[JAC278] 6相誘導電動機の効率マップ作成

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概要

誘導電動機の可変速運転技術の進歩により、幅広い運転領域が要求される分野への適用が進んでおり、冗長性の強化を目的として多相設計が採用される場合があります。多相設計には、インバータを2基使用した6相駆動などがあります。広範囲で駆動するモータの特性を把握するためには、モータ設計および制御設計を行う上で効率マップを作成します。
実測や計算機上で効率マップを描くには運転領域内の回転数、負荷各点の結果を取得する必要があります。これより計算が膨大となり、結果の整理にも時間を要します。概念設計においては短時間に効率マップを評価する必要があります。 JMAG-Designerでは、鉄損や非線形磁化特性の影響を考慮して容易に効率マップを得ることができます。
ここでは、概念設計段階での6相誘導電動機の効率マップを作成し、各動作点のすべりや損失を評価しています。

ステータの巻線

効率マップ、すべりマップ

効率マップを図2に、すべりマップを図3に示します。
図2より、効率を把握することができます。
図3より、すべりを把握することができます。各動作点で最大効率となるすべりがわかります。

各動作点の損失割合

低速低負荷時、低速高負荷時、中速低負荷時、中速高負荷時、高速低負荷時それぞれの損失割合を表した円グラフ(パイチャート)を図4に示します。
高速回転時は銅損よりも鉄損が支配的であることがわかります。

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