[L-MA-185] 仮想試作による機器性能の即時確認

概要

モータは試作しテストすることで、設計の問題点を発見し、量産段階での手戻りを減らすことができます。しかし、試作にはコストと時間がかかります。その問題を解決するのがコンピュータ上でシミュレーションを行い、試作せずに製品設計を行う仮想試作です。
JMAGは実機をそのままモデル化し、本来目に見えない物理現象を可視化することで、試作で得られる以上の情報を即時に確認することができます。本事例では、駆動用モータを対象に弱め界磁や高周波などによって現象が複雑になる高速域の動作点(12,000rpm)において目に見えない損失を確認し、結果としてAC損やケースに発生する漂遊負荷損が想定以上に大きいため対策が必要なことがわかりました。

図1 実機に即した詳細なモデル化

図1 実機に即した詳細なモデル化
磁石の段スキューやコイルエンド、ケース、およびコアの積層鋼板などを忠実に再現しています。積層鋼板間には空隙を設け、コイルとケースには表皮メッシュを生成しています。要素数は330万、電気角1周期のステップ数は438です。

続きを読むには、サインインが必要です
こちらは会員限定コンテンツです。
『JMAGソフトウェア正規ユーザー(有償会員)』または『JMAG WEB MEMBER(無料会員)』でサインインが必要です。

『JMAG WEB MEMBER(無料会員)』へ登録することで、技術資料やそのほかの会員限定コンテンツを無料で閲覧できます。
登録されていない方は「新規会員登録」ボタンをクリックしてください。


新規会員登録 サインイン 


サインイン
新規会員登録(無料) JMAG WEBサイトの認証IDに関して

絞込み検索

  • カテゴリー 一覧

絞込み検索

  • カテゴリー 一覧