モータ損失評価における広帯域対応の重要性 -リンギング損失を考慮した実測と解析-

 

日置電機株式会社
R&D本部 SSユニット デジタルブロック
赤羽 真和
/株式会社JSOL
佐野 広征

概要

MBDが年々進化する一方で、モータ損失評価における解析と実測の「ギャップ」は、開発効率を妨げる大きな課題と して残っています。SiC/GaNインバータを使用したモータ損失評価では、モータは単純な誘導性負荷(L成分)としてだけでは捉えきれず、寄生容量(C成分)の考慮が不可欠です。特に、「モータにおけるリンギング損失」はモータのC 成分とインバータ・モータ間のケーブルL成分による共振現象から生じ、解析モデルで無視されるだけでなく、従来の電気計測でも捉えきれていませんでした。本講演は、単に解析と実測の「ギャップ」を埋めるのではなく、双方を「より確からしい値」へと近づけ、損失評価の絶対精度を向上させることを目的とし、以下の3つのテーマを解説します。

  1. モータ損失評価において考慮すべき成分を理解する:
    高周波領域における損失の考慮がいかに重要か、特にリンギング損失が全体の損失に与える影響を解説します。
  2. モータ損失を正確に実測するための計測器への要件:
    これまで見えなかったリンギング損失を正確に捉えるために計測器に求められる性能と、それによって今後の評価の 「基準となる実測データ」を得るための電力測定ソリューションを紹介します。
  3. 解析モデルの広帯域対応の構想:
    本講演にご参加いただくことで、評価軸の信頼性を高め、解析と実測の双方を改善していくための具体的なアプ ローチをご理解いただけます。これにより、信頼性の高いMBD環境を構築し、手戻りのない効率的な開発と、製品の さらなる高性能化に貢献します。

本講演は、HIOKIとJSOLの共同セッションであり、実測関連の内容をHIOKI、解析関連の内容をJSOLから発表いたします。

モータ損失評価における広帯域対応の重要性 -リンギング損失を考慮した実測と解析-

モータ損失評価における広帯域対応の重要性 -リンギング損失を考慮した実測と解析-

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