[W-SE-94] 三次元ソリッドモデルの自動メッシュ生成の速度改善

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概要

計算機の目覚ましい性能向上に後押しされ、磁界解析の大規模化が進んでいる。設計開発現場における、大規模解析をより短時間で行いたいというニーズに答えるため、JMAGには高性能並列ソルバが搭載されている。しかし、大規模解析の対象モデルは多数の部品や複雑な形状を含む場合が多く、CADデータからメッシュを生成する工程にかかる時間も増大している。そのため、ソルバの大幅な高速化に伴い、メッシュ生成時間が解析全体におけるボトルネックとなるケースが見受けられるようになってきた。さらに、解析過程において要素サイズの調整等のためにメッシュの切り直しが必要になるケースは非常に多く、メッシュ生成時間の増大はより深刻な問題となる。JMAGは解析全体の時間短縮を図るため、バージョン16.1以降、処理内容の見直しやマルチスレッド並列化により自動メッシュ生成の高速化に取り組んでいる。
本報告書では、バージョン16.1以降の自動メッシュ生成の速度改善についての評価結果を報告する。評価のために、磁界解析の様々なアプリケーションの具体的モデルに対して、バージョン16.0から最新版である18.0までの各バージョンでメッシュ生成時間の計測を行った。特にバージョン16.0でメッシュ生成に非常に時間がかかる事例を中心に取り上げ、バージョンアップによってどの程度改善したのかを評価する。JMAGの自動メッシュ生成機能は、「セミオートメッシュ」と「積み上げメッシュ」の二通りの生成手法を搭載している。そのため、二手法それぞれの場合について速度計測を行った。計測に使用した計算機のスペックは、CPUがIntel® Xeon® E5-2697 v4でメインメモリ容量が64GBである。

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