ヒステリシスモデルを使用したリアクトル損失解析

田淵電機株式会社
技術開発総括本部 機構開発部
上田 幸平

概要

近年、電気製品のインバータ化に伴い、高調波規制に関する要求がさらに厳しくなっている。電源の力率を改善するためには、数十kHz程度で駆動するアクティブなPFC回路を実装する例が増えている。その際、スイッチングによるリップル電流の影響でリアクトルの損失が正しく見積もれない場合があり、発熱量を考慮したリアクトル設計は複雑化している。
JMAG-Designerには、そのようなリップル電流により生じる磁性体内磁束のマイナーループを考慮したヒステリシス損失解析機能があり、煩雑な設定なく高精度な損失解析が可能である。
今回、JMAG-Designerの損失解析機能の性能を評価するために、複数の重畳波形に対し、試作品による実測値とJMAG-Designerモデルによる解析値との比較を行ったので紹介する。

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