[L-HU-01] 高並列ソルバで回転機の複雑な現象をありのまま解析

概要

JMAGの高並列ソルバは、実用時間内での3次元解析を実現します。
例えば、100万要素のモータモデルを1ステップ1分(1コアで30分)で解く、コイルエンドを含む素線をモデル化した3次元解析を1日(1コアで1ヶ月以上)で解く、というようなレベルで解析を行います。
従来、回転機では2次元解析が多く用いられてきました。これは3次元形状の回転機に対して2次元近似が成立していることが前提となります。回転機の薄型化、高出力化に伴い、2次元の前提が崩れ、3次元解析が必要となる場面が増えています。3次元解析はコストがかかるため検討に限度がありましたが、高並列ソルバを用いることで実用可能となります。3次元モデルで直接計算することで、エンドプレートやカバーの影響、コイル素線内の電流密度分布の偏りなど、複雑な現象を近似に頼ることなく設計案を詳細に検討することが可能です。

図1 漏れ磁束とコイルジュール損失密度

図1 漏れ磁束とコイルジュール損失密度
128並列で約100万要素、181ステップのモデルを1日以内に計算が可能。漏れ磁束がコイルエンドを鎖交することで渦電流が生じる。渦電流損失密度分布を正確に捉えるためにはコイル素線を忠実に再現した3次元モデルを解析する必要がある。

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