今求められているのは、複雑な現象を正確にとらえること
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News/Event
2010/03/03 JMAGユーザー会2009」の講演及びセミナーで使用された資料を掲載しました(ユーザー限定) NEW!
2010/02/05 JMAG News Letter 1月号を掲載しました
2010/01/29 JMAG アプリケーションカタログ」に2事例追加しました
2009/12/21 JMAG-Express RTモデル生成版リリース
制御回路シミュレータとの連携が可能になりました 
2009/12/10〜11 JMAGユーザー会2009」を開催します

特別セッション:
IPMモータの発見と発展〜成熟機器におけるイノベーション〜 のご紹介
2009/12/11 トランス向けソリューション紹介セミナー」を開催します
2009/12/11 IH紹介セミナー」を開催します
2009/11/27 穂高電子株式会社主催
モータの設計と制御に関するソリューションセミナー in 名古屋」にてJMAGも発表します
2009/11/25 JMAG News Letter 11月号を掲載しました
2009/11/14 JMAG-Express 誘導機に対応しました
2009/11/13 事故防止のためのトランス設計セミナー」を開催します
2009/11/05、11、17 スペシャル体験セミナー:EMC Studioによるケーブル・ワイヤーハーネスのノイズ解析<無料>」を開催します
2009/10/27 JMAAB(Japan MATLAB Automotive Advisory Board)」に出展します
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今週の事例 2010-03-08
■8極9スロットモータの偏心によるコギングトルク解析
モータでは、形状中心軸と回転軸のずれなどにより偏心が生じる可能性があります。偏心は磁束密度分布や電磁力の対称性を崩すため、振動・騒音の原因になります。また、本解析で用いる8極9スロットのモータはコギングトルクが小さいという利点がある一方で、形状および磁界の対称性がないため電磁力が軸周りでキャンセルされません。このような特徴をもつモータのコギングトルクおよび電磁力が偏心によってどのような影響を受けるのか、シュミレーションによって予測することは有用です。
本資料では、偏心の有無によるコギングトルクおよび電磁力を求めています。
●コギングトルク
コギングトルクを図1に、偏心ありの場合のコギングトルクの周波数分析結果を図2に、偏心なしの場合のコギングトルクの周波数分析結果を図3に示します。
図1より偏心させることによってコギングトルクが大きくなり、周期が変化していることがわかります。図2と図3より、偏心ありの場合は240Hzの周波数成分が支配的であるのに対し、偏心なし場合は2160Hzの周波数成分が支配的であることがわかります。これより、コギングトルクの周期がそれぞれ5degと45degになっています。なお、2160Hzの周波数成分はスロットコンビネーションに起因するものであり、240Hzの周波数成分は極数に起因するものであると考えられます。

●回転子に働く電磁力・ティースに働く電磁力
偏心なし、偏心ありの場合に回転子に働く電磁力の偏心方向成分(X方向成分)を図4に、偏心直角方向成分(Y方向成分)を図5に示します。また、偏心した時にギャップ幅がもっとも狭くなるティースに働く電磁力のX方向成分を図6に、Y方向成分を図7に示します。なお、ティースに働く電磁力のX方向成分は、X軸マイナス方向を正としています。
図4と図6より、偏心することによって回転子でもティースでも電磁力のX方向成分が大きくなっていることがわかります。これは、X方向に偏心させているためギャップ幅が狭くなることによって、磁石の極数の影響をより大きく受けるものと考えられます。これがコギングトルクの周期に影響を与えています。
本解析に使用した8極9スロットモータは形状に対象性がないため、偏心なしの場合でも図8に示すように磁束に偏りが生じています。このため、回転子とティースに働く電磁力が相殺されずに図4と図6のように電磁力が発生しています。

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