったとき、うまく問題が抑えられなかったという経験はありませんか?電磁力や損失の総量ではなく分布が問題を引き起こす場合があります。機械、熱設計フローに高精度なモータモデルを取り込むことで問題が解決できます。 |
11:10 | 13:15 | 15:15 |
9 | 「システムシミュレーション用高精度モータモデルJMAG-RT」 システムシミュレーションにモータのモデルを探している方、実測やインダクタンスの集中定数から簡易的なモデルをつくられていませんか?より高精度で簡単に使えるモデルがあります。JMAG-RTを使うことで信頼性の高いシステムシミュレーションが可能になります。 |
11:50 | 13:50 | 15:55 | |
10 | 「高精度モータモデルJMAG-RTでモータサプライチェーンを効率化」 モータメーカ様、セットメーカ様、製品の事前検討には高精度モータモデルJMAG-RTが最適です。 JMAG-RTはシステムレベルシミュレータで実行可能なデータシートです。プロトタイプを開発する前にJMAG-RTで検証を行いませんか。 |
12:25 | 14:35 | 16:35 |
※タイムテーブルは予告無く変更する場合がございます。予めご了承ください。
出展プロダクト
- 電気機器設計のためのシミュレーションソフトウェア 「JMAG-Designer」
- モータドライブシステムのモデルベース開発 「JMAG-RT」
- モータ設計ツール 「JMAG-Express」
- 瞬時にモータ特性を抽出 「JMAG-Express Public」(無償配布中)
適応分野
- モータ特性評価・最適化
- アクチュエータ設計
- インバーター設計
- 制御システム設計
- 材料評価・最適利用
- センサー評価
- 熱設計
- 振動・騒音低減化
- 磁気ヘッド設計
- 電磁気デバイス開発 他
開催レポート
東京ビッグサイトで開催されたTECHNO-FRONTIER 2013は晴天にも恵まれ連日3万人を超える来場者が集いました。
JMAGブースでは、6月にリリースしたJMAG-Designer Ver.12.1、モータ設計ツールJMAG-Expressと、JSOLがリードするモータシミュレーション技術を御紹介しました。ご存知のとおり、モータは性能向上を目指して激しい技術競争が繰り広げられています。実測できない物理現象を捉え現象を分析したり、実測テストが困難な状態を評価したりするためにもFEAは欠かせない技術です。また、効率化、高精度化を求め、モデルベース開発の波はモータ設計にも迫ってきています。磁界と熱、構造、制御それぞれに対してのJMAGならではのアプローチ法をプレゼンテーション等で御紹介いたしました。また壁新聞では、JMAGが取り組んでいる損失評価技術の詳細と高精度高速化の御紹介記事をご覧いただき、JMAGの技術の関心の高さに興味を抱いた方も多かったようです。来年もパワーアップした企画で皆様にJMAGをお届けいたしますので、ぜひブースにご来場ください。