[L-SE-117] 不整合メッシュへの対応

概要

有限要素法を用いた解析では、運動領域と静止領域の接続面のメッシュを整合させます。そのためには、ステップ移動量がメッシュ分割の整数倍となるように調整します。例えば、PWMキャリアを考慮した解析では電流波形を捉えるために時間刻みを細かくします。この場合、ステップ移動量が小さくなりますので、メッシュを整合させるための調整が困難でした。
JMAG-Designerは、不整合メッシュを使用した解析ができるようになりました。現在は、拡張スライド機能を使用した場合に、自動で不整合メッシュに対応した計算が行われます。回転機およびリニアモータをサポートしています。

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