クラウド活用による誘導加熱解析の高速化

光洋サーモシステム株式会社
商品開発部 商品開発グループ
中田 綾香

概要

自動車やロボットに利用される鉄鋼部品は、必要な強度を得るために表面改質処理が施され、中でもガス浸炭は最も一般的な熱処理である。今後、カーボンニュートラル社会に適合するために、当社ではより環境にやさしい熱処理方法の提案として誘導加熱を用いた「超高速浸炭処理」を開発した。
これまで、JMAGを活用した誘導加熱コイルの設計や熱処理条件の検討について取組み、昨年のユーザー会では「誘導加熱における大規模計算の必要性」について紹介したが、課題として、更なる大型処理品への適用や、解析モデルを拡張した熱処理装置のより広範囲にわたる高精度なシミュレーションに対応する解析環境の構築が挙げられる。
そこで当社では、昨年度より本格的にJMAGにおけるクラウドの活用を進めてきた。本講演では、クラウド活用による高並列計算の実現とその効果について紹介する。

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