概要
電気自動車はバッテリーを電源としてモータ駆動で走るため、モータ設計にあたっては、バッテリー側で規定されている最大供給電力を無視することはできません。また、電力という限られたリソースをいかに効率的に使うかという電費のよい走行を検討する場合など、電力の上限値に一定の余裕をもたせることもあります。したがって、電力制限によって到達が不可能な領域を正確に特定し、実用的な運転領域を事前に把握することが重要となります。
JMAGは、モータの効率マップ描画時に入力電力や出力電力の制約を与えることが可能です。これにより、電力制約の有無によるNTカーブおよび効率マップの変化を把握することができます。
本事例では、IPMモータを対象に、電力制約を考慮したモード走行時の効率マップと動作点を評価します。

図1 対象モデル
IPMを対象として、モード走行時の効率マップを評価します。
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