[L-OP-238] 最大温度を制約条件とした最適化

概要

モータ設計における熱評価は、製品の寿命や性能に直結するため非常に重要です。特に、磁石の熱減磁やコイルの絶縁破壊は、モータの故障や性能低下を引き起こす原因であり、各部品の平均温度だけでなく最大温度を事前に把握することが求められます。
JMAGは温度上限の要件を満足するように磁気設計と熱設計を同時に行います。また、局所的に高温になる部分(ホットスポット)の温度を高速に評価しますので、最大温度を制約条件とした最適化が可能です。
本事例では、指定部品の最大温度を評価しました。結果として、スプレーオイルが直接噴射されたスロットと届かないスロットの最大温度の温度差を評価することができました。

図1 解析対象
図1 解析対象
図1に解析対象を示します。12スロットを有するSPMモータです。コイルエンドを直接冷やす方法としてハウジングスプレーを採用しました。12スロットのうち4スロットにのみスプレー冷却を適用しています。本事例では、スプレーが直接噴射されるスロットを「Sprayed slots」、届かないスロットを「Unsprayed slots」としています。

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