最適化

JMAGは最適設計を強力に支援するための様々な機能を提供しています。JMAGの最適化計算機能は、解析、最適化一体化により容易な最適化と要因分析が可能なことが特長で、大量の設計案を効率的に評価できます。また、結果分析/感度解析機能が設計の改良ポイントを提案します。さらに、HEEDS、Optimus、modeFRONTIER、optiSLangといったサードパーティ製最適化エンジンの埋め込みや、ユーザー定義の最適化エンジンも利用できます。

|  パラメータ最適化  |  トポロジー最適化  |

パラメータ最適化

JMAG-Designerの操作感のままに最適化計算を実現!

  • パラメトリック解析設定の延長でそのまま最適計算までを実行
  • 設定するのは、設計変数と目的関数、制約条件、最適化エンジンの選択のみ
  • 設定から結果確認まで3ステップで簡単実行
  • 解分布から最適解のケースと値をその場で確認
  • さらにそのまま解析ケースへ移動
  • 設計変数に対する目的関数の応答曲面、パレートカーブ、相関グラフを直接確認することも可能

応答曲面による結果表示

最適化設計の特徴と環境に合わせた最適化アルゴリズムの選択が可能

  • 二次応答局面法/遺伝的アルゴリズム/多目的遺伝的アルゴリズム/MATLAB大域的探索法
  • 設計空間の単峰性/多峰性の特徴、単目的/多目的に適したアルゴリズムを装備
  • 最適化エンジンとしてMATLABのGlobal Optimization Toolboxが利用可能

遺伝的アルゴリズムによるモータトルク最適化

多目的最適化
トルクリップルを最小化しながら平均トルクを最大化する設計案の探索

相関グラフ
設計変数と目的関数間の相関を確認

最適化計算でのレンジファインダー利用

  • 形状が成立する範囲を探索し成立形状を高速に取得
  • 形状成立が困難なモデルでも成立形状を高速に取得
  • パラメータ最適化のパレートフロントを前進
  • 形状評価ツールを使うことでレンジファインダーの要否を自動的に判断

動画による機能紹介

最適化計算の実行
多目的遺伝的アルゴリズムによる最適化計算
パレート曲線の作成
応答グラフのフィルタリング
形状破綻問題に対するレンジファインダーの利用

形状破綻問題に対するレンジファインダーの利用
多ケース計算結果の効率的な評価方法

多ケース計算結果の効率的な評価方法

トポロジー最適化

  • 既存の設計にとらわれない自由な発想で最適な磁気回路を設計可能!
    • 磁界解析・構造解析に対応
    • 解析手法にはNGnetを利用した進化型on/off法、密度法を搭載

例1:進化型on/off法によるIPMモータの最適化

IPMモータの最適化

例2:密度法による磁気シールドの最適化

磁気シールドの最適化