[L-SE-59] 高調波損失解析における詳細モデリング

概要

PWMインバータにより駆動するIPMモータでは、キャリア高調波による渦電流損失が起こります。高効率を得るためには、設計時に高調波損失の評価を行うことが重要です。高調波損失を高精度に把握するためには、損失の評価にあたって最適なメッシュを生成する必要があります。JMAGでは、各部品に対して自動で最適なメッシュ分割を行うことが可能です。特にモータのコイルエンド周辺、またはスキューといった複雑な形状に対して、メッシュ生成が可能になっています。
本報告書では、PWM駆動のIPMモータのコイルと磁石に発生する渦電流損失の評価をする際のコイルと磁石を、詳細にモデル化した解析が容易に行えることを紹介します。評価するモデルは、4極24スロットのIPMモータです。ロータには段スキューがあり、キャリア周波数10 kHzのPWMインバータによって駆動するものと仮定しています。

図1 IPMモータの高調波損失解析
図1 IPMモータの高調波損失解析

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