高効率モーター用磁性材料技術研究組合におけるモータ解析・設計の取り組み

ダイキン工業株式会社
テクノロジー・イノベーションセンター
浅野 能成

概要

高効率モーター用磁性材料技術研究組合においては、高性能な永久磁石の開発と、それを用いたモータの分析・解析・設計技術の研究開発を行っている。目標値は、180℃における最大エネルギー積2倍の永久磁石、および、この磁石を用いたモータにおいて、パワー密度40%向上、損失40%低減の解析による実現である。
今回は、高性能な永久磁石を用いたときのIPMモータの効率マップ評価をはじめ、JMAGを用いたモータの解析についての取り組みについて紹介する。
この成果は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託事業未来開拓研究プログラム「次世代自動車向け高効率モーター用磁性材料技術開発」の結果得られたものです。

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