ソニー株式会社 岸田 武夫
概要
医療福祉関係や家庭内での家事支援,さらにエンタテインメント分野などのロボットにおいては、高性能なアクチュエータとそれを上手く制御する技術が益々必要となってきている。
その中でも,将来の人間型ロボットには、人間と同等以上の運動能力を発揮することが期待されるため、各関節に対する要求性能やサイズに合わせた多種多様のアクチュエータが必要になると予想される.本稿では,今後のロボットアクチュエータ開発を支える技術として、電磁界解析と制御回路シミュレータの連携解析に注目し、アクチュエータの動力部であるモータの共通モデルによる解析が,設計ツールとして有効であることを明らかにする。
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