ファイルを介して各ツールと連携します。
CSV、Nastran、Universalフォーマットなどに対応し、他のメッシュにマッピングします。
近年マルチフィジックスに対するニーズが高まっており、JMAGは他社CAEソフトウェアとの連携を強化しています。
多目的ファイル出力ツールを使用すると、JMAGの結果ファイルから必要な結果データを抽出し、汎用性の高いファイル形式(.nas、.unv、.csv など)やデータ解析ソフトウェアのファイル形式(.szplt)に変換して出力できます。出力されたファイルは、JMAG以外の様々なシミュレーションソフトウェアで利用できます。
単に結果データを出力するだけでなく、複数の結果ファイルから抽出した結果データをマージしたり、平均化や高速フーリエ変換(FFT) などの加工を施したりすることが可能です。
また、CAEソフトウェアの結果データをCSVファイルでJMAGに入力することもでき、入力パラメータ値としてマップすることも可能です。
複数の動作点での結果を一括で出力、CAEソフトウェアに受け渡し
特長
各解析結果から入出力可能な物理量の一例です。詳細はマニュアルをご確認ください。
入出力可能な物理量(一例) | 損失、熱伝達係数、電磁力、応力、ひずみ、変位、速度、温度、加速度、磁束密度、磁化、電流密度、パーミアンス、電界 |
主な出力機能 | 内容 |
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マッピング機能 | JMAGの結果ファイルと異なるメッシュへの出力 |
高性能マッピング(総量保存、要素→要素面変換) | |
2D→3D拡張、フルモデル拡張 | |
フィルタリング機能 | 解析タイプ変換(周波数応答解析結果→過渡応答解析結果等) |
主な入力機能 | 内容 |
---|---|
JMAGへの物理量分布の取り込み | 座標値+物理量のCSVデータの取り込み |
マッピングトレランスの指定 |
動画
関連資料
[1] [JFT022] 多目的ファイル出力ツールによる物理量のファイル出力[2] [JFT083] 多目的ファイル出力ツールのコマンドライン実行による自動化
[3] [JFT157] 多目的ファイル出力ツールによる複数ケースの物理量を一括ファイル出力する方法
[4] [JFT067] 多目的ファイル出力ツールで出力した電磁力のプレビュー表示
[5] [JFT056] NVH用の電磁力出力スクリプトの使用方法
[6] JMAGオープンインタフェースプログラム