株式会社JSOL エンジニアリング本部 電磁場技術部
橋本 洋
概要
高周波誘導加熱解析では被加熱体の表面に渦電流が偏る現象を扱うため、メッシュ分割が細かくなり、解析モデルが大規模になり易い特徴があります。近年のマシンの高性能化に伴い、ようやく解析環境が整ってきました。ところが、いざ解析を行おうとすると、各材料特性や加熱コイルの電流値の測定をするなど事前の準備が発生します。また、解析結果と実験結果の比較をする場面でもどのように評価すればよいかに悩まれる場面が多いと聞いております。そこで、定性評価から定量評価に移られることを想定して、モデリングや評価の流れを提案いたします。
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