2重硬化層高周波焼入れ”WIQ®”シミュレーション

高周波熱錬株式会社
研究開発本部 技術開発部
堀野 孝

概要

2重硬化層高周波焼入れ”WIQ®”は、通常の高周波焼入れで生成した深めの硬化層に超急速短時間焼入れを施すことで、鋼部品表面に焼入層と調質層の2重硬化層を形成する熱処理手法である。この手法は焼入前組織の影響を受けることなく、鋼部品表面に均一で微細な焼入組織と大きな圧縮残留応力を得ることができる。今後、熱処理品質の向上や適用部品の拡大を図るためには、熱処理変形や残留応力、硬さ分布を高精度に予測する必要がある。そこで、マルテンサイト組織から焼戻過程を経てオーステナイト組織となる相変態モデルを組み込んだ高周波焼入れシミュレーション・システムを構築することで、2重硬化層高周波焼入後の寸法変化や残留応力、硬さ分布が予測可能であることを紹介する。

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