大規模解析によるモータ構造の損失検討

東芝インフラシステムズ株式会社
インフラシステム技術開発センター 電機応用パワエレシステム開発部
三須 大輔

概要

モータでは主要な構成部品(鉄心、コイル、磁石、二次導体)の他、鉄心を保持するための鉄心押えや軸受を保持するブラケットなど、周辺の構成部品でも損失が生じる。モータの高効率化には、主要な磁気回路上の損失低減だけでなく、周辺構成部品の損失把握と低減も重要である。一方、周辺構成部品の損失計算では、解析モデルの大規模化により計算負荷が大きくなり、多並列計算が必須となる。
そこで本発表では、多並列計算による大規模解析を用いたモータ構造の損失計算を行い、周辺構成部品の損失を算出。設計で損失を考慮すべき部品の明確化や、実機試験との比較を行ったので報告する。

大規模解析によるモータ構造の損失検討

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