誘導加熱中のワークに働く電磁力の解析

日本精工株式会社
生産技術センター 成形技術開発部 熱処理グループ
萩本 豪

概要

CO2排出量削減の観点から、誘導加熱を利用した熱処理(高周波熱処理)が注目されている。この工法は、多くの場合ワークは機械的に把持されているため、ワークに働く電磁力を考慮する必要がない。しかし、より高効率な誘導加熱を目指すと、ワークを完全に把持することが困難な場合が出てくる。例えばワークが摩擦力のみで支えられている場合、電磁力が摩擦力を超えるとワークが移動し始め、誘導加熱に大きな影響を与えることになる。よって設備開発や工法開発時には、ワークに発生する電磁力の大きさと向きを事前に把握しておくことが重要である。今回はJMAGで磁界・熱・構造の3連成解析を行い、誘導加熱中のワークに働く電磁力の解析を試みたので、その結果について報告する。

誘導加熱中のワークに働く電磁力の解析

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