JMAG開発者によるポスター展示
毎年、好評をいただいております、ポスター展を今年も開催いたします。
今年はJMAGが掲げる開発コンセプトに関して意見交換をさせてください。
JMAGの次期バージョンであるVersion11(V11)は、バーチャルテストベンチ(VTB)という開発コンセプトを加え企画しております。
ユーザー会にご来場いただいた皆さまには、このV11の設計案をいち早くご覧いただくとともに、JMAGがより良いソフトウェアとなるよう、皆さまにレビューいただきたいと存じます。
本題に入る前に、これまでのJMAGの開発コンセプトについて振り返ります。
従来のJMAGは汎用電磁界解析ソフトウェアというコンセプトのもとで、電磁界解析を中心に熱、構造、電界やそれらを組み合わせた連成解析機能の追加、改良を進めてきました。JMAGを適用いただく領域が広がると共に、詳細度を増すと共にそれを実現する手段を提供してまいりました。
ただ一方で、具体的な評価対象や課題を前に、非常に多くの機能、解析領域をどう組み合わせれば目的に足る評価、検証が行えるのかは、ときとして使い手のノウハウによるところもありました。
V11では、電気機器に代表される評価対象と評価項目の視点に立ち、上記のノウハウに当たる、徹底的に評価、分析するための手順と手段を提供することを考えています。
例えば、IPMモータの巻線温度が評価項目として指定されると、その評価に必要な、駆動条件などの条件セットに始まり、発熱の要因となる損失計算といった手段、またその損失に影響を及ぼすような応力などのサブ手段など一連の手順が与えられ、それらを求めたい精度に応じて取捨選択しながら検討を進めることが可能になります。
モータ、トランス、誘導加熱機器といった具体的なアプリケーション、評価項目をもとにVTBの設計案をポスターとして提示いたします。
当日はそれを元にレビューおよび技術的なディスカッションを行わせていただければ幸いです。
JMAGユーザー会開催までの間、随時、詳細な情報を公開してまいりたいと思います。
Q1. V11からはアプリケーション視点での使い方になるとのことですが、V10までの機能視点での使い方は出来ないのですか?
A1. いいえ、ご安心下さい。V11でもV10までのような使い方も出来ます。
Q2. V11ではソルバーやメッシュに関する機能追加は行われないのでしょうか?
A2. もちろん行います。アプリケーションに特化した機能追加、改良とともに、全解析に関連するソルバーの高速化やメッシュの精度、速度向上に関しましても引き続き進めております。
ソルバ | メッシュ | モータ | トランス | 誘導加熱 | 共通
| ソルバ |
| 17 |
渦電流と非線形材料を含む解析の時間短縮に有効なJMAGソルバの設定 |
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JMAG並列ソルバの性能が発揮される環境とは |
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磁石表面の磁束密度実測値を併用した解析を行う
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| メッシュ |
| 7 |
メッシュ生成手法の使い分け |
| 8 |
高精度コギングトルク計算のためのメッシュ生成 |
| 9 |
微小形状変更に効果的な簡易メッシュ修正 |
| 10 |
計算時間の削減に効果的なデフィーチャー機能のご紹介 |
| 11 |
回転機解析の実用化に向けて〜アダプティブ機能の高速化〜 |
| モータ |
| 12 |
磁石型モータにおける磁石やコイルの寄与度評価 |
| 13 |
モータの発熱の評価 |
| 16 |
リニアモータの応答性 |
| 20 |
永久磁石電動機振動の実測と解析の比較 |
| 21 |
永久磁石電動機損失の実測と解析の比較 |
| 22 |
誘導モータの磁界解析方法 |
| 23 |
PMモータの磁界解析方法 |
| トランス |
| 1 |
トランスの巻線冷却評価用モデリング |
| 2 |
トランス騒音に対する磁歪の影響を検討する |
| 3 |
トランスの突入電流現象モデリング方法 |
| 4 |
巻線の絶縁破壊評価方法 |
| 5 |
トランス特性解析のためのモデリング方法 |
| 誘導加熱 |
| 14 |
誘導加熱時の漏洩磁界の評価 |
| 15 |
誘導加熱解析のモデル化と精度のトレードオフ |
| 25 |
比較的簡便な誘導加熱解析 |
| 共通 |
| 24 |
JMAGのパラメトリック機能を用いた設計検討 |

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